株式会社 岩瀬運輸機工

岩瀬運輸機工は、超精密重量機器の特殊輸送・搬入・据付業者として
輸送の提案・改善・開発に取り組む国際的物流事業者です。

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管理者ができる、過労運転の防止法 その3


過労運転を防ぐ上で一番重要なのは、ドライバー自身が日常的に健康管理を適切に行なっていくことが求められます。脳卒中や心臓病など、運転中の突然死を招きかねない生活習慣病を予防するためには、食生活、運動習慣、休養、飲酒、喫煙の5つの習慣を改善することが必要です。運転は、長時間座り続けで気の抜けない仕事であるために、心身のリフレッシュのために適度な運動をすることが効果的ですので、休憩や休息の機会を有効に活用して健康を保持しましょう。ドライバー自身の健康状態を把握するために、必ず定期的な健康診断を受けてください。

日常的な健康管理の徹底指導

もちろんドライバーが自ら健康管理を行うことが最重要ですが、運行管理者も、ドライバーが日常的に健康管理を行うように適切な指導を行うことが必要です。前回もお話しいたしましたが、運行管理者は、点呼や健康診断、日頃の雑談や相談の機会まで幅広く活用し、運転者の健康状態の把握に努めることが大切です。さらに、ドライバーの日常的な健康管理についての家族のサポートのあり方などの細かい部分まで含めて、指導を行ってください。

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その他にも、ドライバーの喫煙率は、一般成人と比較すると非常に高いことが報告されています。喫煙は、脳卒中や心臓病などにつながる動脈硬化を進めてしまう原因ともなりえます。ひいては、これらの生活習慣病が運転中の突然死などの重大事故につながる危険性が高まります。事業所全体で、ドライバーの喫煙率を低下させるように取り組みましょう。

外部機関の活用

事業所内での啓蒙活動とは別に、外部機関を取り入れて健康管理を推進することも視野に入れて取り組んでください。労働者が50人以上いる事業所では、産業医を選任して健康管理を徹底することが義務付けられています。産業医とは、各事業所に置いて労働者の健康の保持、増進に努め、衛生管理者とともに職場環境の管理をし、労働と健康の両立を図る職務を担う医師のことです。労働者が50人以下の小規模の事業所では、地域産業保健センターといって小規模事業所の事業者とそこで働く労働者が利用できる施設があります。地域産業保健センターは、産業保健サービスを労働者に提供することを目的に、厚生労働省から郡市区医師会へ委託事業として、全国に347か所設置されており、健康診断の結果に基づいた健康管理や、作業関連の疾患の予防方法、メンタルヘルスに関することなど、医師などが健康の相談に応じています。
もしもドライバーが十分に睡眠をとっていても眠気が取れない場合、SAS、つまり睡眠時無呼吸症候群になっていることも考えられます。管理者がSASについての認識を深めるとともに、国土交通省で取りまとめているSAS対応マニュアルなどを活用して、SASの早期発見、早期治療に向けて取り組みましょう。

ドライバーが相談しやすい職場環境

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事業者や運行管理者は、ドライバーからの相談が受けやすい雰囲気を作りを心がけてください。事業所内に相談しやすい場所を設けるなどの工夫も凝らしましょう。相談を受けたスタッフは、相談内容には真摯かつ誠実な対応を心がけるとともに、相談内容はプライバシーに関わることですので、口外しないことが必要です。
事業者や管理者だけではなく、産業医や衛生管理者などの専門スタッフによるサポートや、外部機関と連携し、精神的ストレスや悩みを相談できる公的機関があることも、事業所内で周知しましょう。相談窓口としては「働く人の悩みホットライン(03-5369-2275)」が、職場、暮らし、家族、将来設計など働く上での様々な悩みに応えています。相談時間は一人1回30分以内、通話料は相談者が負担しますが、相談自体は無料です。全日本運輸産業労働組合連合会でも、労働組合員が気軽に専門のカウンセラーに相談できる窓口を開設しています。家庭問題や職場問題、金銭トラブルや病気などのあらゆる相談を無料で受け付けています。(0120-506-783)

 

引用参考 トラック輸送の過労運転防止対策マニュアル


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