株式会社 岩瀬運輸機工

岩瀬運輸機工は、超精密重量機器の特殊輸送・搬入・据付業者として
輸送の提案・改善・開発に取り組む国際的物流事業者です。

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精密機器を輸送する際に注意するべき6つのポイント


オフィスや工場の移転を始め、拠点の移動や配置換えなどは、企業活動の中では意外にも頻繁に行われるものです。移転にかぎらず、拠点間で設備を移動すること等も考えられます。

オフィスや工場には多くの精密機械が存在します。中には取り扱いのミスによる破損など壊れやすい機材も含まれます。皆さんはそういったデリケートなものを運搬する必要がある場合はどうするのでしょうか。今回は精密機械を運搬する上で、輸送に関する業者選びから注意事項などを細かく見て行きましょう。

 

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運搬する必要がある場合、それが予想以上に重量のあるものであったり、運ぶものが多ければ業者に依頼する必要も出てきます。中には、精密機器輸送を依頼する際に専門業者ではなく一般配送業者に依頼するというお客様もいらっしゃいます。では、一般の配送業者に依頼するメリットとデメリットはどのようなものがある考えてみましょう。

 

輸送費が一般的に安く抑えることが出来る。

一般の配送業者に依頼する大きなメリットとしては、輸送費が比較的格安ということが上げられます。
専門業者の場合、輸送に伴う調査や計画などが綿密になり一般配送と比べるとどうしても費用がかかる為、一般輸送よりも料金がかかります。また、専門業者の場合は土日祝日の作業を割増にしているところが多いので高額になりがちです。
その点、一般配送は割増価格にならない場合が多く、比較すると安価となります。その為、価格面のみを重視すれば一般配送にメリットがあります。ではデメリットはどうでしょうか。

 

専門設備がないなどの原因で、破損のリスクが高くなる
万が一破損などのトラブルの場合に対応ができない場合がある

デメリットとしては、専門業者よりも経験が少ない・知識が乏しい・調査を行わない場合がある・保証がない場合がある・トラックがエアサスではないなど様々あります。精密機器の為、振動や衝撃に弱く、一般配送で輸送した場合に壊れてしまう可能性が高くなります。一般配送では価格に見合ったリスクがある為、破損した場合の想定を入念に立てておくとよいでしょう。高額になる機器の場合は、事前に保険をかけておくか、一般業者の保証内容をしっかりと把握することをおすすめします。
また、一般配送業者のトラックは専門業者のようにエアサストラックではなく、通常のリーフサスペンションの場合がほとんどです。エアサスと比べると輸送物に加わる振動は大きいので、振動に弱い機器の配送には細心の注意を払いましょう。
このように運送費だけに特化してコストを引き下げるために、一般配送業者に精密機器輸送を依頼して万が一破損などがあった場合に、最終的にコストが多く発生してしまうなどのケースも考えられます。前述のメリットもデメリットを十分考慮した上で、将来的な部分まで考えて依頼することをおすすめします。

それでは、精密機器を輸送する上での注意点を見て行きましょう。

 

1.絶対にあってはならない「機器の破損」

精密機器を輸送する際にあってはならないこととして機器の破損があります。精密機器はとてもデリケートな為、通常のトラックで輸送すると、その振動に耐えられず破損してしまったり不具合が生じてしまいます。そこで、専門業者はエアサストラックを使用し振動を抑え安全に運ぶようにしています。梱包も入念に行い、機器が破損しないよう細心の注意を払い搬出・搬入を行いますので、破損という事態にはあまりなりませんが、万が一のことがあります。
例えば、自然災害による被害や突発的な事故などの事態も考慮する必要があります。また、経験豊富なスタッフが輸送していますが、人為的にも誤りがないとはいいきれません。このように万が一にも輸送機器が破損してしまった場合は、機器にもよりますが高額の損害となってしまいます。
その場合には、通常、専門業者では貨物保険(運送業者貨物賠償責任保険)を完備していますので安心できますが、保険内容に関しては業者により異なります。
大まかに、種類はオール・リスク条件の補償タイプと特定の危険による損害を補償する特定危険補償タイプがあります。

特定危険補償条件というのは、以下のものがあげられます。

 

パソコンなどの場合は、ソフト面の保証にも注意が必要

精密機器の場合、基本的に機器本体については保障されますが、ソフト面は保障されないことが多いです。つまり、パソコンの輸送中にトラブルではパソコン本体だけの保障はできてもで内部のデータトラブルについては保障されません。ソフトウェア以外にも一般的に以下のものは範囲外になるケースがあるので合わせて注意が必要です。

人や物に対して保険金が支払われますが、荷造りの不完全や故意による破損の他、渋滞や作業遅れによる損害は対象外です。但し、保険の範囲がどこまでなのか、詳細は依頼する業者に確認する事をオススメします。

 

2.搬入元に傷が残る

精密機器輸送業者に依頼すると、現地調査を行い安全に搬入・搬出する為の計画を立案します。この計画の際に養生を行う箇所などの詳細も決められます。

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養生は機器または搬入・搬出元を傷つけない為にも入念に行わなければなりません。大まかではありますが、主に以下をポイントに養生を行う計画を立てます。

主に上記のポイントを中心に搬出・搬入経路に養生を行います。さらに壁の角などの接触しやすい箇所には厚いクッション材をあてるなど、万全の体制で搬出・搬入を行っていきます。

 

トラブルを回避するためにも、依頼主様側でも立会がおすすめ

このように精密機器輸送業者は、トラブルが発生しないよう念を入れて輸送作業を行いますが、万が一ということもあります。例えば、「搬入元に機器をぶつけてしまい痕が残ってしまった」「機器を落とし、破損してしまった」などということです。
このような場合も想定して、依頼主側でも作業の立会いをすることをおすすめします。キズ痕が残ってしまった場合など、それが作業によるものなのか、元々のキズなのかはっきりさせる必要があるからです。
もしも業者側の作業による過失の場合は、補償制度がありますので、修繕する費用をまかなうことができます。搬入時のキズなのか元々あったキズなのかは、後々のトラブルにもなりますので搬入日のうちにはっきりさせておきましょう。

 

3.こんなはすではなかった?!予想外の出費

運送業者の『チャーター料金制』があるでしょうか。最近輸送や運搬に関して非常によく耳にする言葉になってきています。一見、安価で便利なようですが、全ての輸送にあてはまるわけではありません。運搬する品物が小さく、軽く、数量も少なく、輸送距離も短ければ、チャーター料金制のほうが経済的かもしれませんが、精密機器輸送の場合は逆に割高、もっと言えば、予定外の出費になりかねません。

 

事前準備に時間がかかる精密機器輸送では、チャーター便に余計な費用がかかりがち

それはチャーター料金制が、作業時間・距離・作業員の人数・車両費などをこと細かく設定した上で、順に加算する仕組みとなっている場合がほとんどだからです。ご存知の通り精密機器輸送は、他の運搬と異なり、梱包や移動、設置に膨大な時間がかかりますから、このシステムではかなりのコスト高になることが予想されるのです。

 

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また、パソコンの入れ替え時に生じる旧パソコンの処分やその他大量に発生する不要品処分対策は常に問題になります。リサイクルの観点からも企業の不要品処分に対する姿勢が問われる昨今、安心して廃棄処分を任せられる業者のニーズは高まるばかりですが、ここで注意したいのが産業廃棄処分サービスを謳いながら、産廃業者と提携している場合と自社内に廃棄センター等を抱えている場合です。当然、自社内に施設を有する業者のほうが安価で安心なのは言うまでもありません。

 

見積書の小さな文字には細心の注意を

見積書をよく見ればわかることですが、小さな文字には要注意です。特に※印がついた小文字こそしっかりと把握する必要があります。もし、『不要品処分は別途請求』という文言があれば、担当者に確認しましょう。
見積もり段階なので、細かい点に注意し予定外の出費を無くしていくように心がけましょう。

 

4.一時的に保管する必要がある場合の「倉庫の手配」

意外にも、この「倉庫の手配」は準備の段階で漏れがちになるので、注意が必要です。
特に輸送してもらう業者と倉庫を管理する業者が異なる場合は、必ずと言っても良いほど準備としてはかかせません。

 

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手配をしっかりとしておかなかった為に、精密機器を搬出する日と搬入の日に食い違いが出てきてしまうということもよくあります。日程の調整が上手くいかなければ、輸送日程をずらす必要性も出てきます。予定を変更することで各々に多大な迷惑がかかってしまいますので倉庫手配には注意するとよいでしょう。

 

場合によっては、予想外の時間ロスや出費を招く

また、このような失敗をしない為にも、一時的に精密機器を保管する場所を確保しておくことが必要になります。
精密機器は、取扱いが難しいものなので、急遽一時的に保管する場所を探すとなると、時間のロスや思いがけない費用がかかる場合もあるからです。輸送と保管を別の業者に頼むときには、事前に搬出と搬入の日をしっかり両方の業者に確認しておきましょう。
精密機器輸送業者は、倉庫の管理も行っている業者が多いので、輸送と保管を同じ業者に依頼すると上記のような心配がありません。同じ業者に任せると精密機器の輸送と保管を一元管理する為、搬出する日と搬入の日に相違がなく安心です。
業者に精密機器の輸送を依頼する際には事前に機器の保管まで希望している旨を伝えておきましょう。
事前に伝えておかなければ、後々になり倉庫に空きがなく保管ができないという事態になることも考えられます。前もって保管場所も考慮にいれ、入念に輸送計画をたてることが大切です。

 

5.事前チェック漏れによる搬入箇所のトラブル

精密機器輸送にあたっては、注意しなければならない点がいくつかあります。
注意事項を怠ってしまうと、多くの人に迷惑をかけてしまうため、細心の注意を払い業務にあたる必要があります。
その他にも失敗例としては、特に精密機器輸送の業務に関する独特なものとして挙げるとすれば、搬入箇所の問題や、高さ制限の問題についてです。
精密機械に限ったことではありませんが、運搬に際してはある程度輸送する際の高さについて、制限なども含めて把握をしておかなければなりません。
ましてや、精密機械となると何重にも梱包をする必要があるので、機器ばかりではなく梱包材類を含むトータルの高さを考慮した輸送計画が必要です。高さの把握を怠ってしまうと、搬入先の高さ制限がある場所において、厳重に精密機器を梱包した状態では、通ることができないということがでてきます。通ることができなければ、別のルートで通さなければならなくなります。その為、納品が遅れてしまうばかりか、段取り不足から結果的に、それらに関わる多くの人や組織に迷惑をかけることになりかねません。
また、搬入箇所についても、高さや大きさが合わなかったりすると、思った以上に手間取ってしまうことがあります。
高さや大きさの問題については細心の注意を払い、輸送の段取りを組む必要があるでしょう。
事前に高さや大きさの問題に細かく注意を払い、現地調査やルートを確認し段取りを組むことができる業者を選定することが重要です。

 

6.納期の遅れ

最後に納期です。輸送にとって、「機会が破損しない」「安全に輸送する」、そして最後に「納期がしっかり守られる」ことが大原則です。
精密機器の輸送は、機器にもしものことがないように最新の注意が払われるため、通常の資材以上に慎重になります。
しかし、慎重になりすぎて、輸送に時間がかかり過ぎてしまうと、納期に間に合わなくなってしまう事も考えられますので、バランスが非常に重要なのです。

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また、急ぎの場合については、輸送する際のルートや交通渋滞なども考慮する必要があります。
仕事は丁寧で、安全に精密機器を輸送してくれるが、時間に遅れてしまう業者は信頼できる業者とは言ないのです。

 

常に余裕を持った充分な時間の確保を心がける

依頼主の皆様にとっても、輸送業者に依頼をするときには、ある程度納品期間に余裕を持って依頼をすることをおすすめします。
期間に余裕がなく、緊急を要する依頼となる場合は、その分だけ安全性を失うというリスクをしっかりと認識するべきです。
また、実際に輸送をする作業チームの人達も、そして運転するドライバーも人間です。どれだけ綿密に計画を立てていても思わぬ事態というのがゼロになるとは言い切れません。その為に時間配分に余裕をもつことも大切です。気持ちに余裕を持つことで焦らず安全運転かつ丁寧に輸送することが可能になるのです。

 

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交通渋滞など、どうしても納期に間に合わないような状況に、万が一なることも考えられます。そのような状況になったらどうすべきか、ということも事前に打ち合わせをしておくことも大切です。
輸送の途中には、道路状況や事故など想定できないことが起こる場合もあります。
どのような状況でも柔軟に対応できるようにしておくことが安心に繋がります。


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