株式会社 岩瀬運輸機工

岩瀬運輸機工は、超精密重量機器の特殊輸送・搬入・据付業者として
輸送の提案・改善・開発に取り組む国際的物流事業者です。

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重量物輸送における踏切走行時の事故防止対策


踏切事故は、ドライバーの死傷に直結するだけでなく、列車の脱線を引き起こして多数の乗客が死傷する可能性がある、大変危険な重大事故です。踏切内で脱輪してしまい、踏切先のスペースと自車の寸法認識の甘さにより、踏切内に閉じ込められる事故が発生しています。踏切走行時は、段差などによるエンストや脱輪の可能性が大きく、特に冬は、スリップ事故に特段の注意が必要です。

踏切走行時の事故を防ぐポイント

重量物輸送用の基準緩和車両は、特車許可経路の走行を厳守してください。許可経路から逸脱した踏切を走行してはいけません。路線の手前では必ず一時停止し、窓を開けて自分の目と耳で左右の安全を確認し、少し中央寄りを意識して走行します。重量物輸送用の車両は長く重たい車両であることを十分に認識し、踏切先のスペースを確認しながら通行しましょう。エンストを防止するため変速せずに、対向車や歩行者に注意し、脱輪しないように走行します。警報機が鳴り始めたら、遮断機が降りていない場合でも路線の手前で停止してください。

万が一踏切で立ち往生した時の措置

十分に気をつけて走行していても、踏切内で立ち往生してしまった時は迅速に正しい措置を行う必要があります。警報機のある踏切では、警報機に取り付けられてある押しボタン式の非常ボタンを、戻らなくなるまで強く押します。踏切支障報知装置(非常ボタン)の側面ランプの点灯後、直ちに最寄駅、警察に連絡します。非常ボタンのない踏切では、発煙筒を使用して列車の来る方向に走りながら合図します。列車の来る方向が不明な時は、周囲の応援を要請して列車に緊急通報の合図を行います。列車が近づいてきて踏切から離れる時には、列車の進行方向に進まないようにしてください。発煙筒は、昼間でも600m以上の距離で確認できる赤い炎を5分間以上燃焼します。大雨の時でも、発煙筒の筒を斜めに立てておくと燃焼します。JIS規格では有効期限は4年間です。発煙筒は、手に持つこと、地上に立てることも横にすることも可能です。火器に近づけるのは危険です。可燃物の側で使用しないようにしましょう。点火時には、筒先を顔や手に向けてはいけません。

後退時の事故

重量物輸送の車両は死角が多く、後退時の重大災害や接触事故が発生しやすい車両です。積み込み、取り卸ろしの現場の中には、狭くて混雑した場所や、公道での後退作業が発生することがあります。このような交通状況の中では、焦りが生じる場面も生じますが、プロのドライバーとして安全を最優先させ、後退時の事故は起こしてはなりません。どのような事故も、企業やドライバーの評価を落とすだけでなく、重大事故に直結することを忘れてはいけません。

後退時の事故を防ぐポイント

後退作業中に事故が多発しています。安全を期するために一旦車両から降り、目と足でコースの目標を確認します。バック運転の操作は慎重に最徐行で実施します。バックアイカメラは左右の死角があり、補助機能として利用するようにし、確認はドライバー自身が行いましょう。誘導者(無資格者を含む)がいる場合でも、ドライバーが責任を持って誘導者を過信せずに、運転操作を行いましょう。新規で納入する工場や新たな工事現場内で不安を感じる時は、必ず実測して確認しましょう。計測用巻尺は常時携帯して置くようにしてください。万が一後退作業が困難であると判断した場合は、事務所管理者と連絡し、指示を受けてください。

 

引用参照 鋼材等重量物輸送に携わるプロ運転者・管理者用ガイドブック 改訂版


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