株式会社 岩瀬運輸機工

岩瀬運輸機工は、超精密重量機器の特殊輸送・搬入・据付業者として
輸送の提案・改善・開発に取り組む国際的物流事業者です。

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トラック・トレーラ走行中の注意


トラックやトレーラを運転する際には、安全に走行することが大切です。

とくに、積荷がある時は、内部で荷物が動いてしまう危険性も考えなければなりません。

トラックやトレーラの中で積荷が動けば、ドライバー自身にまでも危険が及ぶのです。

 

過大なハンドル操作を避ける

トラックの運転中、ハンドルを切る場合、そのときの走行速度、道路の状態、貨物の積載状態などの条件の変化により、ハンドルの切り方によっては、事故の原因となるので注意が必要です。

 

走行中に過大にハンドルを切ると、積荷は自動車が曲がろうとする方向とは反対の方向に飛び出そうとします。

自動車の速度が速くなればなるほど、また、ハンドルの切り角が大きくなればなるほど積荷の飛び出そうとする力(=質量×加速度)は大きくなるのです。

車速によってハンドルの切り角に限界があるので、車速が速くなるほど切り角を少なくするなど、十分気をつけましょう。

とくに車種を乗り換えた場合には注意が必要です。

 

空車、積車状態によって、過大にハンドルを切ったとき異常走行することがあるので、道路、積荷に応じた速度で走行しましょう。

荷の重心が荷台後方になればなるほど条件が悪くなるので慎重なハンドル操作を必要となります。

 

車線を変更するに当たっては、後続車や側方車、対向車などの状況をよく確認して過大なハンドルを切ってはいけません。

とくに高速走行中は、過大にハンドルの切り返しをしないようにしましょう。

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急ブレ−キをかけないようにする

積荷を積載し、急ブレーキをかけると、積荷はそのまま前の方に移動しようとします。

その結果、積付け・固縛が不良の場合は、荷崩れを起こし、運転席をつぶしたり、積荷を落下させたりすることがあります。

 

ハンドルを切りながら急ブレーキをかけた場合

車種が小型になるほど不安定となります。

同じハンドル切り角であっても、空車の方が回転半径は大きくなり易いのです。

車線を変更する際は、後続車や側方車、対向車などの状況を十分に確認し、みだりに急ブレ−キをかけるような運転はしないようにしましょう。

 

空車時、濡れた路面でハンドルを切りながら急ブレーキをかける場合

雨などの降り始めは、とくに摩擦抵抗が低下しスピンし易いので、急ブレーキをかけると危険です。

車種が小型になるほどスピンし易いです。

標準積載の場合はスピンしにくいが、旋回しきれず回転半径が過大になることがあります。

とくに4トン以上のトラックは空車走行時に急ブレ−キをかけると後輪がロックし易く、路面との接触を断続的に失うため、それだけ制動距離が長くなります。

 

走行途中で固縛状態を必ず点検する。

走行中、道路の状況、運転操作などにより積荷は常に移動するので固縛ロ−プや当て物等がゆるむことがあります。

このため荷崩れを起こしたり、落下事故を発生させたりするので、十分注意しましょう。

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注意事項

 

高速道路走行での注意事項

荷台の前部に隙間をつくってはいけません。

荷台前部にシートやロープ、当て板などの用具を無造作に置いて積荷すると、急ブレーキをかけた場合、積荷は慣性に押されてキャビンの方に崩れてきます。

 

 

ハンドル操作ひとつでたくさんの危険から、周囲の人々や自身を含め、身の安全を守ることができるのです。

積荷が多いとき少ないとき問わず、更なる安全運転を心がけましょう。

 

引用参考 安全輸送のための積付け・固縛方法


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