アースデーと交通・自動車環境


 
皆様は「アースデー」に 何かされていますか?
 
本日4月22日は「アースデイ(Earth Day)
地球や環境のことを考え、美しい自然環境に感謝する1日とされています。
 
1970年、まだ環境問題について声を上げる政治家もいない頃
アメリカのネルソン上院議員が「環境問題についての討論集会」の開催を呼びかけ、
4月22日開かれたその集会にて「4月22日を地球の日(アースデイ)とすること」としました。
 
その集会は史上最大のイベントとされ
2000万人ものアメリカ市民が参加したと言われています。
 
ニューヨークでは10万人以上が セントラルパークのエコロジーフェアに来場したほか、
国会は異例の休会とされ、国会議員自らも環境関連の会合に参加したり演説を行ったりしたと言います。
公共放送、3大テレビネットワークでは
全米各地のイベントを実況中継したり、
多くの全国紙や地方紙も環境問題を特集しました。
 
以降、地球の環境保護への支援を示すための毎年恒例のイベントとなり
現在では世界193カ国以上で10億人以上の人が幅広い種類のイベント等に参加していると言います。
 
地球環境の問題点というと
地球温暖化 、気候変動、森林破壊、酸性雨、砂漠化、
大気汚染、海洋汚染、土壌汚染等々
様々な問題が山積しています。
 
幅広い問題だけに それに関わる企業も
例年イベントや啓発活動に携わることが活発になっています。
 

●日本でのアースデー

 
日本でも各地で様々な企業やグループによる
アースデーイベントが開催されています。
 
シンポジウムセミナー、
ライブコンサート、記念植樹、ごみ拾い、フリーマーケット等の他
オンラインや配信といったでの参加方法もあり
コロナ禍でも参加できる取り組みも進んでいます。
 
今週末にも各所でイベントが開かれていますので
検索してみてはいかがでしょうか
 
日本最大級のイベント

「アースデー東京2022」のWEBはこちら

https://earthday-tokyo.org/earthday2022/
 
 

 

●自動車・交通関連のアースデー

 
日本の銀座等で歩行者天国がスタートしたのも
ニューヨークのアースデーがきっかけだったとも言われています。
 
1970年の集会の日に 排ガスに汚されていない空を取り戻そうと
ニューヨークの五番街で自動車を一斉に締め出しました。
 
その活動をきっかけに

同年8月に東京の銀座、新宿、池袋、浅草の4大繁華街の目抜き通りで
車道が歩行者に解放される試みがされました。
銀座では普段の日曜日の10倍にあたる23万人が訪れたとされています。
 
この頃の日本では 急激な自動車の普及に
車道と歩道の分離などの安全対策が追い付かず
また交通安全の意識も高くなかったことから交通事故死が大変多い時代背景がありました。
 
そして歩行者天国が実施された道路は、
道路の一酸化炭素や騒音が激減し、環境に良いことが実証され、
成功を収めたことが大きな話題となったことから、全国の都市へと広まっていきました。
 

 
毎年 自動車メーカーもこのアースデーに
環境に配慮した新車を発表するといった傾向も見られます。
 
今年はフィアットが
環境にも配慮したリサイクル素材を使ったシートを開発し、
そして
女性がもっと活躍できる社会づくりに貢献したいと考えから
女性が乗りやすい車を発表したり、
サステナブルなカーライフを提案しています。
 
また 昨年のアースデーには
アメリカの電気自動車メーカーテスラ社のCEOが
1億ドルの賞金を拠出して
大気や海水中から二酸化炭素を回収する技術開発を競うコンテストの詳細を発表し
4年間かけて参加団体がCO2回収の技術を競うことを働きかけたことも話題になりました。
 

 
少しでも地球や環境について思いを馳せ、
それぞれのライフスタイルに合わせて実施できる
ちょっとしたエコ行動を起こすきっかけとして、アースデイを利用してみてはいかがでしょうか

 
 

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シニア世代のための交通安全と免許証返納の目安


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4月15日。今日はヘリコプターの日です。

 

1986年に全日本航空事業連合会が、ヘリコプターの利用促進PRのため、4月15日をヘリコプターの日と制定しました。
ヘリコプターの原理を考案したのは芸術家であり科学者のレオナルド・ダ・ヴィンチの誕生日であることが由来しています。

 

15世紀ですでに現在のヘリコプターの原型となる図案が描かれていたとは驚きですね。
まさに「天才」です。

 

そんなヘリコプターは飛行機と違って着陸時に滑走路を使わず低空で飛行できるため、災害時に物資を運ぶ手段として、報道取材として、ドクターヘリとしてなど幅広い用途で利用されています。

 

 

地方では医療過疎が深刻化、身近なところに医療機関がない山間部や離島で活躍しています。また大規模災害時の活動も重要な任務の一つです。医師が患者の元に行くため、いち早く治療を開始できることが大きなメリットです。

 

しかしドクターヘリは私たちから直接要請することはできません。119番通報が消防本部指令室に入ると、通報内容(キーワード)から必要性を判断しドクターヘリの出動を基地病院に要請します。
ドクターヘリは全国47道府県に配備されています。
救急医療に必要な医療機器や医薬品を搭載したヘリコプター、医療の地域格差をなくすため活躍の幅を広げそうです。
(京都府は関西広域連合に属しますが、府内に基地病院はありません)(東京では多摩地域で運行)

 

 

今回はシニア世代のための交通安全と免許証返納の目安について見ていきます。

 

<運転免許の自主返納>

高齢者、シニア世代による交通事故が増えていることから運転免許の自主返納について注目が集まっています。高齢ドライバーの事故原因の多くは脇見をしていたり、考えごとをしていたことによる「発見の遅れ」となっています。

 

運転免許が不要になった、または加齢に伴う身体機能の低下等のため運転に不安を感じるようになった高齢ドライバーの方は、自主的に運転免許証を返納することおすすめします。

 

警視庁によると2021年は51万7040人が運転免許証を自主返納。2020年に比べると約3万人減少しています。長らく全国的に新型コロナによる緊急事態宣言やまん延措置等重点措置が発令されていたこともあり、外出自粛する高齢者が増え免許返納が減少したと見られています。

 

運転免許を返納した方は、「運転経歴証明書」を申請することができます。こちらは、公的な本人確認の書類として使用できます。運転に自信がなくなったり、不安を感じるようになったら免許の返納を考えてみましょう。

 

 

<加齢に伴う身体機能の低下>

長年安全運転を続けてきた方でも年齢を重ねるにつれ注意力や認知機能は低下します。こうした身体機能が低下すると、信号機を見落とす、ブレーキとアクセルを間違える、高速道路を逆走してしまうなど運転に影響を与えます。

 

そのため運転免許証の更新期間が満了する日の年齢が75歳以上のドライバーは、高齢者講習の前に認知機能検査を受けなければなりません。

 

検査項目は時間の見当識、手がかり再生、時計描写の3つです。
検査結果で認知症が疑われれば、医師の診断が義務付けられることがあります。

 

 

<東京の交通事故マップ>

運転時に特に注意が必要な危険地帯をご存じですか?
交通事故多発地域を知ることで事故を未然に防ぐことができます。警視庁では交通事故発生マップ、死亡事故発生マップを公開中。加害者にも被害者にもならないために事故に関する情報を役立てましょう。

 

交通事故発生マップ | トップ (wagmap.jp)

 

 


 

<まとめ>

警視庁交通部特設サイトTOKYO SAFETY ACTION では、高齢ドライバーのための交通安全判断力ゲームが6つ用意されています。反射神経、瞬発力、判断力、動体視力、記憶力、まちがいさがしをゲーム感覚で確認することができます。自分はまだ大丈夫だと思っている方も一度試してみてはいかがでしょうか?

交通安全判断力ゲーム | シニアのための交通安全 | 警視庁公認 交通安全情報サイト TOKYO SAFETY ACTION

 

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春の交通安全運動とタイヤの日


 
4月も中盤に差し掛かろうとしておりますが
新入生、新社会人の方々は まだまだ慣れない環境での新生活を送られているかと思います。
 
4月以降 飲酒の機会が増えたり
歩行中の児童や自転車事故も増加するこの時期に
例年「春の全国交通安全運動」が実施されています。
 

●春の交通安全運動●

 
2022年度の春の交通安全運動の期間は
 
2022年4月6日(水)~4月15日(金)の10日間
 
広く国民に交通安全思想の普及・浸透を図り,
交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣付けるとともに,
国民自身による道路交通環境の改善に向けた取組を推進することにより,
交通事故防止の徹底を図ることを目的としており、
全国の運動重点として下記の3点を掲げています。

1. 子供を始めとする歩行者の安全確保
2. 歩行者保護や飲酒運転根絶等の安全運転意識の向上
3. 自転車の交通ルール遵守の徹底と安全確保

 

 
内閣府や警察庁等の各省庁、市区町村、独立行政法人等とともに
全日本トラック協会も主催者として参加しています。
 
また自動車関連連合会、道路や建設・運輸関連、
福祉・教育関連団体やマスメディア等幅広い分野の154団体や企業
が協賛として参加しており
自動車を運転する人にだけでなく
国民ひとりひとりに向けた国民運動とも言えるでしょう。
 

●タイヤの日●

 
この「春の交通安全運動」の実施期間中には
「交通事故0を目指す日」も設けられています。
 
4月10日の「交通事故0を目指す日」にも
交通安全への意識を高め、交通ルールやマナーの啓発活動や情報提供のイベント等が行われます。
 
また その他にも 交通安全の啓発活動の一環として
2000年に日本自動車タイヤ協会、
全国自動車タイヤ販売店協会連合会及び
 
全国タイヤ商工協同組合連合会
の3団体が創設した「タイヤの日」があります。
 
それが 本日4月8日の「タイヤの日」です。
 
「8」という数字が タイヤをイメージさせることからだそうです。
 
一般のドライバーにタイヤへの関心を喚起し、
タイヤの正しい使用方法を啓発することにより、交通安全に寄与することを目的として
毎年様々な広報活動やイベントを開催しています。
 
今年は 新型コロナの感染防止対策の徹底による影響で中止になりましたが
例年4月8日や前後に
全国の高速道路のパーキングエリアやサービスエリアなど10か所ほどで無料タイヤ点検を実施し
その結果が日本自動車タイヤ協会から公表されていました。
 
2009年には 356台の点検が行われ、
不良率は 半数近い46.6%という結果でした。
 
うち空気圧不適正が44.7%、偏摩耗が3.9%、タイヤ溝不足が2.2%とのことでした。
 

 

●タイヤの点検●

 

〈空気圧〉

 
タイヤのパンクはもちろんタイヤのトラブルの原因は
「空気圧の不足」によるものがほとんどと言われています。
 
空気圧が不足したタイヤを使用したままでいると・・・・・
 

・転がり抵抗が増えて、燃費が悪化します。
・タイヤの偏摩耗(片減り摩耗、肩落ち摩耗)が生じます。
・タイヤ寿命、摩耗ライフが悪化します。
・タイヤが柔らかくなると操縦安定性が低下します。
ハイドロプレーニングや

 スタンディングウェーブが発生する可能性が

 大きくなります。
・ホイールからタイヤビート部が外れやすくなります。
・発熱によりサイド部のコード切れや、

 トレッドセパレーションが発生しやすくなります。

 
本来 月に一度は空気圧も点検が必要とされていますが、
タイヤの日の無料点検データでも見えてきたように
実際は 車検の際や修理業者に依頼するときぐらいで
自分では点検しないという方も少なくなさそうです。
 
ガソリンスタンドでも気軽に空気圧の補充ができますので
スペアタイヤも含め
頻繁なメンテナンスをしておきましょう。
 

〈溝〉

 
タイヤの溝は 走行距離が約5000Kmで1mm減ると言われています。
 
新品のタイヤの溝は 約8mm
摩耗してスリップサインが見えるタイヤの溝は 1.6mm
 
単純計算で 約32000kmの走行でスリップサインが出てくるということになります。
 

ちなみに
スリップサインが出ているタイヤを装着していると
整備不良車両となり、制動装置等の整備不良として
交通違反で 2点の加点+6,000円〜12,000円の反則金が科せられます。

しかし 30000Kmも走行していないから大丈夫ではありません。
 
これからの時期の夏タイヤは 残りの溝が4mmで寿命と言われ
冬タイヤは5mmとさらに安全性能をキープする摩耗の深さが違ってきます。
 

 

さらに ゴムの劣化が進むと安全面の性能が保証されないため
5年以上経過したタイヤは販売店等で点検を受けましょう。
 
この「タイヤの日」を機会に
空気圧や溝の点検をされてみてはいかがでしょうか

 

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令和4年度 入社式


4月1日、令和4年度入社式が行われました。
今年は11名の新入社員を迎えました。
式では社長より辞令が交付され、新入社員は意気込みを各自述べました。

 

 

 

新しい仲間を迎えることができてとても嬉しく思います。
若いパワーで新たな時代を切り開いて行くことを期待しています。

 

 

式は感染対策を徹底し、役員と新入社員全員が出席して行われました。写真撮影時のみマスクを外しています。

値上げラッシュの春


目次


今日から4月。新生活や新学期など年度の始まる季節です。

4月から暮らしに関わることがいくつか変わります。

 

<生活の変化>

まずは成人年齢の引き下げ
改正民法の施行により成人年齢が20歳から18歳に引き下げられます。約140年ぶりに成年の定義が見直されます。これにより18歳から親の同意なしに携帯電話や賃貸住宅、ローン、クレジットカードなどが契約できるようになります。自分の意思で決められることが増えます。しかしこれまで通り、飲酒・喫煙、競馬などの公営競技は20歳にならないとできません。

 

次に年金制度
年金受取開始年齢が75歳まで繰り延べ可能になります。

繰り延べた期間に応じて受給額が増えます。人生100年時代を見据え、働く高齢者が増えています。政府は高齢者の勤労意欲の向上や経済基盤の拡充のため、年金制度を見直します。

 

そして値上げラッシュ
4月1日から食品や暮らしに欠かせないものが続々と値上がりします。

 

一部ですがこのようなモノがあります。

 

トイレットペーパー(日本製紙クレシア)…10%以上
紙おむつ(花王)…10%
蛍光灯(パナソニック)…約30%
ケチャップ(カゴメ)…3~9%
チルド類(東洋水産)…6~13%
食用油(日清オイリオ)…1キロあたり40円以上
輸入小麦(政府売り渡し価格)…平均17.3%

 

など生活に欠かせないものがたくさんあります。

1つあたり数十円の値上げとはいえど、塵も積もれば山となる。全体で考えると家計への痛手に頭を悩ませます。まん延防止措置が解除され客が戻り始めている飲食店においては死活問題にもなりうる厳しい状況です。

 

<値上げの背景>

値上げの背景には様々な要因がありますが、主な理由としては、気候変動、原油の高騰、ロシア・ウクライナ情勢の悪化が挙げられます。特に影響が大きいのは原油の高騰です。

 

世界的に需要に供給が追い付いていません。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、原油価格が急落。これによりOPEC諸国(石油輸出国機構)は原油価格を安定させるため、一日あたり1000万バレルを超える減産を続けました。この結果、原油価格が値上がりし続けています。OPEC諸国が増産を判断しない限り値上げを止めることは難しいと見られますが、原油輸出国第2位であるロシアとの協調関係を重視し大幅増産を見送っています。

 

原油価格の上昇により、運送のために使われるトラック、船や飛行機など運送コストが増加。これにより食材や生活用品の多くが値上がりしました。

 

 

<物流関連の値上げ>

値上げラッシュは物流業界、運搬業界にも影響を与えます。

 

原油などの燃料は運搬やものづくりに欠かせません。運送コストが上昇し続けています。

 

またタイヤを製作するのに必要な原材料は、主に天然ゴムや石油化学系の材料です。天然ガスや石油はロシア・ウクライナ地方が主な産地であることから、これまでの価格で手に入れることが難しくなってしまいました。

 

希少資源の調達に影響も。半導体生産工程に必要なネオンやパラジウムの主要産地はウクライナとロシアです。半導体が不足すると、自動車や家電などの生産に影響が出ます。

 

またこの問題の背景には、深刻なトラックドライバー不足があります。急増する需要に供給が追いつきません。コロナ禍で需要が高まったECビジネスにより、貨物が増加。
配送業務の複雑化でドライバーへの負担が大きくなるばかりです。トラックドライバーは長時間労働や体力的負担が大きいイメージが強く、業界では労働力確保に悩まされています。

 


 

<まとめ>

値上げは私たちの家計や生活に大きな影響を与えます。
値上げラッシュはいつまで続くのでしょうか。

節約・節電し、長期化する原油不足や値上げラッシュに備えたいものです。

 

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