株式会社 岩瀬運輸機工

岩瀬運輸機工は、超精密重量機器の特殊輸送・搬入・据付業者として
輸送の提案・改善・開発に取り組む国際的物流事業者です。

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事故の傾向からわかる注意すべき点2


最近、事故や、事故を誘発するような危ない運転が増えてきたように感じます。

いえ、増えたのではなく、大きくニュースに取り上げられて認知されることが多くなったのかもしれません。

皆さんは危険運転をしているドライバーを見かけたことはありますか?

真面目に運転をしているドライバーの方にとっても、危険運転をしている車は事故に繋がるので迷惑ですよね。

前回から、過去のデータを一緒に確認していただいておりますが、たくさんのデータがあると少しずつ事故の傾向が分かってきますね。

ドライバーの皆さんはもちろん、自転車や歩行者もより気を付けたいものです。

 

事業用貨物自動車の時間帯別死傷事故の状況

1、事業用貨物自動車の時間帯別死傷事故件数の構成率(平成28 年)

平成 28 年の時間帯別の死傷事故件数及び構成率は、10-11 時台2,438 件(16.7%)、8-9 時 台2,395 件(16.4%)、12-13 時台1,858 件(12.7%)となっています。

一方、死亡事故の件数及び構成率は、4-5 時台44 件(17.1%)、10-11 時台37 件(14.3%)、 2-3 時台及び 8-9 時台各26 件(10.1%)となっています。

また、死亡事故率(死傷事故件数に占める死亡事故件数の割合)は、2-3 時台で6.3%、4-5 時台で 6.0%、0-1 時台で 5.5%であり、死傷事故全体の死亡事故率(1.8%)と比較して、深夜・早朝の割合が高くなっています。

 

2、事業用貨物自動車の時間帯別・第1当事者種別の死傷事故件数(平成28 年)

平成 28 年の時間帯別・第1当事者種別の死傷事故件数は、大型では、10-11 時台920 件、8- 9 時台892 件、12-13 時台668 件となっています。

同様に中型では、10-11 時台 1,119 件、8-9 時台 1,081 件、12-13 時台 852 件となっており、 普通では、8-9 時台422 件、10-11 時台399 件、12-13 時台338 件となっています。

 

3、事業用貨物自動車の時間帯別・第1 当事者種別の死亡事故件数(平成28 年)

平成 28 年の時間帯別・第 1 当事者種別の死亡事故件数は、大型では、4-5 時台、8-9 時台及 び10-11 時台が各20 件となっています。

同様に中型では、4-5 時台21 件、10-11 時台15 件、2-3 時台及び22-23 時台が各9 件となっており、普通では、0-1 時台及び4-5 時台が各3 件となっています。

参考

1、事業用貨物自動車の時間帯別死傷事故件数の推移(平成 19-28 年)

時間帯別の死傷事故件数は、平成19 年から平成 28 年までの10 年間、いずれも10-11 時台が最も多くなっています。

10-11 時台は、平成 19 年の 5,305 件から平成 28 年は 2,438 件となり、10 年間で 2,867 件(54.0%)減少しています。

 

2、事業用貨物自動車の時間帯別死亡事故件数の推移(平成 19-28 年)

時間帯別の死亡事故件数は、平成19 年から平成28 年の 10 年間、いずれも4-5 時台が最も多くなっています。

4-5 時台は、平成19 年の77 件から平成 28 年には44 件となり、10 年間で33 件(42.8%)減少しています。

 

事業用貨物自動車の危険認知速度別死傷事故の状況

1、事業用貨物自動車の危険認知速度別・第1 当事者種別の死傷事故件数(平成28 年)

平成28 年の危険認知速度別・第1 当事者種別の死傷事故件数は、大型では、10km/h以下が 1,560 件、41-50km/h以下が856 件、31-40km/h以下が757 件となっています。

一方、中型では、10km/h以下が1,928 件、31-40km/h以下が1,039 件、11-20km/h以下が1,036 件となっており、普通では、10km/h以下が848 件、11-21h以下が476 件、31-40km/h以下が365 件となっています。

 

2、事業用貨物自動車の危険認知速度別・第1 当事者種別の死亡事故件数(平成28 年)

平成 28 年の危険認知速度別・第1 当事者種別の死亡事故件数は、大型では、10km/h以下及び 51-60km/h以下が各26 件、11-20km/h以下が23 件となっています。

一方、中型では、51-60km/hが23 件、31-40km/h以下が16 件、11-20km/hが12 件となってお り、普通では、61-70km/h及び41-50km/h以下が各3 件となっています。

 

3、事業用貨物自動車の危険認知速度別の死亡事故率(平成 28 年)

平成28 年の危険認知速度別の死亡事故率は、100km/h以下では、100km/hが7.9%、61- 70km/hが6.8%、71-80km/h以下が5.9%であり、高速度における死亡率が高くなっています。

 

事業用貨物自動車の時間帯別・危険認知速度別の追突死傷事故の状況

1、事業用貨物自動車の時間帯別・危険認知速度別の追突死傷事故件数(平成 28 年)

平成 28 年の時間帯別・危険認知速度別の追突死傷事故件数は、8-9 時台の 10km/h以下 311 件、10-11 時台の 10km/h以下 282 件、10-11 時台の 31-40km/h以下 270 件が比較的多い状況に なっています。

 

2、事業用貨物自動車の時間帯別・危険認知速度別の追突死亡事故件数(平成 28 年)

平成 28 年の時間帯別・危険認知速度別の追突死亡事故件数は、10-11 時台・71-80km/h以 下の3 件が最も多い状況になっています。

構成率でみると、0-1 時台では51-90km/h以下(計 100%)に、4-5 時台では31-70km/h以 下(計 71.5%)に、10-11 時台では41-80km/h以下(計88.8%)に集中しており、死亡事故 件数の多い時間帯は、高速度の割合が高くなっています。

 

安全運転をされているドライバーの皆さんは、周囲で危険運転を見かけた場合、事故などに巻き込まれないように距離をとって走行するようにしましょう。

 

引用参考:事業用貨物自動車の交通事故の傾向と事故事例(平成28年分)

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