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トレーラの特性

  • 2018年9月20日
  • 読了時間: 4分

ドライバーの皆さんは、日本の物流の担い手です。 各地での災害時、いちはやく動けるのはやはりトラックやトレーラのドライバーの方々です。 今回は、トレーラについて確認していきましょう。   あらゆる産業を支える物流の主役はトラックです。 そのなかでも、トラクタ・トレーラは建設現場に必要なクレーン、鉄骨、重機のほか、国際海上コンテナなどの特殊で大きな貨物を輸送します。 トラクタ・トレーラは、トラックとは異なる構造を持ち、わずかな油断による運転操作のミスであっても、極めて大きな事故を引き起こすため、高い運転技術などを必要とします。  

トレーラの特性を知る

トレーラとは

一般に語られるトレーラとは、「トラクタ」というエンジンを有する車両が、「トレーラ」というコンテナなど貨物を載せるエンジンがないシャーシを連結している車両のことです。 このため、トラックの単車より車長が長く、重量もさらに重くなります。 また、シャーシによって、積載する貨物の姿、形、重さ、バランスなどが千差万別で、他の車種よりも高い運転技術を必要とします。  

トレーラの種類

セミ・トレーラ

積載重量の相当部分を、連結装置を介する構造になっています。トラクタのカプラ(第5輪)とトレーラのキングピンを連結させます。  

フル・トレーラ

総重量をトレーラだけで支えられるように設計され、トラクタのピントル・フックとトレーラのドーリのルネット・アイとを連結させます。  

ポール・トレーラ

柱、丸太など長尺の積荷自体がトラクタとトレーラの連結部分を構成するトレーラで、軸距は積荷の長さに応じて調整できます。  

トレーラのブレーキ

トラクタ・トレーラのブレーキ

カーブや交差点の右左折時、車線変更時などは、ブレーキやハンドル操作を慎重に行う必要があります。  

フット・ブレーキ

トラクタ部分とトレーラ部分のすべての車輪に同時に作動します。  

トレーラ・ブレーキ

トレーラ部分に作動するもので、運転席のレバーで操作します。  

排気(エキゾースト)・ブレーキ

トラクタ部分の後輪に作動するもので、運転席のレバーで操作します。  

エマージェンシー・ブレーキ

トレーラ部分に作動する非常ブレーキで、エマージェンシーラインが破損したときや、ブレーキ・エ ア圧が低下したときに自動的に作動します。  

スプリング・ブレーキ

トラクタ部分のパーキングブレーキであるとともに、ブレーキ・エア圧の低下時に自動的に作動する非常ブレーキです。最近はトレーラ部分にも装着されつつあります。  

パーキング・ブレーキ

トラクタ部分にはレバー式、トレーラ部分にはねじ式のものが装備され、それぞれ独立して操作し、作動します。

制動時の挙動特性

ブレーキやハンドル操作を慎重にしましょう。  

ジャックナイフ

トラクタ後部が外側に流れて『く』の字型に折れ曲がる現象です。 制動時、トラクタ後輪がロック状態の時に起こりやすくなります。 ジャックナイフ現象が起きた場合、初期を除きコントロールは殆ど不可能です。  

トレーラ・スイング

トレーラ後部が、カーブ外側に流れる現象です。制動時、トレーラ後輪がロックした場合に起こりやすくなります。  

プラウアウト現象

トレーラ側が制御を失い、トレーラとトラクタが一直線になってカーブをはずれてしまう現象です。 兆候を感じたときはブレーキを解除し、冷静にハンドル操作で修正します。   上記の現象はいずれも車輪のロックが大きな原因です。 とくに滑りやすい路面で過大なブレーキ操作を行うとロックしやすいので、十分に注意してください。  

トレーラの後退

トレーラの後退(バック)運転は、これまで運転になれた大型トラック等の単車と異なり連結点があるので、なれないうちは難しいものですが、低速で切り返しややり直しも可能なので、普段から十分に練習をしておいてください。   セミ・トレーラは、連結点が1点なので旋回時の内輪差も大きいのですが、トラクタ側からトレーラ側の動きがつかみにくく、バック運転がむずかしいといわれています。 フル・トレーラは、センター・アクスル(連結点が1点)とドーリーつきフル・トレーラ(連結点が2点)の2種類あります。 連結点が1点のセンター・アクスル型はセミ・トレーラと同様の特性がありますが、ドーリーつきは内輪差が単車並で比較的後退運転は容易といわれていますが、トレーラ側の挙動が運転席でつかみにくいという特徴もあります。   いかがでしょうか。 トレーラはトラックと異なるところがたくさんありました。 とくに連結点は特徴的ですね。   引用参考:トレーラハンドブック~安全運転のポイント

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