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アメリカ大統領の移動手段

  • 執筆者の写真: 茂木 敦史
    茂木 敦史
  • 2022年5月27日
  • 読了時間: 4分

  アメリカのバイデン大統領就任後初めてアジアを訪問し 日本では首脳会議や日米豪印首脳会議のため5月22日から24日まで滞在されました。   バイデン大統領の滞在中は一部で首都高速道路や一般道路の通行が規制され アメリカ大統領の来日時としては最大規模となる1万8000人の警察官を動員し警戒にあたりました。   アメリカ大統領が来日する際、政治的なニュース以外でに話題になるのは その移動方法や利用車両がとりわけ注目されますよね。  

●エアフォースワン

  まずアメリカ大統領が来日される際の

大統領専用機「エアフォースワン」

が有名です。   床面積約370㎡もの広さに 大統領執務室、会議室やダイニングルーム、 大統領と夫人の個室のほか、職員やメディア、空軍職員の作業場と休憩場所も設けられていて 一度に100食を用意できる給仕室もあり、必要に応じて医療設備にも変化するという、 まさに

「空飛ぶホワイトハウス」

と呼ばれる機体です。   私は すっかり「エアフォースワン」は大統領専用機の飛行機の唯一の名称かと思っていましたが 正確には大統領専用機のほか戦闘機・軍用輸送機を問わず、 アメリカ空軍の航空機に大統領が搭乗すれば その搭乗機の

コールサイン

(無線局の識別用呼出符号)に 「エアフォースワン」を用いるという規則になっているそうなのです。  

  また

副大統領

が搭乗する機体の場合は「エアフォース

トゥー

」となるそうです。   そして 大統領が空軍以外の航空機に搭乗した場合は

海兵隊機→マリーンワン陸軍機→アーミーワン海軍機→ネイビーワン沿岸警備隊機→コーストガードワン

  このようなコールサインになるそうです。  

●マリーンワン

  エアフォースワンで横田基地に降り立ったバイデン大統領は そこから都心に向けての移動されました。 その移動手段が「マリーンワン」です。   今回搭乗された

「マリーンワン」のヘリコプター

は 長さ約22m、高さ約2mで、乗客定員は16人。 最高時速は約260㎞/h、航続可能距離は965Kmという「VH-3Dシーキング」というヘリだそうです。   このマリーンワンの飛行の際には 他の4機のヘリで大統領を囲み、保護しながら進むそうです。   僅か約30分で都心部への移動を終え マリーンワンは

「ハーディー・バラックス」

に到着しました。   「ハーディー・バラックス」とは 東京の中心部、繁華街として有名な六本木にある

「赤坂プレスセンター」の通称

で アメリカ大使館の近くにある

米軍基地

です。   東京ドームの半分位の広さの敷地に、主に要人が移動する際のヘリポートや宿泊施設の他に 米軍準機関紙「星条旗新聞」や陸海空軍の最先端技術研究局(シンクタンク)のアジア出張事務所が設けられています。  

●ビースト

  バイデン大統領が都内の陸路の移動で使用されたのが まるで走るクジラのような大きな黒い「ビースト」というリムジン車両です。   大統領が搭乗するものに「ワン」が付くことから

「キャデラックワン」

とも呼ばれているそうです。   ドアは約20センチの特殊鉄鋼を素材とした厚さの装甲を採用し、 防弾ガラスは厚さ12センチ以上 軍用レベルの防弾、防爆仕様で 近くで爆弾が爆発しようがロケット弾で撃たれようが壊れないとのことです。 さらに銃弾を受けてパンクした場合でも100km以上の距離を走行可能なタイヤを使用しているそうです。   また生物・科学兵器にも耐える完全密閉式で 酸素供給システム、大統領と同じ血液型の血液も備え、あらゆる緊急時に備えている車両だそうです。   正式には公表されていないものの 約1億7000万円にもなると言われる「ビースト」は ダミーの1台も用意され車列に加わります。   前後を警護するのは、 車両を動く壁として利用できるシークレットサービスの警護車「サバーバン」の他 自動小銃を構えた屈強な護衛官が乗務する車両「M4カービン」 電子戦に備えた広帯域のジャミング(電波妨害)をかける車両 軍事衛星を利用して各種通信を確保する車両 各種最新鋭の装備を搭載した特殊車両など 圧巻の約30台程の車列は マニアのみならず沿道の人々を圧倒していました。   現代の大名行列は 隙のない最先端の車両による100mを超える世界最強の車列と言えるでしょう。  

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