夏季は夏休み中の子供が関係する交通事故、行楽時の飲酒運転、旅行や帰省等の為の長時間、長距離運転による過労に起因する交通事故暑さによる漫然運転が原因となる交通事故が多発する傾向にあります。夏の交通事故を防ぐためにドライバーが無理のない運転ができるような計画や環境を整えゆとりのある運転を可能にする必要があります。また、夏は突然の雨や台風等の発生も増え、事故も多発します。晴天時と雨天時に起きた交通事故を一時間当たりの割合の統計を見ると、晴天時は0.95件/時間、雨天時は3.34件/時間となるそうです。事故発生数は晴れの日と比較して約4倍となり、雨の道路は事故が発生しやすい環境だということがわかります。その原因は大きく分けて「視界不良」と「スリップ」と言われています。つまり、日頃の車両整備により事故は回避できる可能性が高まります。ワイパーの劣化やフロントガラス等の汚れはドライバー自身が気が付きやすく良好な視界を保てるような処置やメンテナンスを急務として意識しやすいとされています。一方、タイヤの整備となるとなかなか頻繁に行っていないというドライバーが多いのではないでしょうか。タイヤの日常点検には・空気圧・偏摩耗・ひび割れ・溝・傷・膨らみといった点検ポイントがあり、走行前にチェックする必要があります。これらを怠ると・燃費の悪化・故障の原因・振動や騒音の発生・タイヤ寿命の短期化・走行性能の低下ひいてはスリップ等の事故を引き起こすリスクが高まります。特にタイヤの溝の残量は、雨の日の安全に大きく影響を及ぼすポイントとなります。水が貯まった路面ではある程度のスピードを出した時、タイヤの溝の深さが少ないほど排水力が低下し、路面をつかみきれず車の制御ができなくなる大変危険な「ハイドロプレーニング現象」が起きやすくなります。日頃からタイヤの点検や整備を欠かさずに行いましょう。