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トレーラの点検と注意事項

  • 執筆者の写真: 茂木 敦史
    茂木 敦史
  • 2015年6月24日
  • 読了時間: 4分

トレーラにはさまざまな注意事項があります。 路面の状態や、積載時と空車時などの違いによってその注意事項も細かく異なります。 状況に合わせた走行ができるよう、安全運転に努めましょう。  

路面の状態にも注意

低床トレーラやホイールベースの長いトレーラは、凹凸のある路面や道路(例えば短い橋や踏切など)を走行する際に、路面とシャシが接触してしまう「腹付き」になる可能性があります。 あらかじめ道路状況を把握して、それに見合った速度で対応するように心がけましょう。 橋梁の継ぎ目や舗装の段差があると、ハンドルをとられたりアクセルペダルを離しがちになるため、トレーラに押されたりして連結車両の走行が不安定になることがあります。 このようなときに、あわてて不適切なハンドル操作をすると、トレーラの姿勢を乱すことになるので速度を落としてハンドルをしっかりと保持するようにしましょう。  

積載時と空車時の違いに留意する

積載時と空車時では重量差が大きいことから、動力性能に大きな差を生じます。 このため、速度コントロール、ギヤ・チェンジなどの操作が相当異なることを覚えておかなければなりません。 また、同時に軸重配分も大きく変わってくるので、ハンドル操作による取り回しや過大なブレーキ操作によるスキッド発生の防止などを習熟する必要があります。 トラクタ単体で運転する場合は、さらに軸重配分が異なるため、運転操作に注意するようにしましょう。

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運行前の日常点検を確実に行う

事業用自動車は、1日1回その運行の前に日常点検を確実に実施することが法律で義務づけられています。 トラクタとトレーラは、義務づけられた日常点検項目のほか、連結装置に関する項目も実施しましょう。 日常点検を行うことで、車両の不具合等の早期発見、ひいては事故防止につながります。  

  • カプラのジョー及びレバーが機能するかどうか

  • プラグ及びジャンパ・ケーブルが損傷していないか

  • エアチャック及びジャンパ・ホースが損傷していないか

  • エア・コックに異常がないか

連結できるトレーラを車検証で確認する

さまざまな法令を満たしていなければ、トラクタとトレーラを連結した状態で道路を走行することはできません。 中でも、道路法の車両制限令では、連結時における車両の軸重や車両総重量の限度を詳細に定めています。 道路運送車両法の保安基準では、トレーラの車検証の備考欄に、連結できるトラクタの車名及び型式が記載されているので、連結できるかどうか確認してから連結しましょう。 保安基準の緩和を受けている場合には、トラクタとトレーラの車検証の備考欄に「緩和事項」と「制限事項」が記載されているので、内容をよく読んで、把握しておきましょう。 トラクターとトレーラがきちんと連結されていないと、なにかの弾みで連結が外れてしまったり、車体が大きく傾いてしまうことも考えられます。 周囲を含めた大きな事故につながってしまう可能性があるため、しっかりとトラクターとトレーラを連結させましょう。

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トラクタとトレーラの連結方法

トラクタとトレーラの連結方法は、以下の手順で実施します。 ①トラクタのカプラ位置とトレーラのキングピン位置を確認しながら、低速でバックします。 お互いの位置が合わないときは、ハンドルで修正するか、いったんトラクタを前進して、再度、位置合わせをしてバックします。   ②カプラのジョーがロックされたことを確認しましょう。 トレーラの駐車ブレーキをかけたまま軽く前進し、確実に連結されているか確認します。   ③トラクタの駐車ブレーキをかけ、

  • ジャンパ・ホース、ジャンパ・ケーブルのコネクタを接続

  • 車輪止め、トレーラの駐車ブレーキの解除

  • 補助脚の格納(ギヤがかみ合った状態で所定位置にハンドルを収納する)

を行いましょう。   トレーラをきちんとした手順で走行できれば、その輸送量は物流の強い味方です。 車体が大きいという物理的な輸送量ももちろんですが、連結するトレーラによって、トラックなどでは運べないものも輸送可能なため、重宝されています。 日々トレーラの日常点検を行いながら、安全運転を心がけるようにしましょう。   引用参考 トラックドライバーのための トレーラの安全運行のポイント

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