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トレーラの特性2

  • 執筆者の写真: 茂木 敦史
    茂木 敦史
  • 2018年9月27日
  • 読了時間: 4分

トラックやトレーラを運転する際に、気を付けておきたい点はいくつもありますよね。 積荷の固縛方法はもちろん、そもそも「正しい姿勢で運転する」ことが大切です。 ドライバーの皆さんは普段、「正しい姿勢で運転」できていますか?  

固縛に関する注意事項

1、固縛機器の破損・はずれ等を防止するため荷台のロープフックや外枠の下部に荷締機のフック等を直接掛けません。必ず補助ワイヤーまたは、環を使用します。 2、積荷を保護するために、積荷にワイヤーロープや荷締機を直接当てません。必ず当て物をします。 3、ワイヤーロープを保護するため積み荷の角張った箇所にワイヤーロープを直接当てません。また、積み荷に取り付けられた金具が角張っている場合は、ワイヤーロープを直接掛けません。必ずシャックルを介して固縛します。  

積み付けにおける注意点

1個当たりの重量の大きい各種機械、鉄鋼製品や長尺物の場合 ・重量貨物は集中荷重、偏心荷重にならないよう、積付けに当たっては重量配分を十分考慮します。 ・積荷全体の重心位置は、トラクタ・トレーラの荷台の前後・左右の両者の中心位置にできるだけ近いことが望ましいです。とくに重量の重い機械製品や不整形の加工物等を数個積み合わせる場合は、荷台中心に積み荷の複合中心が近づくように積み付けます。  

トラクタ・トレーラの走行時、安全運転のポイント

正しい運転姿勢

正しい運転姿勢をとると、視界が広くなり、運転による疲労も軽減されます。正しい運転姿勢とは、以下のようなものです。   ・ヘッドレストの中心が耳の高さになるように調整します。 ・背もたれは105度前後にします。 ・シートとお尻、背中の間にすき間がないように、深く座ります。 ・シートの高さは、ももの下に軽く平手が入るくらいとします。シートが高すぎるとペダルを床まで踏み込めなくなります。 ・ハンドルは肘がわき腹から大きく離れない位置、おおむね9時15分の位置で持ちます。 ・ハンドル位置は、両肩がシートから離れない状態で、まっすぐ手を伸ばして、ハンドル上部に中指の第一関節がかかる程度に調整します。 ・シートに深く座った状態で、左足の土踏まずでクラッチペダルを床まで完全に踏み込める位置にシートを調整します。シートが後ろ過ぎると、ペダルを床まで完全に踏み込もうとすると、お尻の位置が前にずれてしまいます。 ・トレーラの死角を補うには、正しい運転姿勢とミラーの活用が欠かせません。また、右左折時や後退時等の車両が折れ曲がる際には、ハンドルを切る前に死角になる部分の安全を確認しておくことが大切です。

積荷と運転感覚

積載時と空車時の運転感覚の違い

トレーラは、積載時と空車時では重量差が非常に大きく、速度のコントロールやギア・チェンジ等の操作に大きな違いが生じます。 同時に、軸重配分の変化から、車両のバランスが大きく変わるので、空車時にハンドル操作やブレーキ操作の加減を間違えると、滑ったり、横転したりする危険性があります。 トラクタのみで走行する場合は、さらに車両のバランスが異なるため運転操作には注意が必要です。  

その他の注意点

トレーラは2つの車両を連結しているため、運転席に荷台の挙動が伝わりにくく、荷台に傾き等の異常が発生してもドライバーの感知が遅れる場合があります。 国際海上コンテナでは、内容物の重心位置や移動状況がわからないため、横転事故になるケースが多発しています。とくに慎重な運転を心がけてください。 タンクトレーラ等、液体や粉末等を輸送するトレーラでは、急なハンドル操作による内容物の揺れ動きにより車両バランスが失われ、横転する危険性があります。山道やカーブでの運転はとくに注意が必要です。 あおりの無いトレーラで鉄板等の重量物を運ぶ場合、急ブレーキにより積載物が前方に移動し、運転席を直撃するおそれがあります。  

ドライバーの目の高さ

トラクタなど大型車の運転席から見た視界と乗用車の視界には大きな違いがあります。トラクタは、乗用車の約2倍の地上2.5メートルほどで、下を見下ろすようになり実際の距離より長いと錯覚します。 そのため、トラクタのドライバーは前車との距離空間が広く見えて実際よりも余裕があると感じ、車間距離を詰めすぎる傾向があります。   「正しい姿勢」というのは、それぞれの癖が出てしまうことがあるため、いちばん簡単そうで、案外いちばん難しいかもしれません。 しかし、きちんと「正しい姿勢」を意識して保つようにすれば、自然とその姿勢をキープできるようになります。 何事も初心にかえることが大切ですね。   引用参考:トレーラハンドブック~安全運転のポイント

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