top of page
AEnB2Up6Wn5vln-YsV43qM7auWpedGjkE-TysnDdtogN0qGQ1Q2869jMsATGU8oYji6MSXVfhP0ZAtschg1F-bfU2T

トレーラの特性3

  • 執筆者の写真: 茂木 敦史
    茂木 敦史
  • 2018年10月5日
  • 読了時間: 5分

トラックやトレーラドライバーの皆さんは、夜間などの暗い中、運転をすることは多いですか? 昼間の明るい状態とは異なり、見えにくい箇所も出てきますよね。 どのようなことに注意すれば良いのか確認していきましょう。  

夜間

大型車の夜間運転視界

トラクタの運転席から見た視界と乗用車の視界には大きな違いがあります。 このためトラクタなどの大型車は、いつの間にかうつむき加減の楽な運転姿勢をとってしまうので、無意識のうちに視線は下向きになり、足元(直近の路面)を覗き込むように走行します。 とくに、高速道路での夜間走行ではヘッドライトの照射範囲に限られ、ますます下向きのまま視線が固定されがちになってしまいます。 しかし、常時下向きでいるわけにもいきませんから、視線を上げて前方を見なければなりません。 そのため、トラクタのドライバーは無意識に視線の上下運動を繰り返し、単調な眼球動作になります。この動作はドライバーが眠くなる危険性をはらんでいますから注意が必要です。   ドライバーの目とライト(前照灯)の位置が離れているため、目に返ってくる反射光が少なく、歩行者などの発見遅れを招きやすいです。 とくに、右方からの横断歩行者は発見しにくいので注意しましょう。 乗用車と比べて、前照灯から照射された光を上から見下ろすため、足元だけが明るく、前方が暗闇になることが多いです。  

トラクタ

視界が分断され、灯りが路面上のものかどうか判断しにくいです。  

乗用車

路面上の灯りが連続した視界のなかで認知できます。  

交差点

内輪差・側方の死角に注意

狭めの道路を左折する場合など、トラクタ・トレーラは内輪差が大きいため、一旦右に振ってから曲がることがあります。 また、左側のミラーに映る範囲も狭く、左後方の死角が大きくなり、二輪車などを見落とし、巻き込むことがあります。 右折時は、右折する側の道路に停止している車にトレーラ部分が接触することがありますから、右左折時には、側方や後方など周囲によく目を配るようにします。  

カーブ

きついカーブでの対向車線のはみ出しに注意してください。  

右カーブではトレーラの後部

右カーブの場合は、トレーラの内輪差により後輪が道路内側に寄ります。  

左カーブではトレーラの前部

左カーブの場合は、トレーラの前部はトラクタより外側に張り出した状態 になります。

車線変更

連結車両は全長が長いので、追い越しや車線(進路)変更はできるだけ避けるようにします。 追い越しを行う場合は、非常に長い距離が必要になるので、前後に十分余裕があるときに行うようにします。 後続車両に追い越されるときは、追い越されるのが終わるまで自車の速度を上げないようにします。追い越し車両が直前に割り込んでくることもあるので注意してください。 車線(進路)変更を行う場合は、目視をはじめ、バック・ミラーなどで安全を確認し、ウインカーで早めに合図をして、後続車などが気がついたと思われるのを待ってから進路変更するようにします。   トレーラ走行時の挙動は速度、ハンドル操作に大きく依存します。 進路変更等の際、トラクタの運転席ではトレーラの挙動が伝わりにくいため、トレーラのタイヤが浮いている状態でも、運転席では認識できません。 また、3軸車に比べて2軸車トレーラの方がロール角度が大きい傾向にあります。2軸車トレーラはより注意が必要です。 実際には、気象条件、道路コンディション、積荷の積載状況、運転方法等により、条件が異なるため、これまで安全だった速度以下でも、横転する可能性は十分にあります。  

急勾配路

下り坂ではエンジンブレーキや排気ブレーキの活用を

長い下り坂を走行する時は、トレーラブレーキを使用しますが、単独使用を避け、排気ブレーキ、リターダブレーキ等の補助ブレーキを併用して、速度を落とします。 急な上り坂ではトラクタとトレーラが接触したり路面にシャーシが衝突することもあります。  

踏切

踏切の安全な通過方法

低床トレーラはとくに「ハラツキ」に注意しましょう。 低床式トレーラなどは、盛り上がっている踏切路面で「ハラツキ」になり、立ち往生するケースも見られます。下車してよく確認しましょう。 橋梁の継目や舗装の段差があるとハンドルをとられたり、トレーラにおされたりして車両が不安定になることがあります。   踏み切りを渡った先の状況もよく注意しましょう。 渋滞等による踏み切りでの立ち往生や車体の後部が踏み切りに残るおそれがある場合は進入しないようにしましょう。 車体の長さを考えて行動しましょう。 道幅の狭い踏切では落輪しないよう十分注意してください。 対向車があってすれ違うのがギリギリの場合は、対向車を先に通しましょう。   トラックやトレーラが気兼ねなく通れる道路はもちろんですが、狭い道は本当に気を付けて走行するようにしましょう。 とくに脇道の多い狭い道は、できるだけ避けるようにすることも良いかもしれません。   引用参考:トレーラハンドブック~安全運転のポイント

岩瀬運輸機工なら

大型精密機器も安心の運搬

です。詳しくは《こちら》から

最新記事

すべて表示
春の行楽シーズンは交通量が増える 〜休日・観光地周辺で意識したい安全運転〜

はじめに : 春は道路の雰囲気が変わる季節 春になると気温が上がり、外出しやすい日が増えてきます。 桜の季節や大型連休に向けて、観光地や行楽地へ向かう車の動きも活発になり、道路の交通量が増える傾向があります。 普段は比較的スムーズに流れているルートでも、休日になると急に混雑したり、運転に慣れていない車両が増えたりすることもあります。 春は、道路の雰囲気そのものが変わる時期といえるでしょう。 今回は

 
 
 
春の雨と強風に注意 〜視界不良・横風が運転に与える影響〜

はじめに : 春は「雨」と「風」が増える季節 春は気温が上がり始め、運転しやすい季節という印象を持つ方も多いかもしれません。 しかし実際には、天候が不安定になりやすく、雨や突風といった条件が重なる日も少なくありません。 春先は、短時間で天候が変化したり、雨と同時に強い風が吹いたりすることがあります。 こうした状況では視界や車両の安定性が低下し、事故リスクが高まる可能性があります。 今回は、春の雨や

 
 
 

コメント


bottom of page