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トレーラ・トラックで安全に走行するために2

  • 執筆者の写真: 茂木 敦史
    茂木 敦史
  • 2015年2月24日
  • 読了時間: 4分

トラックやトレーラは、自家用車などと異なりサイズが非常に大きいです。 また、車体の高さも自家用車より高いので、乗り慣れている方はもちろん、慣れていない方はとくに注意が必要です。 トレーラで安全に運転ができるよう、確認していきましょう。  

積載時と空車時の運転感覚の違い

トレーラは、積載時と空車時では重量差が非常に大きく、速度のコントロールやギア・チェンジ等の操作に大きな違いが生じます。 同時に、軸重配分の変化から、車両のバランスが大きく変わるので、空車時にハンドル操作やブレーキ操作の加減を間違えると、滑ったり、横転したりする危険性があります。 トラクタのみで走行する場合は、さらに車両のバランスが異なるため運転操作には注意が必要です。  

トレーラ独自の注意点

トレーラは2つの車両を連結しているため、運転席に荷台の挙動が伝わりにくく、荷台に傾き等の異常が発生してもドライバーの感知が遅れる場合があります。 国際海上コンテナでは、内容物の重心位置や移動状況がわからないため、横転事故になるケースがあります。 また、空車時やトラクタ単体時の急ブレーキは危険です。 積載時と空車時では重量差が大きいことから、動力性能に大きな差があります。 速度コントロール、ギア・チェンジなどの操作が相当異なることを覚えておかなければなりません。 トレーラの死角を補うには、正しい運転姿勢とミラーの活用が欠かせません。 また、右左折時や後退時等の車両が折れ曲がる際には、ハンドルを切る前に死角になる部分の安全を確認しておくことが大切です。 自家用車や通常のトラックよりも車体が大きい分、振り幅も大きいため繊細な運転技術が必要になります。

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  • ドライバーの目の高さ

トラクタなど大型車の運転席から見た視界と乗用車の視界には大きな違いがあります。 トラクタは、乗用車の約2倍の地上2.5メートルほどで、下を見下ろすようになり実際の距離より長いと錯覚します。 そのため、トラクタのドライバーは前車との距離空間が広く見えて実際よりも余裕があると感じ、車間距離を詰めすぎる傾向があります。 走行するときは、車間距離を広く取りましょう。  

  • 内輪差・側方の死角に注意

狭めの道路を左折する場合など、トラクタ・トレーラは内輪差が大きいため、一旦右に振ってから曲がることがあります。 また、左側のミラーに映る範囲も狭く、左後方の死角が大きくなり、二輪車などを見落とし、巻き込むことがあります。 右折時は、右折する側の道路に停止している車にトレーラ部分が接触することがありますから、右左折時には、側方や後方など周囲によく目を配るようにしましょう。  

  • 下り坂でのブレーキ

下り坂ではエンジンブレーキや排気ブレーキの活用をしましょう。 長い下り坂を走行する時は、トレーラブレーキを使用しますが、単独使用を避け、排気ブレーキ、リターダブレーキ等の補助ブレーキを併用して、速度を落とします。 『

トレーラブレーキの使用は必要最小限に

』!

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  • 踏切の安全な通過方法

低床トレーラはとくに「ハラツキ」に注意しましょう。 低床式トレーラなどは、盛り上がっている踏切路面で「ハラツキ」になり、立ち往生するケースも見られます。 橋梁の継目や舗装の段差があるとハンドルをとられたり、トレーラにおされたりして車両が不安定になることがあります。 踏み切りを渡った先の状況も注意が必要です。 渋滞等による踏み切りでの立ち往生や車体の後部が踏み切りに残るおそれがある場合は進入しないようにしましょう。

車体の長さを考えて運転しましょう。

対向車があってすれ違うのがギリギリの場合は、対向車を先に通しましょう。  

トレーラの特性まとめ

大型貨物車に比べて内輪差が大きいため、右左折時や大きなカーブの通行時はとくに注意を要します。 2つの車両を連結しているため、トラクタ側にトレーラ側の挙動が伝わりにくく、トレーラ側に傾き等の異常が発生してもドライバーの感知が遅れる場合があります。 セミトレーラでは、後退時のハンドル操作が大型トラック等のほかの車両と違います。 空車時と積載時の重量の差が大きく、積載状態により車体の重量バランスが異なり、運転感覚に大きな違いが生じます。 あわせて、トラクタのみで走行する場合は、さらに車体の重量バランスに違いが生じるため慎重な運転が必要です。 トレーラを運転する際は、上記の事をよく理解した上で安全に走行しましょう。   引用参考 トレーラハンドブック

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