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交通と障害者

  • 執筆者の写真: 茂木 敦史
    茂木 敦史
  • 2021年12月3日
  • 読了時間: 4分

 本日12月3日「国際障碍者デー」になります。   国際障害者デーとは、 障害者問題への理解促進、障害者が人間らしい生活を送る権利とその補助の確保を目的とした国際的な記念日です。   1982年12月3日の第37回国際連合総会で 「障害者に関する世界行動計画」が採択されたことを記念し、 1992年の第47回国際連合総会においてこの「国際障碍者デー」が制定されました。   国際連合の広報センターによると 現在、70億人を超える世界人口のうち、約15%の10億人が 何らかの形の身体的、精神的もしくは感覚的な障害を持っているそうです。   そして その障害者のおよそ80%の人々は開発途上国に住んでいるといいます。 障害者の雇用が わずか3%とされているのは 雇用環境も深く関連がありそうですね。   「障害」は大きく3つに分けられます。  身体障害、知的障害、精神障害の3つです。   平成30年度版の障害者白書によると 日本では  

身体障害者・・436万人・・・34人(人口千人あたり) 知的障害者・・108万2千人・・・・9人 精神障害者・・392万4千人 ・・・・31人

 複数の障害を併せ持つ者もいるため、単純な合計にはならないものの、 国民のおよそ

7.4%

が何らかの障害を有していることになります。  障害を持っている人が身近にいなくとも このような高い割合で存在していることをあらためて認識するとともに たとえ今は心身ともに健康かもしれませんが いつ自分や家族がなりうるかもわからない、と 他人事ではないこととして認識してみるのはいかがでしょうか。    

●交通事故●

 少し前のデータですが 平成13年の全国18歳以上の身体障害者の身体障害の原因を調べてみると  

疾病によるもの・・・・・26.2% 事故によるもの・・・・・17.0% 加齢によるもの・・・・・・4.7% 出生時の損傷によるもの・・4.5%

 という割合だそうです。   そのうち「事故によるもの」の事故の種類は  

労働災害・・・・6.3% その他の事故・・・4.6% 戦傷病・戦災・・・1.7% 交通事故・・・・・4.4%

 交通事故が原因で身体障害者になった人数は 144000人でした。   加害者にも被害者にもならないために ハンドルを握る際は 安全運転を そして 日頃からの交通ルールを守りましょう。  

●視覚障害●

 現在放映中で 視覚障害のある女性の恋愛ドラマがとても人気だそうで ご存知の方も多いのではないでしょうか   白杖を持った主人公が 様々な困難に立ち向かいながらも 笑顔がとても印象的で、 また 視覚障害のことを理解しようとする主人公のボーイフレンドの優しさに 学ぶことが多いと評判のドラマです。  

  日本では 視覚障害を持つ人が

約30万人

を超えると言われています。   交通インフラも よく気を付けて道路や交差点などを見てみると視覚障害者用の設備が整備されていますよね。   大きな交差点では歩行誘導音の出る

「音響式信号機」

という音楽や鳥のさえずりが鳴り 視覚障害者が安全に横断歩道を渡るための装置が付いている場合もあります。   「ピヨピヨ」と「カッコー」の信号機は ご存知ですよね。 歩道のどちら側からもスピーカーから 音が出ているのですが 視覚障害者は 前後から交互に鳴る音により進行方向や距離を判断する目安となるそうです。   この

「音響式信号機」

は全国で

約2万基

あるそうですが 周辺住民への配慮から夜間は鳴らないようになっていたりする場合も。   またこのような装置がない交差点では

点字ブロック

だけでなく 周りの

環境の音

、空気や

風の流れ

も情報として活用しながら渡るそうです。   最近では 電気自動車などエンジン音が静かな車が増えていて 視覚障害者が車の存在に気が付かない、気が付くのが遅れるケースも増えているそうです。   そして 交差点の横断歩道手前の縁石から直角に進む傾向にあるそうです。 その縁石が直線なら良いのですが、 曲線の場合、横断歩道から外れてしまうこともあるとのことで 交差点がいかに危険と隣り合わせということかあらためて感じます。  

  このような視覚障害者の特性を少しでも知っていると 適切な声かけやサポートができるのではないでしょうか そして ドライバーは 「もしかして見えていないのかも」「聞こえていないのかも」と 予測しながら安全運転を心掛けましょう。    

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