交通公害を防ぐために
- 茂木 敦史
- 2015年10月7日
- 読了時間: 5分
交通公害を防ぐために、エコドライブを行いましょう。
トラックやトレーラは、安全面に考慮すると同時にエコドライブが可能です。
排気ガスによる大気汚染
ディーゼル車は馬力があり、耐久性や燃費に優れていますが、自動車排出ガス中の窒素酸化物(NOx)の約8割、粒子状物質(PM)の全てを出してしまいます。
過積載運転をすると低速ギアでの高回転走行が多くなり、汚染物質が通常の走行時より多く排出され、大気汚染の原因となります。
車両や路面への悪影響
低速ギアでの高回転走行により、燃料・オイルのムダ使いになるばかりか、エンジン音が大きく騒音公害の原因となります。
タイヤヘの負担は相当大きく、タイヤの磨耗のみならず車両の寿命を縮める原因となります。
また道路や橋へのダメージも少なくありません。
過積載は交通公害の原因
過積載は交通公害の原因のひとつです。
トラックやトレーラに合わせた適切な量を運びましょう。
運転者に対する罰則
過積載運転をすると、程度に応じて右の表の違反点数や反則金が運転者に対して課せられます。
大型車を運転して10割以上の過積載をした場合には、それだけで違反点数が6点となり、免許停止処分になるとともに、反則金という行政処分ではなく、「6カ月以下の懲役又は10万円以下の罰金」という刑事処分を受けることになります。
過積載に対する警察の措置
車両の停止と積載物の重量測定など
車両が過積載と認められる場合は、警察官により車両の停止と自動車検査証や制限外許可証などの提示を求められ、積載物の重量測定が行われます。
過積載車両への措置命令及び通行指示
過積載に対する警察官からの措置として「過積載分の積荷をおろす」、「代車に積み替える」などが命ぜられます。
過積載車両からその場で「荷をおろす」ことができない場合には、警察官から通行区間や経路、その他危険防止に必要な措置を受け、「通行指示書」が交付されるのでその内容に従って運行しましょう。
積載のルール
積載制限の内容
積載制限を超えて荷物を積んだり、荷台に人を乗せて走行してはいけません。
ただし、荷物の看守のための必要最小限の人を荷台に乗せることは可能です。
分割できない荷物を運ぶ場合
荷物を分割することができないため、積載制限を超えてしまう場合には、以下の条件を遵守する条件で、出発地の警察署長の許可を得れば制限を超えて荷物を積載し、運行することが可能です。
荷物の見えやすいところに次のものを付けましょう。
昼間:0.3m2以上の赤色の布
夜間:赤色の灯火又は赤色の反射器
車両前面の見やすいところに許可証を掲示しましょう。
その他道路における危険防止上の必要事項も忘れずにしましょう。
積み方の基本
運転特性と積み付け位置
積み荷の積み付け位置が荷台中心にある時が最も安定した運転が行えます。
複数個の積み荷全体を総合した重心の位置は、トラックの荷台の中心位置に近付けることにより、積み荷を安定して運搬できます。
前に偏った積み付けの例
下り坂の走行時や急ブレーキをかけた時に、制動力不足となる恐れがあります。
左右に偏った積み付けの例
カーブ走行時、右左折時、傾斜路面走行時に横転する恐れがあります。
後部に偏った積み付けの例
前輪荷重が不足しハンドル操作に影響を及ぼす。発進時や登り坂の走行時、踏切通過時に、車体前部が持ちあがる恐れがあります。
荷崩れを防止する積み付け方法
カートン・木箱などの数物の雑貨の場合
カートンケースに印刷された一般貨物の荷扱い指示マークに従って、積み付けや取扱いを行います(JISでは19種類のマークが定められています)。
同一寸法のカートン・木箱を積み付ける場合
積み重ねる段ごとに交互に積み付けを変え、荷崩れを防止します。
パレット積みの場合は、レンガ積みやピンホール積みが適しています。
1個当りの重量が大きい機械・鉄鋼製品や長尺物の場合円形断面の長尺貨物(コイル、大口径管等)の積み付けには、転がり防止対策のために「歯止め」を用いることが必要になります。
道路状況に応じた運転
路面の危険要因と回避する運転
濡れた舗装路面のうち、とくに新設や補修されたアスファルト路面はスリップ
しやすく、減速運転を心掛けましょう。
冬期、道路の日陰部分、橋の上、トンネル付近は凍結しやすく注意するようにしましょう。
凹凸路面や砂利道はハンドルを取られやすいです。
減速して大きな凹凸は避けましょう。
狭い単路の危険要因と回避する運転
前車は進路変更や歩行者、自転車などの飛び出しにより減速・急ブレーキ停車する恐れがあります。 わき見運転は避け、前車との車間距離を保つこと。 カーブでの危険要因と回避する運転 見通しの悪いカーブや曲がり角では、対向車の中央線はみ出しによる衝突事故の 恐れがある。カーブや曲がり角の入口付近では必ず減速する。 このように、トラックやトレーラへの適切な積荷量、道路状況の考慮など、安全性を高めれば高めるだけエコドライブへ繋がっていくのです。 是非、安全にエコドライブを行いましょう。 引用参考 トラックドライバーのための安全運転の基礎知識
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