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大型貨物も90km/hに さらに“高速化”した高速道路 プロに聞く安全な走り方とは?

  • 岩瀬運輸機工
  • 2024年5月30日
  • 読了時間: 4分

更新日:4月17日

目次







2020年、普通車などが最高速度120km/hに

2020年12月、新東名高速道路で最高速度の120km/hへの引き上げが本格運用されました。 この時最高速度が引き上げられる対象となったのは、その時点で高速自動車国道の最高速度が100キロとなっている車両が対象でした。 具体的には、大型乗用自動車(大型バス等)、中型乗用自動車(マイクロバス等)、特定中型貨物自動車を除いた中型貨物自動車 (車両総重量8トン未満・最大積載量5トン未満)、準中型自動車 普通自動車、125ccを超える自動二輪車、緊急自動車です。 つまり、大型貨物車、トレーラー以外のクルマで最高速度の引き上げが行われたことになります。   この後、新東名高速道路以外の高速道路でも各所で最高速度の引き上げが行われ、「120」と表示された速度標識を見る機会も増えました。    

最高速度引き上げの理由

高速道路の最高速度が引き上げられた理由の一つは、車両の性能の向上と、それに伴う死亡事故数の減少です。 昭和30年代から、普通自動車の高速道路での最高速度は100km/hでした。 その頃に比べ、自動車は走行性能、衝突時の車体の安全性能、事故予防技術の進歩などで、安全性は大幅に上昇しています。 実際に、2015(平成27)年には高速道路100km当たり死者数が3.05人だったのに対し、2023(令和5)年では1.03人と、確実に減少しています。   そこで国は、安全性を担保した上で、移動時間の短縮や交通の流れの改善を目指し最高速度の引き上げを導入しました。    

大型貨物車の最高速度が90km/hに

そして2024(令和6)年4月、大型トラックの高速道路での最高速度が90km/hに引き上げられました。 これは新東名高速道路など限られた一部区間が最高速度120km/hになったのとは異なり、大型貨物と8トン以上の中型トラックの最高速度自体が80km/hから90km/hへと引き上げられることとなりました。   これはいわゆる物流の「2024年問題」に対処する目的で行われた措置で、少しでも物流の効率化を図りたいという業界の意向を受け入れる形で決定されました。   最高速度引き上げの前提として、国土交通省は大型トラックの事故減少を挙げています。 大型貨物車には、2003(平成15)年に「速度抑制装置」の装着が義務付けされました。 また、衝突被害軽減ブレーキなどの安全装置の普及と性能向上により、交通事故件数が減少しているのは事実です。    

トレーラーは80km/hのまま

一方で、トレーラーの最高速度は依然として80km/hのままです。 トレーラーは、その特性上、制動距離が長くなりがちであり、急ブレーキや急ハンドル操作が難しく、またトレーラーの被牽引部は、80km/hでの走行試験しか実施しておらず、高速化への対応が困難だとして最高速度の引き上げ見送られました。    

速度差のあるトレーラーや大型車と普通車、安全な走り方とは?

大型トラックの速度引き上げで、その他のクルマとの速度差は縮まりましたが、トレーラーとの速度差はこれまで通りです。 速度差がある状況下で安全に走行するためには、どのようなことに気をつければいいのか、ドライバーに聞きました。   「まず、適切に車間距離を保つことです。 前を走るトラックが遅いからといって車間距離を詰めて走っては、前方車両の急減速に対応できないだけでなく、追い越しの際に加速が不十分になり、スムーズに追い越すことができなくなります。   また、自分より遅いクルマを追い越そうとする際は、相手車両がトレーラーなど全長の長いクルマである可能性にも気を配り、急な車線変更ではなく、早めの合図と車線変更、十分な加速で追い越します。   車線に戻る際も車間距離を取り、急激な割り込みや、車線変更後にブレーキを踏むなどということをしないように気をつけてください」    

まとめ

高速道路の最高速度が120km/hに引き上げられ、大型車の制限速度も90km/hに引き上げられることで、高速道路はより“高速化”しました。   これまで以上に安全運転に努め、速度差を意識し、適切な車間距離を保ち、無理な追い越しを避けることで、安全なドライブを実現しましょう。 これまでもこれからも、常に安全第一を心掛けることが最も重要です。   岩瀬運輸機工はもちろん、これまで通り安全安心な運搬を続けてまいります。

岩瀬運輸機工について、詳しくは

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