安心安全のしるし「Gマーク」制度
- 茂木 敦史
- 2015年1月29日
- 読了時間: 4分
もし、自分が何らかの企業を利用するのであれば、なるべく安全性の高い、安心できる企業を選びたいですよね。
例えば最近スーパーで見かける「顔の見える食品」は、野菜や果物、お米など多くの広がりをみせています。
食品ひとつ取っても、まず求められるのはやはり「安全性」です。
どんなに良いものですと呼びかけていても、その商品が危険を感じさせるものであれば、人々は嫌厭し避けてしまいます。
たくさんの物で溢れている現代だからこそ、人々は安心できる商材を求めるのかもしれません。
さて、運送業にもきちんとその安全性を伝えるマークがあります。
「Gマーク」はトラック運送事業者の安全・安心・信頼のマークです。
Gマーク制度
Gマーク制度とは、利用者がより安全性の高い事業者を選びやすくするとともに、事業者全体の安全性向上に対する意識を高めるため、事業者の安全性を正当に評価し、認定し、公表する制度です。
平成 15 年 7 月より開始しました。
認定を受けた事業所は認定証が授与されるとともに、認定マーク及び認定ステッカーを「安全性優良事業所」の証しとして使用することが認められ、「安全性優良事業所」であることを荷主企業や一般消費者等にお伝えすることができます。
ちなみに“G”の由来は、Good「良い」、Glory「繁栄」の、頭文字「G」を取ったものです。
Gマークは、全国貨物自動車運送適正化事業実施機関(全日本トラック協会)が認定・交付しています。
「安全性優良事業所」のシンボルマークです。
全国貨物自動車運送適正化事業実施機関である公益社団法人全日本トラック協会は、トラック運送事業者の交通安全対策などへの事業所単位での取り組みを評価し、一定の基準をクリアした事業所を認定する貨物自動車運送事業安全性評価事業を実施しています。
この貨物自動車運送事業安全性評価事業は、利用者がより安全性の高い事業者を選びやすくするとともに、事業者全体の安全性の向上に対する意識を 高めるための環境整備を図るため、事業者の安全性を正当に評価し、認定し、公表する制度です。
「安全性優良事業所の認定制度」
安全性優良事業所とは
荷主企業がより安全性の高いトラック運送事業者を選びやすくするために、全国貨物自動車運送適正化事業実施機関(全日本トラック協会)が厳しい評価をし、認定した事業所です。マークは安全性優良事業所のみに与えられる安全・安心・信頼の証しです。
キメ細かな認定対象
安全性優良事業所の認定の対象となるのは会社単位ではなく、事業所単位で、平成25年3月18日現在、18、107事業所のトラックがマークを付けて走っています。有効期間は2年間等です。
公平な評価
応募された書類は、都道府県トラック協会で受付、全国実施機関で審査を行い、安全性評価委員会で公平に評価されます。委員会は、学識経験者、労働組合関係者、荷主団体、一般消費者、国土交通省職員及び全国実施機関担当役員で構成されています。
3テーマ38項目の厳しい評価
「安全性に対する法令の遵守状況」「事故や違反の状況」「安全性に対する取組の積極性」の3テーマに、計38の評価項目が設けられています。100点満点中80点以上(詳細は下図参照)の評価点数を取得した事業所が安全性優良事業所として認定されます。
たとえば、このような評価項目が設定されています
過労防止に配慮した勤務時間、乗務時間を定め、これを基に乗務割が作成され、休憩時間、睡眠のための時間が適正に管理されているか。
定期点検基準を作成し、これに基づき、適正に点検・整備を行い、点検整備記録簿等が保存されているか。
乗務員に対する輸送の安全確保に必要な指導監督を行っているか。
乗務等の記録(運転日報)の作成・保存は適正か。
事業所内で安全対策会議 (安全に関するQC活動 を含む。)を定期的に実施 している。
点呼の実施及びその記録、保存は適正か。
平成26年12月17日現在、安全性優良事業所は21,125事業所あり、これは全事業所数の25.3%に当たります。 上記に関しては一部ですが、全体をクリアしていくとなるとなかなか厳しい基準です。 しかし、きちんとクリアしている企業であれば、私たちは安心して利用できますよね。 是非、企業のホームページなどで確認してみてください。 参考引用 全日本トラック協会



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