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新型コロナの影響~バス

  • 執筆者の写真: 茂木 敦史
    茂木 敦史
  • 2020年9月18日
  • 読了時間: 4分

 明日からシルバーウィークに突入しますね。 今年は例年と異なり、国内、県内や都内、近場で過ごそうとされる方も少なくないでしょう。   シルバーウィーク中の20日は 「バスの日」です「バスの日」とは 1903年9月20日、日本初の営業バスが京都・堀川中立売~七条・祇園の間を走り始めたことから 1987年に日本バス協会が「バスの日」と定めたそうです。 明治時代のこのバスは 蒸気自動車を改造した幌なしの車両だったそうで わずか6人乗りのコンパクトなものだったようです。   現在 観光業界が大打撃を受け 観光バスのドライバーが 路線バスのみならず トラック、トレーラー業界への転職を希望する動きがあるとも言われています。 新型コロナの影響が及ぼす現在のバス業界を見ていきたいと思います。  

●バス業界の努力●

  今年1月 中国の武漢からのツアー客を乗せた奈良県在住のバス運転手が 日本国内で日本人第1号の新型コロナ感染者となったニュースに 日本中が衝撃を受けたかと思います。   それからわずか数か月で 日本各地に感染は拡大し 様々な業界に 経済的にも打撃をもたらしています。   公共交通機関として、観光旅行や団体移動の手段として欠かす事のできない「バス」も この新型コロナの影響により 大きな打撃を受けつつも 新たなコロナ禍における各社の様々な取り組みに驚きや敬意を抱いてしまいます。   公益社団法人日本バス協会による 「

バスにおける 新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン

」では 具体的な

感染予防対策

についてや従業員の

健康管理

について明記されていますが、 これをベースとしたうえで 各社はさらなる柔軟な創意工夫ある対策を生み出しています。   やはりバスの車内における3密対策には 各社軒並み総力をあげて対策を講じています。   例えば 観光バスや貸切大型バスでは 各座席の間に設置されている

仕切りの高さを、大幅に高く

して顔の位置ほどまでにしたり、

医療用抗菌カーテン

を導入したりと 周囲との飛沫接触を避けるとともに、 乗車中のプライベート感も向上しているバス会社もあります。   また バスのエアコンは常時「

外気モード

」にして運行し 車内の空気は常に約5分ですべて入れ替わるよう工夫している会社もありました。   さらに 「

コロナウイルス追跡システム

」という もしも自分が乗車したバスの同乗者にコロナウイルス感染が発覚した場合に 知らせてくれるシステムを取り入れた会社もあります。 車内に掲示された

QRコード

を読み取り、 登録することで簡単に通知が受け取れるといった機能で

乗客のアフターサービス

にも工夫を凝らしています。   九州の西日本鉄道が運営する「西鉄バス」では 交通系ICカードの利用履歴データを用いて、 おおよその乗車人数と混雑度を算出することにより 利用者の時差出勤や混雑回避を促し、 利用時間帯を分散させてバス内の「密」を防ぐサービスを始めました。   それは 朝の通勤ラッシュ時間帯の30分ごとの

混雑状況を

ホームページで配信

するというもので 乗客数に応じて

「混雑している」「やや混雑している」「やや空いている」「空いている」の4段階

で わかりやすく表示しています。   ただ人によって「混雑」の感じ方は違うため、 試行錯誤しながら混雑状況の表示方法を設定したそうです。   「密」になる傾向だった路線バス、観光バスや高速バスですが、 各社それぞれの衛生管理や感染防止対策が 非常に柔軟に行われているのがわかります。   また 都内観光でお馴染みの

「はとバス」

では 昨年の8月の観光バス事業の売り上げが10億5000万円だったものが 今年の8月には2000万円となり 大変厳しい状況の中でも 様々な創意工夫を凝らしています。   屋根のない二階建てのオープンカーならぬ

オープンバス

を運行。 座席も接触リスクを考慮した配置となっています。  

  また 巨大な車庫にて 従来運行していたバスを大量に活用した 「バスでつくる巨大迷路体験」 というイベントも今月19日から21日に開催されることも大変な話題となっています。   例年と異なるシルバーウィークになりそうですが 私たちひとりひとりも安全対策に努めながら バスに乗ってみてはいかがでしょうか    

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