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新型コロナの影響~税関

  • 執筆者の写真: 茂木 敦史
    茂木 敦史
  • 2020年11月27日
  • 読了時間: 4分

  11月も終盤となりましたが 皆様はもうボジョレーヌーボーは楽しまれましたでしょうか 秋の風物詩として 毎年この時期に ボジョレーヌーボーの解禁のニュースで 賑わう店内の様子を見ますよね。   今年は11月19日に解禁日を迎えましたが 実は もっと前からボジョレーヌーボーは日本に到着しているというのはご存知でしょうか   解禁日の約1ヵ月前にはフランスから到着し 税関による通関検査を行っているそうなので 「新酒」であっても1か月ぐらいはひっそりと保管され 解禁日を待っているのですね。     さて 明日11月28日は「税関記念日」という日になります。   貿易物流の窓口である税関、その歴史は幕末に始まり ペリー来航により開港へと踏み出す際に 1859年(安政6年)に長崎、神奈川、函館の3港に各「運上所」という現在の「税関」が誕生しました。 その後 1872年11月28日に「税関」と呼称変更されたことからこの日を「税関記念日」として 広く税関の役割や業務を知ってもらえるように様々なイベントが開かれています。  

●税関とは●

  税関は、財務省の地方支分部局であり、

函館、東京、横浜、名古屋、大阪、神戸、門司及び長崎

の8税関

並びに

沖縄

地区税関

が 港や空港等に設置されており、 その各税関には令和2年7月1日現在で

税関支署68ヶ所、

税関出張所及び税関支署出張所105ヶ所

並びに

税関監視署及び税関支署監視署10ヶ所

が設置されています。   税関の仕事は、簡単に言えば

税金を集める

こと、

輸出入する品物をチェック

すること、

密輸を防ぐために検査

をすること、などの役割があります。   海外物流の窓口として スムーズな貿易を行う為の税関業務も 今年は 異例の新型コロナの影響で大混乱となっていたのではないでしょうか。  

●新型コロナ禍の税関●

  2020年上期を振り返ると マスクや除菌製品など 様々な物品が店頭から消え どこへ行っても入手困難になっていたことは記憶に新しいかと思います。 その頃 税関でも「海外で注文した商品が届かない」といった問い合わせが相次いだと言います。   世界的な混乱の中、そもそも日本に貨物が届いていない場合や 輸入申告以前の他の省庁での手続きに時間がかかっている場合など トラブルも様々   しかし 現在 税関では 従来の業務や手続きから 下記のような 柔軟な対応に切り替えています。  

☆救援物資等に関連する税関手続

新型コロナ対策に係る

救援物資や

ライフラインを確保するための物資

など 緊急に通関を行う必要のある物品の輸出入通関については

優先

して行うこととしています。   輸入される貨物が無償で提供されることを確認できる場合には、その貨物に課される関税、消費税は

免除

され また、救援物資等の輸入申告については、その際の手続を

簡易な様式で申告

することができるようになりました。 そして 寄贈物品等免税証明書の書類の提出についても

簡素化

しています。  

☆税関手続きの対応

  一般のサラリーマンや会社員と同様に

税関職員

にもテレワークや時差出勤を推奨していることや

輸出入者

の事情を考慮し 従来の手続きが 下記のように簡略化されたり猶予されています。  

・押印を必要とする提出書類に対する押印の省略 ・輸出入者にとって利便性の高い税関官署での輸出入申告 ・原本の提出を必要とする書面の電磁的記録での提出 ・提出書類の期限延長

  停滞する経済を元に戻そうとする動きがある中で 貨物の輸出入はもとより、海外の人の往来もじんわりと

規制緩和

されてきていました。 再び感染者数が増加傾向にある中での「税関記念日」 海外との窓口である税関の職員さん達のご健康を祈りながら ご自宅でゆっくりとボジョレーヌーボーを味わってはいかがでしょうか  

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