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新型コロナの影響~高齢ドライバー

  • 執筆者の写真: 茂木 敦史
    茂木 敦史
  • 2020年6月26日
  • 読了時間: 4分

  6月も終盤になってまいりました。   昨日6月25日 この日は全日本指定自動車教習所協会連合会が制定した 「指定自動車教習所の日」という記念日だそうです。   1960年6月25日に道路交通法改正法が施行され、 公安委員会が指定した自動車教習所を卒業すると 運転免許取得時の技能試験が免除される制度が定められたことから こういった記念日を制定したそうです。   新型コロナウイルスの影響で 警視庁運転免許本部により 運転免許試験場や自動車教習所が休業要請の対象となり 長期にわたり休業を余儀なくされました。   全日本指定自動車教習所協会連合会の 「指定自動車教習所における 新型コロナウイルス感染症の 感染防止のためのガイドライン」 によると 主な営業再開後の技能教習時の対策として   *指導員及び教習生はマスクの着用 *教習中は、可能な限り、車両の複数の窓を同時に開けて常時換気   等の対策を設けています。 各自動車教習所はこういったガイドラインをもとに 対策を講じていると思われるのですが 「密」を避ける為の人数制限もあってか 営業を再開するや 予約が取りにくいといった状況に なっている教習所が少なくないようです。   特に混雑をしているのが「高齢者講習」とも言われています。  

高齢者講習

高齢者講習とは

70歳から74歳

の運転免許取得者が免許更新を希望する場合、 指定された教習所にて自ら予約をとり

座学、運転適性検査、運転講習

などで構成された「高齢者講習」を 必ず受検することが定められています。   また

75歳以上

は、「高齢者講習」の前に 現在の年月日を答えたり、時刻を時計の絵として検査用紙に描きこむといった検査で 記憶力や判断力を測定する

「認知機能検査」

を行います。   本来、「高齢者講習」を受講できる期間は

更新期間満了日の6カ月前から更新期間満了日まで

の間とされていましたが 新型コロナウイルスの影響で延長の手続きができるようになっています。 しかしながら、この講習を履修しなければ免許の更新ができず、運転ができないため 教習所の予約が取れなくなっているほど混雑をしているというのです。  

高齢者ドライバーの外出自粛の影響

  外出の自粛要請が解除されてから 交通量も人々の往来も増加している中で 特に

高齢者の交通事故

も増えてしまっています。   新型コロナウイルスによって重症化しやすいといわれる高齢者にとっては 感染を防ぐ為には なにより

自宅での自粛

は最善な対策と思ってしまいます。 しかし 過度な在宅自粛は 一方でむしろ運動不足や健康被害に繋がったり 認知症の重症化や「フレイル」を促進させてしまうというのです。

高齢者のフレイル

フレイルとは 「Frailty(虚弱)」から名付けられ 筋肉などの身体機能や認知機能が低下し 「要介護」に至る手前の状態を指します。 外出自粛が唱えられると 外での買い物や散歩、運動する機会が減ってしまい 又、偏った食生活になりやすく栄養バランスがとりにくくなってしまう上、 人との交流が減ってしまい会話もしなくなってしまう傾向があります。   フレイルの進行を予防するためには 下記のフレイルの3つの構成要素を それぞれ解消するような対応をする必要があります。  

フレイルの構成要素

身体的要素・・・・・・筋力の低下精神的・心理的要素・・・うつや認知機能の低下社会的要素・・・・・・独居や経済的困窮、人との交流の減少

  筑波大学の発表によると 免許証を返納する等で

運転をやめた高齢者

は 運転を続けている人と比べて、

要介護認定のリスクが約 2 倍

に上ってしまうという報告があります。   つまり 

長期にわたる自粛生活

で 知らず知らずのうちに

フレイルが促進

してしまうことが考えられ それに気が付かず 無自覚のまま 自粛解除後に以前のようにハンドルを握ってしまう高齢者ドライバーが 少なくないと予見できます。   自粛解除で もとの日常生活を取り戻す、経済活動を立て直す時期に入ってきてはいますが 道路には こういった高齢者ドライバーも走行したり 徒歩や自転車で外出していることを想定し より一層の注意を注ぎ 安全運転を心掛けましょう。  

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6月12日 11:38

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