日本の自動販売機とこれからの動く!?自動販売機
- 茂木 敦史
- 2022年9月9日
- 読了時間: 4分
目次
日本を訪れる外国人観光客の9割以上が利用し また9割以上が満足していると答えるものが何かご存知でしょうか それは日本の
自動販売機(飲料用)
です。
<日本の自動販売機>
私たち日本人は普段から当たり前のように利用している自動販売機ですが 外国の自動販売機事情と比べてみると 日本ならではともいえる
特徴
がありました。
1.設置場所
・飲料用の自販機に限らず、 施設内はもちろん、人の往来の少ない屋外に設置されている自動販売機は珍しくありません。 窃盗や破損等の犯罪行為が少なく、治安の良さの象徴ともされているそうです。
・自動販売機の隣にゴミ箱が設置されている事も 世界的に見ると当たり前ではないようです。
2.販売方法
・一台の飲料用販売機に保温と冷蔵の機能が備わっている事は 世界的ではなく、日本の技術力の高さの証明と言われています。
・商品の見本やイメージ画像が掲示されていることは 日本だと当たり前なのですが、世界的には飲料用だと ロゴマークだけの表示という販売機も珍しくないそうです。
・飲料や食品のみならず、様々な商品の自動販売機が存在している。
・一部の自動販売機では 英語や中国語等の多言語対応が可能な機種もあり インバウンド需要のあるエリアに設置されているそうです。
3. 付加価値
・各メーカーから災害支援型自動販売機が開発され設置されており、 自販機に搭載された掲示板に災害情報を流したり、 緊急時に無償提供できるシステムを搭載しているそうです。 また 発電した電気を非常用電源に切り替え、手回しで発電することで 携帯電話の充電も可能にしている自販機もあります。
・独自のデザインラッピングにより広告宣伝効果を高めることが可能な自動販売機もあります。
<自動販売機の減少>
このように日本の自動販売機には、 日本ならではの細やかな配慮やサービスが施されているものが多くあり、 飲料用自動販売機だけで その数約2,254,000台、 煙草やコインロッカーや両替機等の様々な自動販売機も含めると
400万台
を越え あらゆる業種や分野で自動販売機が活用されているかがわかります。 1960年代に登場し、2000年には
560万台をピーク
になったものの 以降は徐々に
減少傾向
に転じ、数を減らしています。
その原因としては
「人口減少」
が深く関係していると言われています。
人手不足で商品補充などの人員を確保するのが難しくなっていることや
地方の人口減少も要因の一つになっているそうです。
また、人口密集地においても
リーマンショック後のオフィスの人員削減や残業減少の影響による
売り上げの減少
に加え、 低価格のコーヒー販売や 煙草自販機の成人識別システムの導入により 利用者が
コンビニエンスストアに流れる傾向
が
強まったことも原因になっていると言います。
<可動型の自動販売機>
技術の向上とともに 多様でユニークな自動販売機は これからも進化を続け 私たちを驚かせてくれるかもしれません。 しかし より深刻化する
少子高齢化社会
において
販売・購買方法やニーズも変化することをふまえ
置き型の自動販売機だけでなく
移動型の自動販売
に世界的にも注目が集まっています。 中国では 低速自動運転小型ロボットを開発に成功した
「優時科技」社
が 人が集まっている場所を検知して移動し、 商品を販売する
商業施設向けの自動運転ロボット
を開発し 既に利用されています。
温冷蔵機能も搭載した可動型の自動販売機としてだけでなく
プロジェクターを内蔵していることで、
広告を投影しながら商業施設内や周辺を運行できるとのことです。
日本では
「京セラコミュニケーションシステム」社
が
国内で初めて
公道(車道)
での
無人自動走行ロボット移動食品販売
の
実証実験を行いました。
小さな動く無人のコンビニエンスストアなる車両は
高齢者向け住宅や公園等を巡回し販売します。
利用者は タッチパネルで商品を選択し 電子マネーで決済すると
ロッカーが解錠され商品を取り出す仕組みです。
次世代型の自動販売機ともいえる可動型無人販売機が
今後日本でどのように進化していくか
どのように活用されていくか注目していきましょう。
<まとめ>
訪日外国人観光客にも好評を得ている日本の自動販売機ですが
比較すると日本ならではの特徴がありました。
しかし、年々その数は減少傾向にあります。
次世代に向けて 世界的にも可動型の自動販売機として
無人自動運転ロボット車は大変注目されています。





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