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昭和レトロブームが追い風になるか?ビンテージ車のコンバートEV

  • 執筆者の写真: 茂木 敦史
    茂木 敦史
  • 2022年11月11日
  • 読了時間: 4分

目次





「昭和レトロ」

が幅広い世代で人気となっています。   昭和世代には懐かしく、 若者世代には 「むしろ新しい!」「エモい!」と注目され、 SNS映えするフォトジェニックな昭和レトロなスポットや 雑貨や家電等はもちろん 昭和歌謡や映画といったレトロカルチャーにも そのブームは広がっています。  

<レトロブームと車>

  「昭和レトロ」ブーム その流れは 車にも影響していると言います。   2022年11月 大阪で『昭和レトロカー万博2022』が開催される予定です。   例年 希少な絶版車両などのレトロクラシックカーが数百台集結し 企業ブースの出店や貴重な絶版パーツをはじめ グッズやミニカー等の展示販売も行われ、 多くの来場者で賑わいます。   旧車に興味のある男女121名を対象に行われた アンケート調査(出展:カレント自動車)によると   「旧車を所有し続ける(所有しようと思った)理由」では

1位:「デザインが好きだから」 32.2%2位:「手放すと二度と手に入らないと思うから」 20.7%3位:「現行のクルマにはない機能や性能があるから」 13.2%3位:「思い出の車だから」 13.2%5位:「走りが良いから」 7.4%6位:「エンジン音が好きだから」 5.8%

  国産・輸入車を問わず古い旧車には 今の車にはない独特で個性的なデザインが多く 外装、内装ともにその魅力は 今の若い世代にも非常に人気が高まっています。

<ビンテージ車の維持>

  近年

「SDGs(持続可能な開発目標)」

により モノを大切に使う、使い続ける意識が高まる中で 〝車は新しいものに乗り換えた方が良い” という傾向に 古いビンテージ車好きの方には 切なさや矛盾を感じる方も少なくないでしょう。   実際に 旧車オーナーを悩ますものに

「維持費」

が挙げられます。   年式が古い車両になればなるほど、 メンテナンスには手間や時間、費用もかかります。 生産終了している車両の部品交換には 入手困難なパーツも多く旧車ユーザーを悩ませる要因の一つです。   また 安価ではない維持費の一つに

「自動車税」

があります。   一般的なコンパクトカー(排気量1L超-1.5L以下)の自動車税は およそ3万500円の税額になりますが 新規新車登録から ガソリン車とLPG車は13年超、ディーゼル車は11年超の場合 おおむね

15%の重課措置

がとられます。 軽自動車では13年超の場合、軽自動車税がおおむね20%重課されます。   CO2排出量の削減の為に導入されたこの重課措置ですが 困難かつ高額な維持費により 美しく愛らしい古い車を絶滅させない方法を模索している人達がいます。  

<コンバートEV>

  地球環境問題の深刻化とともに 世界的に自動車のEV化が加速しています。   その中で 古き良き時代のビンテージ自動車を EV化する取り組みも広まりつつあります。   それが

「コンバートEV」

という ガソリン車をEVに変身させてしまうカスタムになります。 簡単に言うと

ガソリンエンジンの車からエンジンを取り除き、

かわりに電気モーターを載せてEV化

させるというものです。   2021年度のグッドデザイン賞を受賞した オズモーターズのビンテージ車を電気自動車にコンバートする取り組みが 高く評価されているように 今 日本でもコンバートEVの自動車に注目が高まっています。   燃費が悪かったり、騒音や排ガスも問題視され 修理するにも部品が希少、さらには重課税、 そんな維持することが困難だったビンテージ車に 蘇るチャンスが到来したのです。   EV化することにより、自動車税も優遇されますが このカスタムはほぼフルオーダーメイドとなり 費用もおおよそ500万円~とも言われており 決して安くはないそうです。   しかし 古い車を大切に乗り続けることを可能にしたコンバートEVは 古い車のSDGsと環境問題との矛盾点を埋めてくれる新しい選択肢とも言えるでしょう。  

<まとめ>

  空前の昭和レトロブームの中、ビンテージ車の人気も高まっています。 個性的なデザインで人気の古い車ですが、 その維持は大変困難とされています。 近年その様な旧車をEV化カスタムするコンバートEVが活発化し 環境に配慮しながら古い車を大切に使い続けられる選択肢として注目されています。    

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