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決め手は空気!?トラック輸送の振動対策

  • 執筆者の写真: 茂木 敦史
    茂木 敦史
  • 2023年5月10日
  • 読了時間: 3分

目次






精密機器運搬と振動対策

トラック輸送に限らず、モノを運ぶ際には少なからず振動が発生します。 子どもの頃、コップに注いだ牛乳やジュースをこぼさないよう苦労してテーブルに運んだという経験を持たれる方も多いのではないでしょうか。 物流業界では振動対策としてさまざまな方法が採られています。  

カップを持つ子供

商品を守る工夫

インターネットを使った通信販売は、今や当たり前のものになりました。毎日のように通販業者からの荷物が届くというご家庭も少なくないと思います。 そんな日常生活に欠くことのできない通信販売ですが、届いた段ボール箱が、購入した商品に比べて大きいと感じることはありませんでしょうか? 大きな箱にぽつんと商品が入れられているのを見ると、「過剰包装ではないか」と思ってしまうかもしれませんが、これには理由があります。 その理由のひとつが、輸送中の振動対策です。 さまざまな形状や重さの荷物をまとめて運ぶことが多い宅配便では、振動により箱がつぶれたり、それによって商品が傷ついたりする場合があるため、あえて空間を多く採った梱包を採用しています。 さらに、梱包材として空気で膨らませたエアークッションを使用することで、振動による衝撃から商品を保護します。場合によっては、専用のフィルムやテープなどを使用することもあります。  

段ボール

大型精密機器の振動対策

では、大型精密機器を輸送する際の振動対策にはどのようなものがあるでしょうか。 まず、宅配便と同様、しっかりと梱包作業を行います。可動部分は固定したりクッション材を使用したりして保護します。 機器の用途によっては、クリーンルームで使用されるものがあります。その場合は、クリーンルームの基準に即した梱包が求められます。 特殊な作業ですのでノウハウが必要とされますが、機械の保護と微小粒子の排除を両立させて運搬することが求められます。  

緩衝材

エアサスペンションで守る

大型精密機器の場合、機械自体を緩衝材で保護することには限界があるため、トラック側での振動対策が必要とされます。 他の自動車同様、トラックにはサスペンションが装着されています。通常は金属のバネを用いたサスペンションが使われていますが、精密機器運搬ではエアサスペンション装着車での輸送が理想的です。 エアサスペンションは加圧した空気をバネとして用いたサスペンションで、乗用車の場合は主に、大型のセダンなど乗り心地を重視した高級車に用いられています。 金属のサスペンションに対して、エアサスペンションは荷重に応じてバネの強さを変えることで変更できるため、より振動の少ない輸送が可能となります。 また、積載方法にも工夫が必要です。 一般的に、トラックでは前後の車軸の中間が最も揺れにくくなっているため、それに合わせて積載をすることが重要です。 ちなみに、バスも同様に車内中央付近の席が一番揺れにくいので、乗り物酔いをしやすい方はぜひご参考に。 その他、走行ルートの検討も重要な対策となります。 路面状況や交通量などを考慮しながら、輸送に適したルートを選ぶことで、より安全確実に積荷をお届けすることができます。  

サスペンション

まとめ

しかし、いくら振動対策を施したところで、交通事故を起こしてしまっては意味がありません。 急加速、急ブレーキを避け、安全な運転を心がけることが、最も重要な振動対策ではないでしょうか。

岩瀬運輸機工なら大型精密機器も安心の運搬です。詳しくは《こちら》から

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