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熱中症対策

  • 執筆者の写真: 茂木 敦史
    茂木 敦史
  • 2017年8月4日
  • 読了時間: 4分

トラックやトレーラドライバーの皆さんは、熱中症対策されていますか? 台風などの影響もあり、やや天気が崩れがちですがこれから先、暑い日々が待ち受けています。 暑さに負けないように、熱中症対策を確認しておきましょう。 今回は熱中症の基礎知識についてです。  

熱中症とは

・高温環境下で、体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れたり、体内の調整機能が破綻するなどして、発症する障害の総称です。 ・死に至る可能性のある病態です。

・予防法を知っていれば防ぐことができます。

・応急処置を知っていれば救命できます。

私たちの体では運動や体の営みによって常に熱が産生されますが、同時に、私たちの体には、異常な体温上昇を抑えるための、効率的な調節機構も備わっています。 暑い時には、自律神経を介して末梢血管が拡張します。そのため皮膚に多くの血液が分布し、外気への「熱伝導」による体温低下を図ることができます。 また汗をたくさんかけば、「汗の蒸発」に伴って熱が奪われますから体温の低下に役立ちます。汗は体にある水分を原料にして皮膚の表面に分泌されます。このメカニズムも自律神経の働きによります。   このように私たちの体内で血液の分布が変化し、また汗によって体から水分や塩分(ナトリウムなど)が失われるなどの状態に対して、私たちの体が適切に対処できなければ、筋肉のこむらがえりや失神(いわゆる脳貧血:脳への血流が一時的に滞る現象)を起こします。そして、熱の産生と熱の放散とのバランスが崩れてしまえば、体温が著しく上昇します。 このような状態が熱中症です。   熱中症は死に至る恐れのある病態ですが、適切な予防法を知っていれば防ぐことができます。また、適切な応急処置により救命することもできます。  

熱中症はどのようにして起こるのか

熱放散には、体から直接熱が外気に逃げる放射や伝導、対流などがあります。しかし、外気温が高くなると熱が逃げにくくなります。 一方、汗は蒸発する時に体から熱を奪います。高温時は熱放散が小さくなり、汗の蒸発による気化熱が体温を下げる働きをしています。 汗をかくと水分や塩分が体外に出てしまうために、適切な水分・塩分の補給が重要になってきます。  

どのような場所でなりやすいか

高温、多湿、風が弱い、輻射源(熱を発生するもの)があるなどの環境では、体から外気への熱放散が減少し、汗の蒸発も不十分となり、熱中症が発生しやすくなります。  

<具体例>

工事現場、運動場、体育館、一般の家庭の風呂場、気密性の高いビルやマンションの最上階など

体内で発生した熱は、血液にその熱を移します。熱い血液は体表の皮膚近くの毛細血管に広がり、その熱を体外に放出して血液の温度を下げ、冷えた血液が体内に戻っていくことで、体を冷やします。 体が熱くなると皮膚が赤く見えるのは、皮膚直下の血管が拡張してたくさんの血液をそこで冷やしているからです。その結果、熱を運ぶための血液が減少します。 また汗をかくことで体内の水分量が減少します。 両方の作用によって熱を運び出す血液そのものが減少し、効率よく熱を体外へ捨てられなくなってしまいます。高齢者、低栄養や下痢、感染症などで脱水気味の人も同じです。   今いる環境の温度が高い、ムシムシする、日差しがキツイ、風がない場合も、体表に分布した熱い血液をうまく冷やせないため、熱いままの血液が体内へ戻っていき、体がうまく冷えません。 体から水分が減少すると、筋肉や脳、肝臓、腎臓などに十分血液がいきわたらないため、筋肉がこむら返りを起こしたり、意識がボーっとして意識を失ったり、肝臓や腎臓の機能が障害されたりします。 また、熱(高温)そのものも各臓器の働きを悪化させます。  

病態からみた熱中症

熱中症の発症には、からだ(体調、性別、年齢、暑熱順化の程度など)と環境(気温、湿度、ふくしゃ輻射熱、気流など)及び行動(活動強度、持続時間、休憩など)の条件が複雑に関係します。   「ひょっとして熱中症かもしれない」と気づくことが適切な処置をするのに大切ですよね。 しっかり対策をして元気に夏を過ごしましょう!   引用参考:環境省 熱中症予防情報サイト

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