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物流~物流の種類

  • 執筆者の写真: 茂木 敦史
    茂木 敦史
  • 2019年6月7日
  • 読了時間: 3分

「物流」にも 様々な種類があります。 国内外の工場等から原材料や部品といった物を仕入れる迄の物流、 それを製品化する生産工場等から物流センターや量販店に物は移動し そして消費者へ届けられる物流。 商品以外の梱包材等を回収し、処理場等へ運ばれる物流。 回収した中から再資源化して材料として再利用できるようにする物流。 こういった大きな物流のフローは 大きく5つに分類されています。  

●物流の種類●

☆5つの種類

1.調達物流

生産に必要で製品づくりに欠かせない原材料や部品などを国内外の仕入先サプライヤーから 生産現場まで調達する際の物の流れの活動のことを「調達物流」と呼びます。 現在、多品種少量生産が主流の中では、 「必要なものを、必要な量だけ、必要なとき」といったタイミングに合わせるように調達し、 生産するという「

ジャストインタイム化(JIT)

」が、非常に重要になり、 在庫コスト低減に直結するため積極的にこの考え方を多くの企業が実践しています。

2.生産物流

調達した部品や資材の管理から工場内での物流、 製品の管理、包装、倉庫への発送までを含む流れのことを「生産物流」と呼びます。 調達物流や販売物流との円滑な連携を図ることで納期管理、 出庫管理、発送管理を最適化できるだけでなく、配送車両の動態管理も可能になります。

3.販売物流

一般的に物流といえば「販売物流」を指します。 これまで配送センターや物流倉庫から卸や小売店など流通拠点への配送が主体でしたが、 オンラインショップやEコマースが台頭する今日では、エンドユーザーへの直送も今や大きなボリュームを占めるようになりました。 配送センターや物流倉庫を介するか、生産拠点から直送するか、 どちらでも「必要なモノを必要とする人に、必要な数だけ、必要なタイミングで」届けるためには、 輸送・配送の効率化や在庫の圧縮化が何より不可欠です。

4.回収物流

製品の容器や巻芯(ボビン・紙管・コア)、包装荷資材、パレット等を回収し、 選別・再生加工等を施して再び、各生産工場へ生産資材として供給することをいいます。

5.リサイクル物流

代表的なリサイクル物流の一例として、空き缶やペットボトル、古紙などの回収と再資源化があります。 また、容器包装リサイクルや廃パソコン、インクジェットカートリッジの回収と再資源化も同様です。 近年では、環境対策として、またレアメタルをはじめとした資源の有効活用としてリサイクル物流の重要度が増しています。  

●動脈物流と静脈物流●

  人間の循環器に例えて 「調達物流」「生産物流」「販売物流」による生産から消費への流れを、「動脈物流」と呼び 製品や容器・包装などが役目を終えて、回収・再資源化「回収物流」「リサイクル物流」を「静脈物流」と呼びます。 現代では環境保護の観点から、「静脈物流」が循環型社会では大変重視する方向に向かっています。  

●トラック輸送●

  上記のような様々な「物流」フローで 重要な役割を担っているのは 間違いなく、トラックやトレーラによる輸送になります。 上記1~2を「

一次輸送

」と言い、 長距離の移動を伴いながら拠点A地点から拠点B地点へと運ぶ役割を果たします。 例えば工場から物流センターまたは別の工場への大量のモノを運ぶ場合は「輸送」と言います。 また、顧客への届け先まで物を運ぶことは「

二次輸送

」と呼ばれ、近距離の小口輸送を担います。 輸送と違い、ある地点から複数個所に送り届ける機能があり、物流センターなどの拠点から卸問屋や小売店、エンドユーザーなどに運ぶ場合は 「配送」と言います。

拠点A  ⇒  拠点B   →   顧客/届け先

   (輸送)     (配送)

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