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精密機器とは?その種類と輸送方法を解説

  • 執筆者の写真: 茂木 敦史
    茂木 敦史
  • 2023年2月10日
  • 読了時間: 6分

精密機器とはどういうものを指すのかご存じでしょうか?難しいイメージがありますが、パソコン、時計、カメラ、スマートフォンといった日常で使われることの多いこれらの電子機器も精密機器のひとつです。振動や衝撃に弱く、精密な機器の輸送は非常に複雑。デリケートな製品のため取り扱いに最大限の配慮が必要です。今回は精密機器の種類と特徴、取り扱う際の注意点を解説いたします。精密機器輸送を扱う弊社の輸送サービスについてもご紹介します。

精密機器とは 

精密機械は、構造が複雑で高度な加工および組立技術を要し、高精度な動作や性能を持った機器のことを指します。精度や信頼性が高い動作、特定の目的に対応するための複雑な構造や設計などが含まれます。例えば、精密な計測や制御が必要な産業、科学、医療などの分野で使用される機器が機器精密と呼ばれます。

精密機器の種類

精密機の種類は多岐にわたりますが、以下が代表的なものです。

精密機器は、特定の目的に対応するために設計され、高精度な動作や性能を持っています。

【精密測定機器】

投影機、測定顕微鏡、顕微干渉計、光走査外寸測定機、画像測定機、三次元測定機、平面度、球面度測定機、真円度測定機、表面あらさ測定機、万能投影機、万能試験機、高周波膜厚計など

【医療機器】

超音波診断装置、心電計、脳波計、内視鏡、X線透視撮影装置、CT、MRI、病理検査機、レーザー治療器、人工透析装置、人工呼吸器、ペースメーカーなど

【光学機器/映写機】

コピー機、スキャナー、プラネタリウム、双眼鏡、顕微鏡、望遠鏡など

【分析機器】

光散乱光度計、電位測定システム、ダイナミック光散乱光度計、高感度示差屈折計、キャピラリー電気泳動装置、高分子フィルムダイナミクス解析装置、測色色差計、熱分析装置など

【天体望遠鏡】

天体写真儀、光電赤道儀、反射望遠鏡、屈折赤道儀、アストロカメラ、双眼望遠鏡、グレゴリー・クーデ式太陽望遠鏡、彗星写真儀など

【OA機器移設】

OA機器、ネットワークデジタル複合機、カラー複合機、液晶ディスプレイ製品、パソコン、CAD、レーザースキャナなど

【通信機器】

無線通信機器、カラオケ機器、デジタル通信機器、コンピュータなど

【計測機器】

風速計、粘度計、PHメーター、X線回析装置、接触角計、環境測定器、測角器、双眼鏡など

【宇宙航空部品】

航空機器、航空宇宙用レーダー、宇宙衛星機器、宇宙ロケット、航空機用及び船舶用エンジンなど

ざっと挙げさせて頂いただけでもこれだけの種類があるのは驚きです。これらは外的影響を受けやすく壊れやすいです。取り扱いや輸送には細心の注意が必要です。 

取り扱いの注意点

精密機器を取り扱う際に特に気をつけるべきポイントは次の通りです。

1.振動衝撃

精密機器は大型で高額な機械であることが多く、故障してしまった場合の損害は甚大です。

振動や衝撃に弱く、配送中の車両からくる振動によって破損してしまう可能性があります。

地面から伝わる衝撃を最小限に抑える必要があります。

対策

振動吸収材を使用する:振動吸収材を使用することで、精密機器が振動を吸収することができます。例えば、積層ポリマーやゴムなどが使用されます。

機器を固定する:精密機器は、固定することで振動から適切にすることができます。

振動源を制御する:振動源を制御することで、精密機器にかかる振動を最小限に抑えることができます。例えば、振動源を減らすために適切なマウントを使用することができます。

適切な搬送車両を使用する: 精密機器を輸送する際には、特に適切な搬送車両を使用することが大切です。

2.湿度

精密機器には錆びやすい原料が使われている場合もあり、湿度が50%を上回ると錆や腐食のリスクが高まり品質に悪影響を及ぼします。しかし40%を切ると乾燥により静電気が発生してしまいます。そのため一般的に40〜50%の間の湿度を保つことが推奨されています。

対策

空調システムの利用: 温度・湿度の影響を受けやすいため、空調システムを使って管理すると良いでしょう。精密機器に適切な湿度を維持することができます。

防湿材を使用する:防湿材を使用することで、精密機器が湿気にさらされないように保護することができます。

輸送車両

現在、精密機器輸送では多くのケースで特殊なトラックが使われます。これらの輸送車両を一般的に「エアサス車」と呼びます。エアサスとは、「エアーサスペンション」の略です。衝撃や振動に弱い精密機械を守る為に、トラックが常に水平に保てるように、荷台の車高を特殊なセンサーが探知してくれたり、突発的に発生する衝撃をおさえたり、荷崩れを軽減する仕組みがなされたサスペンションです。また内部の温度を管理するのに適しています。

そしてエアーサスペンションを搭載したトラックにもいくつか種類があります。 下記にいくつかを挙げてみます。

・標準温調エアサストレーラー

標準的な温調エアサス車。湿気を嫌う絵画などの輸送にも適切。

・大型温調エアサスパワーゲートウイング車

超精密機器、絵画、電子部品など、多彩な使い方が可能。


・空調付エアサスワイドトレーラー

大型製品を難なく積み込めるコンテナを牽引します。 設定温度から0.3度以内を保持、また湿度は40%以下を保持します。 船内電源が使用可能な空調システム、車両位置を把握できる車両稼動システムを搭載しています。


・大型平ボデーエアサス車

床全体が移動する仕組みになっており、精密機器の木箱に対処が可能です。

弊社ではこのエアーサスペンションを搭載したトレーラーを全18両保有しております。

岩瀬運輸機工の輸送サービスについて

弊社は精密機器の運搬・輸送に特化したプロ集団です。

一般の物流会社では扱っていない超精密重量機器の輸送・搬入・据付を得意としており、多くの実績を持っております。

具体的には半導体製造装置や人工衛星関連機器などの大型産業機械や、病院で使用するMRIなどの精密装置を、製造工場から使用する場所に運び設置しています。

設置作業は国内外で教育訓練を受けた資格取得者が高度な技術と豊富な経験を生かし、搬入より設置まで安全で確実なサービスを提供いたします。

これまで輸送したも装置の一例

・半導体製造装置

・液晶製造装置

・オンデマンド印刷機

・医療機器

・厨房機器

・航空機のフライトシミュレーター

・人工衛星

など多数の実績あり。

こちらのページでは、これまで弊社が手がけてきた大型精密機械における案件を、事例としてご紹介いたします。機械の特徴、その機械だからこそ発生した課題、解決策およびプランニング内容、当日までの流れ、当日の様子などをお伝えいたします。

精密機械の輸送・搬入・据付事例>>

「精密機器を運びたい」「海外輸送をしたい」「安全で確実な輸送をしたい」お客様、

「うちの大型機械も運べるの?」そんな疑問を持たれた方も、まずはご相談ください!

お問い合わせはこちら>>

まとめ

数多くの細かな部品で構成されている精密機器は、振動や衝撃に弱く、デリケートなため取り扱いに最大限の配慮が必要です。安全な輸送を実現させるためには、エアサスペンションなどの装備をもつ積載車を多数保有していることもポイントとなります。 管理や取り扱いの面でより安全に精密機器を輸送することができます。

岩瀬運輸機工は精密機器に特化した運送会社です。お気軽にお問い合わせください。

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岩瀬運輸機工なら大型精密機器も安心の運搬です。詳しくは《こちら》から

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