2020年 オリンピックイヤーとして 盛り上がりを見せていた矢先、新型コロナウイルスによる感染拡大が大きな問題となってきています。強い倦怠感、発熱や呼吸器症状が1週間前後持続することが多く、重症化すると重篤な肺炎症状を引き起こすとされています。現時点では国内で感染が確認されている人は919人と拡大しています。主に飛沫感染や接触感染の可能性が高いとされ感染拡大を防ぐため 各種イベントの中止や延期、企業のテレワーク化、各種施設の休業、学校閉鎖などの防止策が日ごとに追加されてきており、いよいよ日常生活に支障をきたし 不安感や危機感が高まってきたと感じる方も多くおられるのではないでしょうか。私たち ひとりひとり 咳やくしゃみをする際に飛散防止のマナーを徹底し手洗いやマスク着用で 今できる予防対応を忘れずに過ごしましょう。●車の寒さ対策●新型コロナウイルスだけでなく、季節柄 インフルエンザや花粉症といった厄介な症状を避ける、または症状を緩和するために多くの方々が毎年様々な対策を考えられていると思います。手洗いうがいの徹底や予防接種を受ける常備薬の補充やマスクや空気清浄機といった対策用品にいたるまで工夫をされている方も少なくないでしょう。備えあれば患いなし、ですよね。まだまだ 冷え込みが厳しい時期が続きますので車にも 寒さ対策が 安全運転に繋がります。しっかりと点検や整備をして トラブルを予防しましょう。寒さの厳しいエリアではエンストのトラブルが多発します。その原因のほとんどは 「バッテリー」であることは前回記載しましたが他にも 冬特有のエンストトラブルの要因があります。それが「エンジンオイル」になります。☆エンジンオイル☆自転車やドアの蝶つがいに オイルを一滴さすだけで滑らかな動作に戻ったという経験は誰しにもありますよね。車両のエンジン内部も同様に金属パーツが滑らかに円滑に動かせるのは「エンジンオイル」のおかげです。エンジンが「心臓」ならば エンジンオイルは「血液」とも言われています。エンジンオイルはエンジン下部に取り付けられている「オイルパン」に入っていて、それを「オイルポンプ」で汲み上げてエンジン各所に送られます。<エンジンオイルの役割>*冷却、エンジンオイルはエンジン始動中の高速で激しく動く金属パーツの高温状態の摩擦熱をエンジンオイルが吸収し 「オイルパン」に戻り冷却されます。こうしてエンジン内部の温度を下げる冷却の役割をしています。*洗浄、エンジンの回転運動や摩擦の影響で出た不純物や金属粉といったスラッジという汚れを吸着し分散する役割をします。この洗浄作用の結果として エンジンオイルは黒く変色し一定期間使用するとスラッジの吸収力が低下するため 交換が必要となります。*防さび、高温なエンジン内部と外気の温度差で水分が発生することによりさびが発生しやすくなるのを防ぐ働きがあります。*密閉、エンジン内の気密性の保持はせっかく作られたエネルギーの放出に繋がってしまいます。密封性を保つために 粘度の高いエンジンオイルが効力を発揮します。*潤滑、エンジン内部では 1分間に数千回転する高速運動をするシャフトがあります。そのような金属同士の焼き付けや摩耗を軽減し、潤滑する役割を担っています。<低温下のエンジンオイル>寒冷地でも エンジンオイルが凍ってしまうことはほとんどありません。しかし 低温下では その性能に変化が生じます。オイルの粘度が上昇することにより 潤滑性能が低下したり数日間エンジンをかけていない場合にはエンジン内の各パーツに必要な油膜が消失してしまう場合があります。こういった状態で エンジンを始動してしまうと十分な潤滑力もないまま摩擦が起きてしまい、エンジン内部に大きなダメージを与えてしまいます。気候の変動に配慮し寒冷地での走行を予定している場合など低温下でも対応するエンジンオイルを事前に装備しておくことでエンストや思わぬ事故を防ぐ予防策になります。まだまだ 寒い日が続きますので皆様のお身体も お車も 予防策を講じておきましょう。