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自動運転のいま

  • 執筆者の写真: 茂木 敦史
    茂木 敦史
  • 2020年8月28日
  • 読了時間: 4分

皆さま、こんにちは。 今年の夏も厳しい暑さが続きますが、いかがお過ごしでしょうか。 夏は暑さ以外に、ゲリラ豪雨など雷に遭遇する機会が多くなる季節です。 激しい雨が降ると視界が悪くなるので車のスピードを緩めたり、頑丈な建物に避難してください。 今週は朝方や夕方は段々と涼しくなってきています。 早く秋が来てほしいものですね。   さて今回は普段とは異なる視点から「運転」のあり方を見ていきたいと思います。   2020年4月1日、自動車分野で最も重要な2つの法律が改正されました。公道での交通ルールを定めた「道路交通法」と、公道を走行する車両が満たさなくてはならない条件を定めた「道路運送車両法」。今回の改正で最も注目されているのが、公道上で「レベル3」自動運転が解禁になったことです。    

〈自動運転の今〉

レベル2の運転の主体はドライバーであり、ステアリング操作と加減速の両方が連携して運転をサポートするものです。制御の範囲はシステムにより差があり、完全な制御を行うわけではないため運転手がシステムを常に監視する必要がありました。 しかし今回解禁された

レベル3

では、“ある条件下”ではドライバーがシステムや周辺状況を監視する義務から開放されます。車両が走行中にスマートフォンを操作したり、カーナビゲーションシステムの画面を見続けたりすることが可能になるのです。  

〈成長戦略フォローアップ案〉

今月27日、国の成長戦略を議論する未来投資会議において、2020年度策定の成長戦略に基づく「成長戦略フォローアップ案」が示され、閣議決定されました。 「成長戦略フォローアップ案」には

〈Society5.0の実現〉

というデジタル・プラットフォーム企業を巡る取引 環境の整備、イノベーションの促進を目的としたデジタル市場における取り組み方針が書かれています。 モビリティ分野では6つのKPI(成果目標)が掲げられています。

  • 2022年度目途での鉄道廃線跡等における遠隔監視のみの自動運転移動サービスが開始

  • 2025年目途に、高速道路上でレベル4の自動運転が実現

  • 2030年までに、地域限定型の無人自動運転移動サービスが全国100か所以上で展開

  • 2030年に、安全運転支援装置・システムが、国内販売新車に全車標準装備、ストックベースでもほぼ全車に普及

  • 2022年度を目途に、ドローンの有人地帯での目視外飛行による荷物配送などのサービスを実現

  • 2023年に、「空飛ぶクルマ」の事業を開始

この中で特に注目したいのは、「2025年目途に、高速道路上で

レベル4

の自動運転が実現」です。政府は自家用車は高速道路上で2025年目途での実現を目指すほか、その状況を踏まえ2025年度以降にトラックにおいても実現を目指す方針とのことです。

レベル4

となると、故障時対応もシステムに任せてしまい、運転者はなにもしないほぼ完全自動運転となります。運輸・物流産業の人手不足解消にもつながるでしょう。

〈自動運転の未来〉

自動運転レベルの最高は

、ハンドル不要の完全自動運転です。 完全自動運転は「安全性」を高めたり、「運転負荷」を軽減するための機能は高齢者社会が進む日本において 特にニーズはあります。 ドライバーレスで走る未来もそう遠くはないのでしょう。 こうなったとき問題となるのはサーバーやシステムの故障による事故です。自動運転車が交通事故を起こしたときの責任の曖昧さ、悪天候などにシステムが対応できるのかなどの不安があります。   自動運転の為には「AI技術」の進歩が不可欠です。IT技術の進歩により、5Gやビッグデータの活用ができるようになり今までよりもさらに便利な世の中になってきています。 しかし安全かつ快適な運転を任せる為には、 今よりも豊富なデータを蓄積することができる技術開発の必要があるでしょう。 今後どんな自動運転が実現されていくのか、未来技術が登場するのか楽しみですね。    

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