重量物輸送は、大多数が連結車両および大型トラックで実施されていますが、その車両特性に関わる知識不足や経験不足による事故が発生しています。そのため、正確な理解と運転操作並びに管理者による指導が必要になっています。連結車両は、カプラとキングピンで連結されている構造になっています。重量物を輸送するセミトレーラー(ポールトレーラーを含む)は、急制動により積んでいる製品が前方、側方に移動してしまい重大事故を引き起こす危険度が高いです。スピード超過運転は厳禁です。連結車両は積載時と空車時では軸重差が非常に大きく、車両のバランスが大きく変化します。特に、鉄鋼製品などは重いため、後方からの押し上げまたは突き上げ状態になり、ブレーキ操作やギアチェンジなどの操作ミスが発生し、横転事故などを引き起こすことがあります。ブレーキ操作ミスにより、ジャックナイフ現象、トレーラースイング現象、プラウアウト現象などあ発生する可能性があります。スピードの超過、急ハンドル、急ブレーキなどの「急」のつく運転は、プロドライバーとして避けるべき運転方法です。連結車両はトレーラー側の動きがトラクター側に伝わりにくいため、ドライバーが異常発生の事態を認識することに遅れが生じ、製品落下などの大事故を引き起こすことがあります。長い坂を走行する時は、フットブレーキ及びトレーラーブレーキを使用しますが、単独の使用を避けて、排気ブレーキ、リターダーブレーキなどの補助ブレーキを併用して減速しなければなりません。セミトレーラーの内輪差は大型車以上に大きいため、右左折時やカーブ走行時に巻き込み事故を引き起こす危険性があります。そのため、旋回操作に入る前の減速とコースの取り方が極めて重要です。左折時は、左側ミラーに映る範囲が狭くなり(右側も同様に死角になります)、左後方の死角が大きくなるため(右側後方も同様)徐行して一層慎重な安全確認を行わなくてはいけません。右折時は右側ミラーに写る範囲が狭くなり(左側も同様に死角になります)、右後方の資格が大きくなるため(左側後方も同様)徐行して一層慎重な安全確認を行わなくてはいけません。特に、左右のピラーの距離感と死角には注意しなくてはいけません。