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運行管理支援機器の種類

  • 執筆者の写真: 茂木 敦史
    茂木 敦史
  • 2016年12月1日
  • 読了時間: 4分

デジタル機器の普及により、運行管理をより効率的にする様々な機器の導入が進んでいます。運転者の指導、監督に当たっても、これらの機器により取得したデータやリアルタイムで取得できる情報などを活用した運行管理が求められています。

デジタル式運行記録計(デジタルタコグラフ)

デジタルタコグラフは、時間、距離、速度の記録に加え、エンジンの回転数、アイドリング時間などのデータも記録できる車載機器です。旧来のアナログ式タコグラフでは、円形チャート紙に直接針で記録していますが、デジタルタコグラフは記録した運行データをメモリーカードや通信により取得し、パソコンなどにも記録できるとともに、瞬時にそのデータを解析できるのが特徴です。これにより、どのような運転ぶりであったのかを容易に把握することができ、運行記録が自動出力できるため、管理業務の効率化も実現しています。

ドライブレコーダー

ドライブレコーダーは、事故やヒヤリハットなどにより急ブレーキなどの衝撃を受けると、その前後の映像を記録する車載機器です。映像記録に加え、加速度、ブレーキなども記録できるドライブレコーダーもあります。実際の事故やヒヤリハットの映像がデータとして取得できることから、運送事業者の間では、このデータをドライバーの指導や監督への活用が進んでいます。

エコドライブ管理システム(EMS)

エコドライブ管理システム(EMS)は、自動車の運行においてエコドライブを計画的かつ継続的に実施するため、加速度オーバーに対する警告音やアイドリング時間などのデータを取得できる車載機器です。デジタルタコグラフやドライブレコーダーの機能を同時搭載している機種が多くあります。環境に配慮した運転が実現され、なおかつ適正な速度での走行などによる運行の安全性が向上し、燃費の良い運転が促されるなどの様々な効果が得られます。

GPS、カーナビゲーションシステム

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GPSとは、人工衛星を利用し、受信機の位置情報を得られるシステムです。カーナビゲーションや携帯電話などの位置情報は様々なサービスに利用されています。運行管理の支援機器としても、リアルタイムの車両の位置情報が取得でき、効率的な配車などの動態管理への活用が進んでいます。

IT点呼機器(カメラ付きアルコールチェッカーなど)

平成19年の省令改正により、安全優良事業所に認定された事業者(Gマーク認定事業者)は、従来の対面式点呼を国土交通大臣が定めるIT点呼機器で代用できることになりました。IT点呼機器には、ウェブカメラ、アルコールチェッカー、免許認証システムなどの機能が備わっており、遠隔地にいても点呼を行うことができます。また、点呼の内容はデータとして取得できます。

車載式故障診断システム(OBD)

車載式故障診断システムは、車両自体が突発的な故障や異常を検知、監視し、異常の発生を警報表示でドライバーに知らせ、故障内容を記録するシステムです。

イベントデータレコーダー(EDR)

イベントデータレコーダーとは、エアバッグなどが作動するような事故において、事故前後の車両の運動データや運転者の操作などを記録する車載機器です。 場面に合わせたデータの活用

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毎日の運行の記録には、ドライバーの運転状況に関する様々なデータが記載されます。日々の運行管理において、ドライバーのくせや安全に対する意識、エコドライブへの認識などを点呼時の指導などに活用できます。運行の記録はは基本的な注意事項などに活用できますが、これらのデータを解析し、運転を評価するシステムが付属している機器が多く、このようなデータは安全会議などの定期的に活用することができます。その他にも、GPS機能の付加により、リアルタイムの車両の情報も取得できますが、この情報は事故時などの迅速な対応に活用できるほか、到着の遅れを予防するなどの管理が可能となり、安全で確実な輸送が実現されます。 引用参考  自動車運送事業者が事業用自動車の運転者に対して行う一般的な指導及び監督の実施マニュアル

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