株式会社 岩瀬運輸機工

岩瀬運輸機工は、超精密重量機器の特殊輸送・搬入・据付業者として
輸送の提案・改善・開発に取り組む国際的物流事業者です。

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安全運転と事故防止策【踏切横断時、後退時】


トラックやトレーラを走行時に、よく踏切を通過するかたはどのくらいいらっしゃるのでしょうか。

踏切での事故は、車に限りません。

どんな時でも踏切付近はとくに気を付けましょう。

踏切横断時の事故

踏切事故は自動車運転者の死傷に直結するだけでなく、列車の脱線を引き起し多数の乗客等が死傷する可能性があり、絶対に引き起こしてはなりません。

踏切内での脱輪事故、踏切先のスペースと自車の寸法認識の甘さ等により、踏切内に閉じ込められる事故が発生しています。

踏切走行時は段差等によるエンストや脱輪の可能性が大きく、特に冬期はスリップ事故に特段の注意が必要といえます。

 

一年を通して重大事故になりやすい傾向の月

4月 踏切でトレーラが脱輪し、特急列車と衝突事故発生

事故防止対策のポイント

「重量物輸送」用の基準緩和車両は、特車許可経路の走行を厳守しましょう。許可経路から逸脱した踏切を走行してはなりません。

線路の手前では必ず一時停止し、窓を開け自分の目と耳で左右の安全を確認し少し中央寄りを通行します。

自車が長く重い車両である事を十分認識し、踏切先のスペースを確認・判断しましょう。

エンスト防止のため、変速せずに対向車や歩行者に注意し、脱輪しないように走行してください。

警報機がなりはじめたら、遮断機が下りていない場合でも線路の手前で停止するようにしましょう。

「指差・確認呼称」を厳守。「踏切(注意)ヨシ!前方ヨシ!右ヨシ!左ヨシ!後方ヨシ!歩行者ヨ

シ!」

 

万一、踏切で立ち往生した時の措置

警報機のある踏切では、警報機に取り付けてある押しボタン式の(非常ボタン)を戻らなくなるまで強く押します。

踏切支障報知装置(非常ボタン)の側面ランプの点灯後、直ちに最寄り駅または、警察に連絡してください。

非常ボタンのない踏切では、発炎筒を使用して列車の来る方向に走り合図しましょう。

列車の来る方向が不明な時は、周囲の応援を受け、列車に緊急通報の合図を行ってください。

列車が近づいて踏切から離れる時には、列車の進行方向には進まないでください。

 

安全を確保し、速やかに各所に知らせることが重要です。

焦らずに、しかし急いで行動しましょう。

発煙筒の性能と取扱い

昼間でも600m以上の距離で確認できる赤色炎を5分間以上発し燃焼する。

大雨の時でも発煙筒の炎管を斜めに立てておくと燃焼する。JIS規格は有効期限4年。

発煙筒は手に持つこと、地上に立てることも横にすることも可能である。

火器に近づけないこと。可燃物の側で使用しないこと。点火時は筒先を顔や手に向けない。

 

発炎筒の使い方

《点火方法 例 1 》

防湿テープより上部のふたを左右にひねり、テープを切る。

筒の上部を外側に向けてふたを引き抜くと発火する。

 

《点火方法 例 2 》

上部のふたをひねりながら抜く。

上部のふたの「スリ付薬塗布紙」で発火薬をこする。

 

後退時の事故

「重量物輸送」車両は死角が多く、後退時の重大災害、接触事故が発生しています。積込、取卸現

場のなかには、狭く混雑した場所や、公道での後退作業が発生することがあります。

このような交通状況のなかでは、焦り等が生じる場合もありますが、安全最優先企業の「プロ運転者」として、後退時の事故は絶対に起してはなりません。

事故は企業・運転者の評価を落とすだけでなく、重大事故に直結することを忘れてはなりません。

 

一年を通して重大事故になりやすい傾向の月

5月 現場誘導者の指示により後退し、再度切り返して後退したが、焦りもあり車両左側後部をガードレールに接触し損傷

6月 お客様工場内での後退時、停車中の乗用車に接触

事故防止対策のポイント

後退作業は事故多発作業との認識に立ち、安全第一の視点からまず車両から降り、目と足で確認しコースの目標取りを行いましょう。

バック運転操作は慎重に最徐行で実施します。

バックアイカメラは左右の死角もあり、補助機能として利用し確認は運転者自身で行います。

誘導者(無資格者含む)がいる場合でも、運転者が自己責任を持って、誘導者を過信せず、運転操

作を行うようにしてください。

新規納入工場や新たな工事現場内では、不安を感じる時は必ず実測し確認しましょう。計測用巻尺は常時準備しておくことが大切です。

万が一、後退作業が困難と判断した時は、事務所管理者と連絡し、指示を受けるようにしてください。

「指差・確認呼称」を厳守。「バック(注意)ヨシ!前方ヨシ!右ヨシ!左ヨシ!後方ヨシ!」

 

後退するタイミングは駐車するときを含め、常にあると思われますので、日々気を抜かずに運転しましょう。

 

引用参考 鉄材等重量物輸送に携わるプロ運転者・管理者用ガイドブック

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