株式会社 岩瀬運輸機工

岩瀬運輸機工は、超精密重量機器の特殊輸送・搬入・据付業者として
輸送の提案・改善・開発に取り組む国際的物流事業者です。

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新型コロナの影響~郵便


 
皆様は パソコンやスマートフォンが普及し始めてから
誰かと連絡を取る際には メールやSNSを利用することが一般的となり
直筆で手紙を書いたり
切手を貼って葉書をポストに投函したりする機会は
年々減っているという方がほとんどではないでしょうか。
 

●配送のはじまり「飛脚」●

 
 
古くは 600年代の飛鳥時代には 手紙や品物は 「伝馬(てんま)」という馬により運ばれ
その約500年後の鎌倉時代になると「飛脚」が登場するようになりました。
 
当初飛脚は 武士が利用していましたが、
戦国時代には 勢力争いが絶えない時代背景から
飛脚の役割も人目を忍ぶ「密使」であったことが少なくなかったため
業態化することはありませんでした。
 
ようやく江戸時代になると幕府によって 飛脚制度が整備され
幕府の文書を運ぶことができるのが「継飛脚」とされ、
大名が利用するのは「大名飛脚」、庶民が利用するのは「町飛脚」と区別されました。
東海道、中山道、日光街道、奥州街道、甲州街道の5つの道である「五街道」や、
宿場も整備され 交通基盤も整えられました。
 
飛脚は 東京~大阪間の約500㎞を
宿駅のある約10㎞交代のリレー輸送で
3,4日で走ったと言われています。
もちろん荷物を運ぶ際は 馬を使用しました。
 
現在の「速達」や「指定日到着」のようなプランもあったようですが、
舗装されていない道や山道に加え
天候の悪化や河川の増水による足止め、地震などの天災から
窃盗や盗難、荷物の引継ぎの渋滞などによる延着や不着、紛失もあったそうです。
 
 


 ●郵政記念日●

 

 先日の4月20日は「郵政記念日」という日でした。
 
長きに渡り続いてきた飛脚制度に代わり
1871年4月20日に郵便制度がスタートしたことから
この日が記念日とされています。
 
この郵便制度の構築に尽力したのは
1円切手の肖像でも知られる「日本近代郵便の父」、
前島密(まえじまひそか)官僚です。
 
新型コロナ以前には この記念日に
「郵政博物館」で前島密展などのイベントも行われていたり、
郵政関係者の表彰が行われていたようです。
 

●新型コロナと日本郵便●

 
 
確かに現在では 手紙は書く機会が減り
年賀状ですら発行枚数も減少傾向にありますが
新型コロナは 日本郵政にも影響を及ぼしました。
 
昨年 皆様のお手元にも届いたかと思います、
通称「アベノマスク」。お使いになりましたでしょうか。
1世帯2枚ずつ配送されたこのマスクは
全国1100の郵便局に納入され、
配達員10万人規模で
配送先は 別居世帯宛てなどを含め約6300万ヶ所という
大規模な国家配送になりました。
 

 
また 新型コロナの影響による 売上も厳しいものでした。
海外のコロナ情勢からの国際郵便物の引受停止や
国内の経済活動の停滞から郵便、ゆうメールの取り扱い数の減少で苦戦している中
ゆうパックは利用増と健闘しています。
 
感染拡大を防ぐ為の「巣ごもり」自粛生活で
インターネット通販やフリマアプリの利用率が高まり
家に居ながら買い物をして 商品が家に届く
というシステムの業種は コロナ禍で需要を拡大させ
軒並み売り上げを伸ばしています。
自粛傾向がまだまだ続きそうな現況ととともに
個人や一般家庭の配達には 繁忙期を伸ばしそうです。
 
 

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