今直ぐチェック!精密機械運搬起こりやすいトラブル6


主に製造や医療機器、福祉や食品製造、加工に携わる機器を扱う企業の皆様にとって、精密機械を切っても切り離せないものだと思います。又、そえらの精密機械を製造するメーカーにメーカーの方も同様でしょう。精密機械は、拠点が移転するときはもちろん、製造したものを納品する際にも運搬は切っても切り離せないものだからです。

 

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生産工場で扱う、半導体製造などに代表される大型機械、病院などで使われる医療機器、検査や福祉の機器類などはに例えられる精密機械は非常に繊細で効果なものです。破損・故障が発生すると人命にもかかわる問題となってしまう事も考えられるため、そのようなトラブルが発生しないように充分な計画と準備が必要です。

もちろん、計画には予測できない事態が発生することもありますし、不測のトラブルなども発生します。特に、はじめて精密機器輸送に関わる方となれば、「何から手をつけたらよいかわからない」というのが正直な感想ではないでしょうか?

 

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少し表現が飛躍してしまうかもしれませんが、長い歴史の中の「失敗に学ぶ」ことは人類の歴史上で見ても非常に有効です。実際私達の会社でも、些細なミスやトラブルでも、必ず全体で情報共有をして、「なぜ起こってしまったのか」「これから怒らないためにはどのようにすべきか」を丁寧に細かく話し合います。それが事故を未然に防ぐ、安全な運搬につながるのです。

今回はその「歴史」に学ぶというか、精密機械の運搬において起こりやすいトラブルについてまとめてみたいと思います。まず想定されるトラブルは大きく分けて以下の通りです。

 

 

失敗例1:納期遅れ

まず起こりがちななものが「納期遅れ」です。
実際の作業に時間がかかってしまったというのは、事前の確認が不十分な為によく起こりがちです。特に以下の様なことが原因と考えられます。

  • 業者見積りもオンラインのみで事前の打ち合わせが不足
  • 搬入経路の下見が不十分
  • 作業量と時間の設定をじっくり業者とも話し合わなかった

 

失敗例2:採寸ミス

搬入において、当然のことですが搬入するものより搬入口が狭ければ、想定外に搬入に時間を要するということがあります。その為に、充分な事前の打ち合わせを運搬業者と行ったり、搬入する精密機械などの採寸を行ったりするのです。もちろん、その際は機械全体の寸法だけではなく梱包材を含めた寸法も含めなければいけません。業者が精密機器輸送専門ではなく、大型の機器類の輸送に手間取ったケースです。
事前の下見はしたが、梱包材類に関して考慮していない
搬入先に高さ制限があるのを見落としていた
結果的に別のルートから搬入する必要が出ることで、想定以上に搬入作業に時間が発生してしまったり、搬入先のクライアント様からクレームが出てしまったりと言うトラブルに発生してしまうことが多くなります。
事前に依頼する運搬業者に対して、今回運搬する機器類に関する実績があるのかどうかなども事前に確認することが大切です。

 

 

失敗例3:倉庫手配ミス

精密機械の運搬において、搬出と搬入の日付が離れることはよくあることです。特に大型の製造機械や医療機器などを扱う場合は一時待機させる空間の確保などは必須課題となります。
その際に、精密機器を運搬する業者とは別に、倉庫の手配を依頼するなど原因で、連携不足により倉庫手配が間に合わない、手配できないなどのトラブルが発生します。その場合、最終的に輸送の日程をずらす必要なども出てきて、全体的なスケジュールに支障をきたすなどの大きなトラブルに発展する場合があります。

 

 

失敗例4:想定外の出費がかかる

事前に受けた見積の中に、産業廃棄物などの不要品処分は「別途請求」という曖昧な表現を見たことはないでしょうか。
忙しい準備の中で、どうしても見過ごしがちですが、曖昧な表現をそのままにしていくことは非常に危険です。
事前に見積書で確認したにもかかわらず、それ以外にも費用がかかってしまうという事態になることも考えられるからです。人間というのは、自分で都合の良い解釈をしてしまいがちですが、先の例にもあるように、考えていたよりも多くの費用になってしまうということは非常に起こりがちですので注意をしましょう。項目ごとの金額が妥当かどうかは確認することはもちろん、曖昧な表現に関しては必ず事前に全てチェックをして確認をとりましょう。

 

 

失敗例5:搬出元の設備を破損

多くは養生箇所の確認不足が大きな原因となります。精密機械の搬出や運搬にはプロフェッショナルな経験と知識が求められます。養生や機器の運送に関しての注意が行き届いているかについては、依頼する運搬業者の経験に左右されることも少なくありません。そのためにも、運搬業者の選定も含めて事前の下見や打ち合わせで気になる点はしっかりとヒアリングするようにしましょう。その上で、立会作業の際にはしっかり行なって進めることが重要なのです。

 

 

失敗例6:精密機械の破損

本来最も発生してはいけないトラブルです。そのようなことを発生させないためにも、当日の現場立会での入念なチェックはもちろん、事前の下見や運搬業者から提出される【工程表】などが重要になります。具体的には以下の様なものです。
【作業計画書】
業者により内容に違いはありますが、 作業計画書は「輸送の概要や手順、使用重機」などの記載があるものです。
「何を」「どこに」「いつ」という第一条件をもとに、 輸送する機器の種類・数、搬出入元の位置、工事の日時といった 基本情報が記載されています。
【移設工程表】
オフィスや工場などの移転作業は大量の機器類を運ぶ作業となります。それらの工程を計画、管理するものが「移設工程表」です。
機器の数や種類はもちろんのこと、 機器類の工事に関する区分まで記載があると、荷主としては非常にわかりやすく安心できます。。
「機器の停止、ラベル貼り、設置後の電源工事」など、担当を明確にすることで、 荷主、輸送業者、あるいはメーカーにおける責任の在り処をはっきりさせ、 事前のトラブル回避につなげることが出来ます。
【車輌配置図】
輸送時の「車両の停車位置、進入経路などの配置を記載」する書類になります。
輸送時に車輌をどこに停めるか、搬入口から設置箇所までのルートが図面にあるか、
搬入作業の工程表とともに写真つきの記載があれば、その書類は大変細かいといっていいでしょう。

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常に心がけるべきは「段取り八割」という言葉です。

物事を実行するのに、実行する行為自体はそれほど難しいものではない、それよりも、その実行に行く前の段階が大切である。その前の段階をクリヤーできたら、それは既に物事の八割を完成したことと等しい、という意味です。
現在はインターネットやメールなどが発達し、コミュニケーションも多様化しています。それでも重要な事や不明な点や不安な点はどんどん業者の担当者と打ち合わせを重ねていくようにしましょう。それが、依頼する運搬業者の姿勢やノウハウがどれほどあるのか、安心して任せられるのかを見極める手段にもなるからです。

45期経営方針発表会開催


~本気で日本一を目指す~

平成26年6月30日から7月2日にかけて、45期の経営方針発表会を本社、京都支店にて開催しました。

精密機械運搬の業者選び6つのポイント


企業活動をしている中で、特に製造業の会社様等が保有する工作機械(以下参照)を扱う工場等では、工場移転やラインの移設など、精密機械を運搬しなければならない必要性が出てくる可能性は非常に高くなります。「自社の精密機械を運搬しなければならない」となったら、あなたの会社ではどうしますか?

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【工作機械】
鉄,アルミニウム,プラスチックなど各種の工業用材料を,その素材,または半素材の状態から,必要な形状と寸法,精度および表面品位をもつ部品に加工する機械。ただし,現在では木材や石材を加工するものを除くのがふつうである。〈近代工業国家とは,工作機械と兵器を自製できる国〉とまでいわれるように,近代工業国の基盤として重要な機械であり,各種の機械,電気機器,化学装置などを構成する部品を作ることから〈機械を作る機械〉,あるいは〈母なる機械〉ともいわれています。
【参考】工作機械とは

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◆運搬業者を選ぶ際に考えるべき事
人間が手軽に運ぶものばかりであれば、可能であれば自社内でもまかなえます。ただしそれが1つの機械あたりが10t以上するものであればいかがでしょうか。ましてや半導体製造装置や医療等で使われるMRIやCTスキャン等、特殊な専門知識を要する機械運搬の場合はそういった精密機械運搬の専門会社に依頼する必要があります。
運送業者を選ぶ際、企業が利益追求集団である以上、つい安さだけで選んでしまいがちですが、そのおかげで後になって問題が発生したり、万が一事故等での怪我、最悪の場合は死亡事故、精密機械が破損して数十億の損害が発生してしまったというケースも少なくありません。業者を選ぶには価格だけでなく、会社としての姿勢・取り組みなどもじっくり見極める必要があります。ここでは、精密機器運送業者を選ぶ際のヒントやポイントをご紹介いたします。

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◆依頼する前に見極めるべき4つのポイント
あなた(会社)が求めている事をしっかり理解しているか
お客様のニーズを知るというサービス精神がどの業界でも共通して言える大切な要素です。それは運搬や運送等物流業界においても例外ではありません。あなたが求めているニーズをしっかり把握してくれない、又は誠意が感じられない等と思われた際はその会社は出来る限り避けるべきです。

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  • 全社員が一定以上レベルのスキルを持っているか

会社というのは集団組織である以上、個人によって能力の差は少なからずあるものです。しかし、担当者によって極端にサービスレベルが落ちるような業者は、業務上の品質管理能力を疑わざるを得ません。

  • 高い安全管理能力を持っているか

運送に関わる会社で良い企業というものは、常に全社的に安全管理に高い危機意識を持って取り組んでいるものです。それはお客様の大切な荷物をお預かりしているというコトの現れでもあり、又自社の社員を大切に考えているということでもあります。その姿勢が大切なパートナーシップを育んで行くのです。

  • コストダウン等、常に企業努力がされているか

厳しい市場環境の中でも、優秀な会社は常に前向きに企業を努力をしています。チャンスを見つけて邁進して行くという意欲のある会社とお付き合いするという事は、長い目で見てもあなたの会社と良質なコミュニケーションを継続して取れて行けるという事です。

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◆精密機械の運搬で注意するべき6つのポイント

  • 利用がしやすいか

【将来的な運賃変動予測】
昨今の運送料金の高騰にもあるように、運送業界では多くの場合、繁盛期・閑散期で運賃が変動します。あなたの会社が定期的に運搬物が発生するのであれば、中長期的にみてその点がどのような料金改定システムになっているのか、また極力変動が少ないような体制になるような努力がされているか等は事前にチェックする必要があります。
【保険への加入】
運搬の際には、天候・交通事情・災害・破損・盗難などの不測の事態を考慮する必要があります。例えば、「物流業者包括賠償責任保険」などの保険サービスに加入がされているか、そしてその料金は見積りのどの部分に入っているか等を事前にチェックする事が必要です。又、該当の保険では不十分と思われる特殊な機器の運搬の場合、それに見合った保険加入が出来るかも確認する事が重要です。不測の事態にも対応ができる「安心度の高さ」は見極めるポイントとしては非常に重要な1つなのです。
【配送範囲の確認】
運送に関して、意外にもトラブルになりがちなのが配送範囲です。ビジネスのグローバル化により、海外への運搬等の事例も増えている中、配送範囲がどこまで対応が可能なので、又それに対する体制が万全であるのかも、後々のトラブルにならない為、事前にチェックしましょう。

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  • 任せて安心出来る体制になっているか

【業務の一貫対応】
継続して依頼して行く中で、毎回違う下請け業者が作業する場合なども、依頼する企業によっては発生するケースがあります。この場合、依頼毎にお客様は毎回細かく指示・注意をする必要が生じたりすることによって、あなたの労力が増えてしまうことで、本業に支障をきたしてしまうという事であれば、それは非常に大きな問題です。その為にも事前に業務を一貫して対応してもらえる体制になっているのかを事前に確認する事が必要です。
【多岐にわたるパーツ対応】
大型の精密機器の場合、精密機器のパーツ毎に配送を行いたいというニーズも発生する可能性があります。ニーズによるケース毎に別々の業者に依頼するのでは非効率な運用になりかねません。そえぞれのケースに対応が出来るのか等のチェックが事前に必要です。
【現場の組み立てに対応】
現場での組み立ても精密機器の運送の後にはつきものですが、組み立ては専門の業者に依頼することが一般的です。上記のケースも踏まえ、組み立てに対応してもらえるのかもチェックする必要があります。
【徹底した社員教育】
運搬スタッフに対するイメージは「あいさつをしない」「服装がだらしない」「マナーが悪い」などマイナスなものが一般的に多いのが現状です。特に大型機械の運搬等、現場でのチームワークが強く求められる場面では、チーム内での円滑なコミュニケーションが安全面においても非常に重要なポイントとなります。そう言った事が常日頃から社内で取り組まれているかどうか、打ち合わせの雰囲気等も踏まえてしっかりと見極める事が大切です。

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  • 本業に集中出来るか

【ワンストップで完結出来るか】
例えば、精密機器のパーツ毎に配送を行いたい場合や運搬物の仕様がそれぞれ異なる場合等も発生する可能性があります。その都度、それぞれを対応できる業者に依頼していると手続きが煩雑になり、納期のずれなども生じやすくなってしまう可能性が考えられます。そういったリスクに備える為にも、出来る限りワンストップで依頼が出来るような体制作りが重要です。
【分類・仕分け作業】
配送先が同じ企業・学校・団体内でも部署が数十か所に分かれていることがあり、それぞれへの分類・仕分けには時間を取られがちです。それらを少ない労力で円滑に指示が出来るインターフェース、体制になっているかも事前に確認する必要があります。
【配送先とのやりとり】
配送先によっては、搬入経路・時間制限・手順などが細かく指定されることがあり、事前にそれらの打ち合わせをする必要が出てきます。又、配送先の状況によっては必要な機材や異なる運搬方法を検討する必要性も出てくる可能性があります。それらをしっかりとプロもの目でアドバイス、サポートをしてもらえるかの確認が大切です。

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  • 作業にかかる期間は適切か

【納期の事前連絡】
お客様からの依頼から運搬、到着及び据え付けまで、どのぐらいの期間で行えるのかを事前にチェックする必要があります。
【納期厳守】
ビジネスでは当たり前の事なのですが、チェックで怠りがちなポイントとなり、後々のトラブルなるケースも少なくありません。納期がしっかり守られるか、また想定される不測の事態やそれに対する対応案など、事前に確認が必要です。
【詳しい状況説明】
運搬中の状況等、お客様からの確認にどのような体制で応えられるかも事前に確認をしておきましょう。運搬中は全く状況がわからないという事であれば、運搬当日の突発事故等に対応が出来ない可能性もあり、事前に確認が必要です。

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  • 運搬物の安全管理は万全か

【輸送中の損害を補償】
万が一の場合、高価な精密機械が破損するなどのケースも考え、損害補償がどのようにされているか、保険内容も含めて事前に確認が必要です。
【受託した物流業務の損害を補償】
受託した貨物の輸送中に生じた偶然の事故・破損に対しての補償範囲、また、事故により、他人の生命や財産を脅かした場合にも、法律上の賠償責任を負担することによる損害を補償するかどうかの確認をしっかりとしましょう。
【保管中の損害も補償】
受託貨物を倉庫などで一時保管・作業(梱包や札付など)する場合、その期間や作業中の損害に関する補償内容も確認をしましょう。
【各種費用も補償】
受託貨物に発生した事故・破損に伴い必要となる、残存物片づけ費用や特別継搬費用、検査費用などを補償内容も確認をしましょう。

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  • 柔軟なサポート体制になっているか

【フレキシブルな対応】
業務を進める中で、突発な運搬ニーズが発生する場合もあります。それらに対してどこまで対応をしてもらえるのか、又、事前現地視察は無料で行ってもらえるのか等、サービス内容も事前にしっかりチェックをしましょう。
【荷物の一時保管】
精密機械の搬出から、運搬や据え付け作業までにタイムラグがあるはど、すぐに配送先に搬入が出来ない場合など、倉庫にて一時保管が可能かどうかも確認が必要です。

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◆重要な事は、依頼する会社のサービス姿勢を見極める事
いかがでしたでしょうか。今回は精密機械を運搬するという想定で、会社の見極めから作業依頼に関するチェック項目を重点的にお伝えしました。
一番重要な事は、その会社が運搬・運送にどれだけ真剣に取り組み、高いサービスとして提供する意欲があるかどうかという事だと思います。まずはそれを見極め、地道にコミュニケーションを積み重ねて行く事で、あなたの会社にとって有益なパートナーとなっていくのだと思います。

JTA日本トランスオーシャン航空様から感謝状を頂きました


JTA日本トランスオーシャン航空 株式会社様から感謝状を頂きました

2011年5月より計画がスタートしたJTA日本トランスオーシャン航空B737-400のフルフライトシミュレータ移設(羽田→那覇)が無事終了致しました。各自治体・航空局他多数の方々の協力をいただき、社内でも京都支店を含め関係者の多大の支援を頂きました。那覇での乗員訓練も順調に作動していることから、弊社の移設作業の実績に対し、JTA様から、この度、感謝状と記念品をいただきました。(JTA安良城執行役員より)

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