2021年11月から自動車の自動ブレーキ義務化!その内容は?


皆さま、こんにちは。

 

10月に入り、新型コロナウイルス感染者数が大幅に減少し、東京では11日連続で50人下回っています。これからの季節、空気が乾燥していくので風邪や感染症には引き続き注意が必要です。

 

感染者数が減少傾向にあることから、行楽地では観光客が戻りつつあります。
欧米諸国ではワクチンパスポートの利用で海外旅行ができます。日本でもそのようになる未来はそう遠くないでしょう。

 

日本航空株式会社(JAL)は2025年に開催予定の大阪・関西万博において、会場上空から眺める遊覧飛行や会場と関西国際空港などを結ぶエアタクシーサービスの提供を計画していることを発表しました。

 

 

子どもの頃に憧れた“空飛ぶクルマ”が実現に向けて、実証実験が行われるとのこと。近未来を描いた漫画を読み、“あったらいいな”と思っていたものが実用化される。そんな夢のようなクルマに早く乗ってみたいものです。

 

 

さて今回は「自動ブレーキの義務化」について紹介したいと思います。2019年2月に日本を含む40ヵ国が合意した新型車への自動ブレーキ搭載義務化。日本では2021年11月より、新型国産車を皮切りに本格的にスタートします。

 

<自動ブレーキとは>

緊急自動ブレーキの正式名称は、衝突被害軽減ブレーキ(AEBS)。

カメラとセンサーで車両や歩行者などとの衝突の可能性を検知、ドライバーに警報を発しブレーキ操作を促すシステムです。ブレーキ操作がない場合、自動でブレーキを作動させます。各メーカーの衝突被害軽減ブレーキの名称は以下の通り。

 

トヨタ…Toyota Safety Sense
日産…エマージェンシーブレーキ
スバル…アイサイト
ホンダ…衝突軽減ブレーキ(CMBS)
マツダ…アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート三菱…衝突被害軽減ブレーキシステム

 

先進技術を利用してドライバーの安全運転を支援するシステムを搭載した自動車「ASV」の技術のひとつで、ドライバーの意思を尊重しながら“安全運転”を支援します。

 

高齢者ドライバーによる事故が多発している現代において、交通事故防止対策として注目されています。

 

 

<自動ブレーキの対象車>

国産車の新型車(軽自動車を含む)が2021年11月より、輸入車の新型車は2024年7月より開始。
一方で国産車の継続生産車が2025年12月(軽トラックは2027年9月)、輸入車の継続生産車が2026年7月より適応されます。

 

※新車…メーカーが生産する新しいモデルの車種
継続生産車…従来から販売されているモデルの車種

 

<普及率>

国土交通省の調査によると、衝突被害軽減ブレーキシステムの装着台の生産数は2010年に37,025台でしたが、2020年には3,701,104台。10年間で生産台数が約100倍になっています。普及が急激に進んでいることがわかります。
また日本自動車工業会の発表では、2018年の時点で、新車販売のうち衝突被害軽減ブレーキ(低速度域のみも含む)装着は、84.6%。

 

(参考:国土交通省 HP「ASV 技術普及台数調査」 
日本自動車工業会 乗用車の車両安全装備装着状況2018年

 

<事業用自動車への補助金>

普通自動車だけでなく、トラックなどの大型車にもASVを導入しようという動きが見られます。

国土交通省では、事業用自動車のASV装置購入に対し補助金を交付する取り組みが行われています。

衝突被害軽減ブレーキの場合

・車両総重量3.5t超20t以下のトラック…補助率1/2、補助上限100,000円
・車両総重量12t以下のバス…補助率1/2、補助上限150,000円
・貸切バス(中小事業者等以外…補助率1/3、補助上限100,000円

 

詳しくは自動車総合安全情報HPをご確認ください。

 


 

自動ブレーキの義務化は販売する新車に対するものなので、既存車については制度が適用されません。わざわざ自動ブレーキ搭載車に買い替える義務はありません。

とはいえ、より安全性の高いクルマに乗りたいと思う方もいらっしゃると思います。

自動ブレーキは後付けできませんが、「踏み間違い加速制御システム」は後付け導入が可能です。アクセルとブレーキの踏み間違いによる交通事故を制御します。

 

衝突被害軽減ブレーキには、機能の限界があり、故障していなくても状況によっては作動しないこともあります。引き続き安全運転第一を努めましょう。心配があれば運転を控える、自身の運転に衝突リスクはないか省みる、家族に高齢者が要る場合は話し合うなど、安全に配慮することが何よりも大切です。

 

 

踏み間違い加速制御システムのコラムはこちら

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若手社員の研修を行いました


新卒入社3年未満の社員を対象として、外部から講師を招き、本社にて研修を行いました。
受講者は本社6名、京都支店3名、名古屋営業所1名の計10名。

 

若手社員が集まることも珍しいため、研修の前に集合写真を撮影しました。

 

 

講師はチームPINPIM代表の杉浦敏代さん。

 

 

ピープルマネジメントのオーソリティをお招きして、若手社員の成長のあり方や企業風土改革についてのお話をしていただきました。

これからさらに岩瀬運輸機工の中核を担っていくべき若手社員にとって、働くことの喜びを自らの成長につなげ、幸福な人生を歩むためのヒントを多くいただきました。

研修といっても講師の杉浦さんのリードで和気あいあいとした雰囲気で進み、リフレッシュと学びを得る貴重な体験となりました。

 


 

またの機会を楽しみにしております。

杉浦さま、ありがとうございました。

 

杉浦敏代 ぴんぴん ポジティブチェンジへの案内人

サポカー


 
10月に入ってもなお 暖かい日々が続いておりましたが
このところ急激に気温が低下し、「秋」はどこへ?といった気候になり
あわてて衣替えをしたという方も少なくないのではないでしょうか。
 

コートの出番が早まってしまったかもしれませんが、
新型コロナの感染者数も減少傾向にあり
対策を踏まえながらも 秋の旅行や外出を計画されている方が
増えてきているようです。
 

auコマース&ライフが 全国20代~60代の男女500名を対象に
今年8月に行った調査では
 

「新型コロナが落ち着いたらやりたいこと」

のランキング1位は「旅行」でした。
 

発表された結果は
 

1位 国内・海外旅行(76.8%)
2位 外食(56%)
3位 舞台・映画鑑賞(26.6%)
4位 ライブ・フェス参加(24.2%)
5位 帰省(17.8%)
※複数回答

 
長期にわたり 外出自粛といった行動の制限や
度重なる緊急事態宣言により 恒例だった行事やイベント等の延期や中止、
そして 社会全体の重苦しい雰囲気に
誰しもストレスを感じているでしょうから
アンケート結果には 共感しかありませんよね。
 


 

感染者数が減少してきているとはいえ
この秋の外出や旅行を計画される方は
おそらく優先的に感染対策を考慮されていることと思います。
 

感染対策の一つとして 人ごみを避けたり
多くの不特定多数の人との接触を少なくすることができるため
旅行手段として「車」の利用が 安心とされる方も少なくないでしょう。
 

しかしながら 長い期間 外出を控えていた方々が
久しぶりにハンドルを握る機会が増加すると
事故の危険性も高まってしまいます。
 

運転の機会が少なくなると車両本体もトラブルのリスクが高まり
バッテリー上がり等でロードサービスの要請が増加する傾向があります。
運転前には 自動車の点検をするようにしましょう。
 

また 長い間 外出していなかった高齢者は特に
運動する機会も、人と接して会話する機会も減り、
気持ちが塞ぎ込んでいくばかりの生活により
認知症やフレイルが進行したり 機能低下が懸念されています。
 

高齢者ドライバーの事故を未然に防ぐために
衝突被害軽減ブレーキなどの先進安全技術でドライバーの安全運転を支援してくれる車
「セーフティ・サポートカー(サポカー)」を新たに購入する、
という方法もあります。
 

しかし 新車購入はコストの面で 難しい場合
今乗っている車に後付けできる機能を搭載することもできます。
 

●踏み間違い加速抑制システム

 
2019年4月東京・池袋で 高齢者ドライバーがブレーキと間違えてアクセルを踏み続け
暴走して通行人を次々とはね、母子が死亡するという痛ましい事故の判決が
先月ようやく下ったことは まだ記憶に新しいかと思います。
 

高齢者ドライバーによる事故の多くは
ペダルの踏み間違えによるものが大変多いのが現状です。
 

この踏み間違いを自動車自体が防ぐサポートをしてくれる車両が
「サポカー」になります。
 

サポカーには「踏み間違い加速抑制システム」が搭載されています。
その機能はこちら
 

1 障害物への衝突被害軽減

 

誤ってアクセルを強く踏んでしまったときに加速を抑制し、
進行方向の約3m以内の障害物を検知し衝突被害を軽減します。

 

2 バックで速度が出すぎない

 

後退時にアクセルを強く踏みすぎて5km/h以上になってしまったとき、加速を抑えます。

 

3 低速走行時の急加速回避

 

約30km/h以下の低速走行(前進)時に急アクセルを踏んでしまったとき、加速を抑えます。

 
カメラではなく、超音波センサーにより障害物を検知するので

夜間でも対象物がガラスでも捉えることができるそうです。

 
またいずれの場合も ブザーとランプで注意喚起してくれます。

 
これらのシステムは 「後付け」も可能な車種もあるので

低価格で装備できるシステムとしても注目されています。
 


 

「サポカー」に搭載されているこのような先進安全技術は、
交通事故の防止や被害の軽減に役立ちますが
あくまでも安全運転のサポートシステムになります。
 

いかなるドライバーも安全運転を心掛けなければなりませんが

この秋、久しぶりのドライブの準備に

ご両親の乗るお車に
このシステムを検討されてはいかがでしょうか
 

 

 
 

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地震発生時の交通網への影響と対処法


皆さま、こんにちは。

 

今回は地震が起きた時の対応方法について紹介いたします。

10月7日(木)22時41分頃、最大震度5強を観測する地震が東京や埼玉他 関東地方で発生。
総務省消防庁によると、首都圏の5都県で計32人が重軽傷を負ったことが確認されました。

 

東京23区内で震度5強を観測したのは、2011年3月11日の東日本大震災以来、10年ぶりです。
その前日には岩手県沖で最大震度5強の地震が深夜に発生したばかり。日本全国で大地震への警戒感が高まっています。

 

7日の地震により、各種交通機関では運転見合わせなど大きな乱れが見られました。
どのような影響がったのか、利用時に地震に遭遇した場合の対処法について確認していきましょう。

<鉄道の場合>


影響

・首都圏のJR各線などで運転見合わせ、一時運行
・日暮里舎人ライナーで一部車両が脱輪
・品川駅で停電

など

ダイヤが大幅に乱れて多くの人が帰宅困難となりました。鉄道各社は運転再開後、終電を大幅に遅らせるなどして対応していました。

電車利用時に地震に遭遇したら

電車は揺れを感じると自動的に停車します。急停止してバランスを崩し怪我をしないように以下のことに気を付けましょう。

・立っている場合はつり革や手すりにしっかりとつかまります。
・座っているときは落下物に気をつけ、バッグなどで頭を保護しましょう
勝手に降車するのは危険です、駅係員の指示に従いましょう

駅のホームにいた場合

・照明や掲示板が揺れ落下する危険性があります。柱やベンチに身を寄せましょう。よける場所がない場合は、電車内に避難します。
・立っていられなくなるほどの大きな揺れの場合、ホームから落下しないように気をつけましょう。しゃがみ、柱や壁に身を寄せます。

<自動車の場合>


影響

・首都圏の高速道路で通行止め、渋滞
・各所で水道管破裂
・日本郵便の郵便物が配達に遅れ
など

車の移動中に地震に遭遇したら

ハザードランプを点灯して徐々にスピードを落とし、一旦道路の左側に停車してエンジンを切ります。
・揺れがおさまるまで車外には出ず、カーラジオなどで情報を確認しましょう。
・車を置いて離れるときは、窓を閉め、キーをつけたままにしましょう。

<飛行機の場合>


影響

今回の地震による、羽田など首都圏の空港には被害はありませんでした。

・羽田空港は震度5弱を観測したことで、滑走路を閉鎖
・運航に影響のある施設の被害は無いことを確認後、滑走路4本とも運用を10月8日(金)未明に再開

空港で地震に遭遇したら

首都直下地震が発生しても建物の倒壊などの 被害はないと予想されています。店の外に出て、天井部材なその落下に気をつけロビーに集まりましょう。

<シェアサイクル>

上記のように首都圏の交通網は地震の影響で大混乱しました。電車が止まり、道路は渋滞、帰宅困難者が相次ぎました。

 

そこで大活躍したのが、共同で自転車を利用する「シェアサイクル」です。乗りたい時に借りて、行きたい場所で返すことができるサービスのため、地震発生直後から都心部のポートにおける利用数が急上昇。家路へ着くための手段として活用されました。発生時間帯が夜遅くだったため、早く帰路につきたい人達が多く電車の代替手段となりました。

大手シェアサイクル事業者によると、災害時には道路状況の悪化などが懸念されることから、今回のような緊急利用は想定していなかったといいます。地震など災害発生時は地面のひび割れや道路の陥没、建物の倒壊など様々な危険が隣り合わせです。自転車を使う時はこうした点に注意しましょう。
東日本大震災時には未普及だったシェアサイクルが新たな公共サービスとして受け入られようとしています。


交通面の対策だけでなく、避難経路や防災グッズの見直しは万全ですか?南海トラフ地震や首都直下地震に備え、今からできることを実践してみましょう。

 

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トラックの日


昨夜 22時41分頃、最大震度5強を観測する地震が 東京や埼玉他 関東地方で発生しました。
被災された方におかれましては 心よりお見舞い申し上げます。

このような大きな地震は 東京では東日本大震災以来10年ぶりとなり
政府は大きな被害は発生していないと発表していますが
発生後は 停電や断水等も。
現在もなお 首都圏のインフラに影響を与えており
今後も余震に注意が必要と気象庁が呼びかけています。

ハンドルを握るドライバーの皆様におかれましては
余震への注意はもちろん、この機会に車載用の防災グッズの見直しなどをして
万が一に備えましょう。

また揺れの強かった地域では、
落石や崖崩れなどの危険性が高くなっており、今後の雨にも注意が必要となります。
付近を走行する予定の方は 天気予報などでチェックしておきましょう。

ところで

明日 10月9日は「トラックの日」

「ト(10)ラッ ク(9)」の語呂合わせですね!

全日本トラック協会と47都道府県トラック協会では
交通事故防止・労働問題・環境問題に取り組んで地域社会に愛される業界をつくることを目的として
平成4年からこの日を「トラックの日」と定めました。

日本国内の貨物輸送量は47億トン
そのうちの9割がトラック輸送を占めています。
そして、日本の物流の主役であるトラック輸送を支えているのが、6万を超える事業者で構成される営業用トラックの運送業界で
日本の基幹産業として国民生活と経済を支えるライフラインの役割を担っています。

トラック協会は 各都道府県ごとに組織されており、
その中央団体が この「トラックの日」を定めた全日本トラック協会ということになります。
1954年に設立されたこの「全日本トラック協会」は
よりよい輸送サービスの提供を目指して、運賃・税制・法規など事業者の必要とするあらゆる分野を事業対象に、事業活動を展開しており、明日の「トラックの日」のイベント活動も後押ししています。

「トラックの日」には 毎年全国各地で多彩なイベントを繰り広げ
緑ナンバーのトラックの役割や重要性を社会にアピールすることとしています。

●今年のトラックの日PRイベント

新型コロナウイルス感染症の影響により、開催を中止する協会もありますが

オンラインや郵送での受付で募集したトラックにまつわる絵画やポスターのコンクールなどの他にも

熊本県では、
コロナ禍で出かける機会も少ない子供たちに笑顔になってもらうため、感染防止 対策の観点からソーシャルディスタンスを踏まえたドライブインシアターを開催
事前応募による抽選になります

宮城県では
地元サッカーチームの試合に
京都でも
地元のバスケットボールチームの開幕戦に招待したり

この機会に、コロナ禍においても皆様の生活必需品を運搬する等、その社会的使命を全うしているトラックドライバーが、エッセンシャルワーカーがいることを思い浮かべていただき、少しでもトラック業界に興味をもっていただければ幸いです。

☆トラックの日のイベント一覧はこちら

https://jta.or.jp/wp-content/uploads/2021/09/truckday2021event.pdf
 

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令和4年度入社内定式


10月1日、本社にて内定式が行われました。
出席した内定者は8名です。

 

社長からの挨拶、内定通知書の授与などが行われました。
また内定者の自己紹介、簡単な研修も行いました。

 

 

新型コロナウイルス感染への懸念からオンラインでの内定式を開催する企業が多い中、弊社では感染対策に十分配慮し、対面での実施を試みました。

 

 

内定者の内定証書を受け取る眼差しは、すごく希望に満ち溢れていました。
新しい仲間を迎えることができてとても嬉しいです。

 

これから一緒に働ける日を心待ちにしております。

物流業界で役立つ!取っておきたい資格まとめ


皆さん、こんにちは。
段々と涼しい風が吹きはじめ、秋を感じるようになりました。
日差しはまだ強い日が続きますが、朝晩は冷え込みます。
最高気温と最低気温のチェックは忘れずに。

 

 

衣替えの時期ですが、洋服選びには注意が必要です。
気温が5℃違うと、服装1枚分に相当すると言われているので、
羽織りやすいカーディガンやパーカー、ウィンドブレーカーなどを持ち歩くと良いでしょう。

 


 

さて今回は、物流業界で働く上で仕事に役立つ資格、キャリアアップを目指せる資格を紹介していきます。

 

物流と聞くと、何をイメージするでしょうか?恐らく、“モノを運ぶこと”がまず一番はじめに思い浮かぶと思います。ですが、物流の仕事はモノを運ぶこと以外にも重要な役割を担っています。

輸配送、保管、荷役、包装、流通加工の5つの機能のことを物流5大機能と言われ、5大機能に対応していることが「物流センター」の要件とされています。

近年ではデジタル化により、この5つにシステムを足した、物流6大機能が見直されています。

 

 

このように物流には様々な過程があり、多様な機能があります。そのためそれぞれに専門性が求められます。専門的な知識や経験は仕事を発展していくにあたり、重要度が増します。客観的に証明できる資格があれば、組織としても強くなれるだけでなく、個人としてもスキルアップやキャリアアップに役立ちます。

 

<資格の種類>

一口に資格と言っても、社会的認知度や難易度などさまざま。
そんな資格は、大きく分けて以下の3つに分類されます。

 

・国家資格
・公的資格
・民間資格

 

国家資格は、法律に基づき、国や国が委託した機関から授与される資格です。難関試験が多いため、その分社会的信頼度も高く、職業に直接つながる資格と言えます。

 

公的資格とは、国家資格と民間資格の間に位置づけられる資格です。地方自治体や公益法人が実施し、文部科学省や経済産業省などの官庁や大臣が認定する資格です。日商簿記や英語検定が該当します。

 

民間資格とは、民間企業や団体が独自の審査基準を設け、認定・授与する資格です。TOEICやMOS、ファイナンシャルプランナーなど様々な資格が存在します。

 

 

物流において資格は、大きく3つに分類されます。

 

・現場系の資格
・管理系の資格
・国際物流に関する資格

 

それでは資格の種類とともに紹介していきます。

 

<物流関係の資格>

*現場系の資格

輸送の際に欠かせないのが運転免許証です。運転免許証は国家資格です。

物流の現場では、「大型」、「中型」、「大型特殊」、「けん引」など免許が必要となることが多いです。またそれ以外に下記のような資格があります。

 

・フォークリフト運転技能者
国家資格。倉庫などでのフォークリフトの運転に必要な資格。合格率は約90%以上と難易度は易しいです。

 

・危険物取扱者
国家資格。危険物の貯蔵や取り扱いがあるガソリンスタンドや化学工場、石油貯蔵タンク、タンクローリーなどの施設や運転者に必要。合格率は種類によって異なりますが、最も難しい級で合格率は例年30~40%程度となっています。

 

などなど

*管理系の資格

ここでは、倉庫内や物流センターで物流か適切に行われているか確認し管理します。

 

・運行管理者(貨物)
国家資格。運送会社などで輸送の安全についての指導・監督します。合格率約30%。

 

・ロジスティクス管理
公的資格。ロジスティクスの企画・管理などの業務遂行に必要な知識を理解し証明します。合格率約20~40%

 

・ロジスティクスオペレーション
公的資格。物流企業の倉庫内の荷役、梱包や輸送などオペレーションを遂行するために必要な知識を証明します。合格約30%~50%。

 

・倉庫管理主任者
民間資格。倉庫における火災の防止その他の倉庫の管理に関する業務に携わる人材の資格。倉庫業者は選任が義務づけられています。合格率100%(講習の出席すれば合格)

 

などなど

 

*国際物流に関する資格

・通関士
国家資格。輸出入業者に代わって、通関手続きを代理、代行するために必要です。合格率は10%と低く、約500時間以上の学習時間が必要といわれています。

 

・国際航空貨物取扱士(IATA/FAATAディプロマ)
民間資格。航空貨物の輸送に関する事務手続きや梱包作業などの技能を証明する資格です。合格率は約60%ですが、試験はすべて英語です。

 

・貿易実務検定
民間資格。貿易実務の能力や知識を証明する検定試験です。
A級~C級まであります。A級は合格率約6%と難易度が高く合格するのに狭き門です。

 

などなど

 

代表的な資格を取り上げましたが、まだまだたくさんあります。今の職種や仕事に合わせ、最適な資格を探してみてください。

 

<最後に>

今回は物流業界で働く上での有効的な資格を紹介しました。
勉強によりインプットした知識を仕事でアウトプットする。
資格取得のための勉強は、仕事の理解を深めます。

 

皆さまも、資格取得を挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

 


※今期、運行管理者試験(貨物)にて弊社社員6名が合格いたしました!

詳しくは「岩瀬ブログ」をご覧ください♪

 

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