物流のDX化がもたらすもの


 

5月30日はごみゼロの日です。
ごみを減らしリサイクルを促す日です。

 

5月30日(ごみゼロの日)から6月5日(環境の日)を経て6月8日(世界海洋デー)前後を『海ごみゼロウィーク』とし、海洋ごみの流出を少しでも防ぐことを目的に実施するものです。ごみを減らす活動において大切なのが、3R(リユース・リデュース・リサイクル)です。

 

そこで近年、環境にやさしいエコ素材の包装資材が注目を浴びています。例えば、植物由来の原材料が含まれているバイオマスフィルムを使用した袋を使用すれば、石油由来のフィルムに比べCO2排出量を約10%削減します。

 

地球温暖化、海洋汚染、森林破壊を防ぐため、エコパッケージの導入を考えてみてはいかがでしょうか。

 

<物流DX>

DXとは「ITを活用して、製品やサービス、ビジネスモデルや組織を変革すること」を意味します。既存の業務をIT技術に置き換え、自社の課題を解決し、自社だけでなくユーザーにとっても利益をもたらすことが目的にあります。

 

物流業界でDX化をしているところはわずかで、他の業界に比べ遅れをとっています。原因としては、情報が標準化・電子化されていないケースが多く、これがDX導入における大きな障壁の1つとなっています。

 

 

<物流業界の課題と改善>

人手不足

2021年3月に日銀がまとめた企業短期経済観測調査によると、運送業界は荷動き指数が2年半ぶりにプラスに転換したといいます。景気は回復傾向にあるものの、人手不足は依然として深刻であるという結果が報告されました。ドライバーの高齢化と若手ドライバーの減少により、長時間労働や体力的負担が大きいイメージが強く、採用が難航しています。

⇒そこでAIを用いての顧客の配送情報の管理と分析をすることで、再配達による従業員の手間の増大や、時間のロスを低減することが期待できます。

 

ECサイトの普及により小口配送が増加

近年はECサイトの発達、またコロナ禍による巣ごもり需要により、少数の商品を届ける小口配送が急増しています。仕事の量が増えるとそれだけ必要な人員数も増え、対応が追いつかなくなっているのが現状です。また、小口化が進むと荷姿はバラバラで積みづらくなる上に、スピードデリバリーが求められるようになります。

 

⇒そこで、自動化による倉庫の省人化、商品管理のデジタル化といったDXの取り組みが求められます。

 

 

<DX化に向けて>

物流・運送業界におけるDXは現場で働く従業員の労働環境を改善するところからスタートします。動態管理システムを導入することで、最適ルートで走行可能、事故を未然に防ぐ、勤務状況の管理がしやすくなるなどのメリットがあると期待されています。

 

ドライバーや従業員の負担が軽減すると、業務効率のアップやコミュニケーション増加によるチーム力なども向上するでしょう。

 


岩瀬運輸機工なら大型精密機器も安心の運搬です。詳しくは《こちら》から

 

新型コロナの影響~航空業界


 
5月21日は 「リンドバーグ翼の日」という記念日だそうです。
 
1927年(昭和2年)当時25歳のアメリカの航空士 チャールズ・リンドバーグ

ニューヨーク~フランス・パリ間、5810㎞の大西洋無着陸横断飛行

「スピリットオブセントルイス号 」と名付けたプロペラ機で

世界で初めて単独で成功した日になります。
 
「翼よ、あれがパリの灯だ」という有名な台詞はここで発せられたものだったのか!
 
と思いきや これは後世の脚色で

到着地がパリであったことすら分からず、

第一声は「英語を話せる人はいませんか?」説と「トイレはどこ?」説が。。。

どちらにせよ 「翼よ、あれがパリの灯だ」という名台詞は幻だったようです。
 

●航空会社のアイデア●

 

その後も リンドバーグは 夫妻で日本の北海道や大阪、福岡にも立ち寄ったり

世界中を飛び回っていたそうです。

現在の新型コロナ禍では なかなか難しい世界旅行のフライトですよね。。
 
まだまだ日本では緊急事態宣言が発出されている地域も多く、

感染者数は高止まりを続け 海外旅行どころではないといった現状で

航空会社の経営不振は深刻です。
 
しかし 航空会社各社も 様々な取り組みをしています。
 
全日本空輸では 国際線で使用していた機体を

なんと結婚式場として提供するという

機内ウエディングプランを期間限定で募集しました。
 
ボーイング777-300ER型機

駐機しているボーイング777-300ER型機の飛行機の中で

最大30名のゲストを招いての結婚式には

現役CAのオリジナル機内アナウンスや生演奏もあり、

飛行機が大好きなカップルに大好評だったそうで

あっという間に募集は終了してしまいました。
 
利用していない国際線の機体で 一日1組の挙式料金約155万円は

航空会社にとって非常に有効活用ですし

航空ファンのカップルにとっては 飛行機1機まるごと貸切という貴重な機会はないので

お安いくらいかもしれませんね。
 

 

また

機内食を担当するANAケータリングサービス

ピーク時には成田と川崎の2工場合わせて1日約3万食の機内食を製造していたにもかかわらず、

新型コロナの影響で1〜2割程度に落ち込んでしまったといいます。
 
そこで 和食、洋食、子供用の3種類の機内食をネット販売してみたところ

これが大ヒットになり、すぐさま完売となり

家庭でも フライト気分を味わいたいという人が多いことがわかります。
 

 
日本航空でも 新型コロナ禍ならではの企画を実施しています。
 
普段一般の人には見ることができない成田空港の裏側を見学できるツアーが人気とのことです。

それは

駐機場周辺の航空管制を行う管制塔「新ランプタワー」の研修室や

第1ターミナル前にあるA滑走路の超至近距離にある「消防西分遣所」では

普段は見られない至近距離からのアングルから飛行機の離着陸を見られたり、

空港用の消防車も見学するマニアのみならず楽しめそうなツアーですよね。
 
旅行や仕事など 移動の手段として利用することが多い飛行機ですが、

離着陸が同一空港の「遊覧フライト」も楽しめそうです

それは 通常のフライトとは異なり、高度約5000メートルで飛行するため、

遊覧フライトならではの 眼下に近い富士山や日本アルプス等の景色を楽しんだり、

3時間半かけて西日本を一周するといったプランも。
 
現在もまだ多くの国で人の移動は制限され、

航空業界は大打撃を受けています。

しかし こうしたコロナ禍ならではのアイデア溢れる企画が

いっそう私たちを驚かせ、楽しませてくれるのではとも感じます。
 
 

岩瀬運輸機工なら大型精密機器も安心の運搬です。詳しくは《こちら》から

逆走車に注意


こんにちは。

自粛の大型連休が終わりましたが、5月末まで緊急事態宣言が延長されたことで頭を抱えている人も多くいらっしゃると思います。高齢者のワクチン接種もはじまりましたが、各地で混乱が相次ぎ一般の人たちの摂取はいつになるのやら…と待ち遠しいです。

 

ここで世界のワクチン接種事情をご紹介します。
ワクチン先進国アメリカでは人口の5割近い人が少なくとも1回接種しています。ドーナツチェーン店のクリスピークリームドーナツでは、ワクチン接種を呼びかけるため、ワクチン接種記録を提示した客にドーナツを1つ無料で提供するキャンペーンを始めました。

 

イタリアでは12月末からはじまり、ワクチンは無料で誰でも受けられ、接種の義務はないとのことです。ワクチン接種や検査での陰性を証明する「グリーンパス」を発行し、携帯していれば行動制限が厳しい地域にも移動できるようになります。

このように世界中で集団免疫獲得のために工夫をしています。

 

 

さて今回「逆走車に注意」をテーマに挙げ、現在国道などで急増している逆走車への対策を特集します。近頃ニュース番組でも国道で逆走している車や自転車を見かけることが多く、それによる事故も珍しくありません。

 

 

<高速道路での逆走事故が起きる理由は?>

逆走は高速道路や自動車専用道路のインターチェンジやジャンクションで多く発生しています。高速道路に入る場所を間違え、出口から入ってしまい逆走になるのです。そのため逆走をしてしまった人の多くは故意や過失でなく単に道を間違えたという理由が多いのが現状です。

 

またNEXCO東日本によると、高速道路の逆走は66%が高齢ドライバーによるものといいます。高齢で判断力や認知機能が低下してしまうと、咄嗟の時にその判断が出来ず、ミスを回復させようと逆走につながる運転してしまうケースが多いです。

 

こうした事故を減らすために各自治体・警察庁は高齢者ドライバーへ、免許返納の呼びかけを行っています。高齢者ドライバーの運転能力を把握するため、高齢者安全運転診断センターや講習会などもあります。こちらも活用してみてはいかがでしょうか。

 

 

<逆走車を見つけたら>

高速道路を走行していて逆走車両に遭遇したら速度を落とし、車間距離をしっかりとって、前方に注意して走行しましょう。同乗者がいれば110番に通報してもらいます。同乗者がいない場合は、最寄りのサービスエリアやパーキングエリアにある非常電話から通報しましょう。(運転中の電話は危険です)

 

 

 

<自転車の違反行為にも注意>

コロナ禍で人との接触が少ない自転車に人気が高まっています。自転車乗車率が増えたことに伴い自転車事故もまた急増しています。高速道路では歩行者や自転車は立ち入りできません。

 

自転車で進入してしまう原因のひとつとして、ナビアプリによる自転車の誤進入があります。自転車モードにすると高速道路に誘導されるというのです。最近ではデリバリーサービスの需要も高まることからこうした危険走行も相次いでいます。

 

 

高速道路や自動車専用道路上で自転車や歩行者などの立ち入りを発見したら、110番か道路緊急ダイヤル「#9910」へ通報しましょう。焦らずに落ち着いて行動しましょう。

 

岩瀬運輸機工なら大型精密機器も安心の運搬です。詳しくは《こちら》から

 

 

 

 

新型コロナの影響~薬の日とワクチン輸送1


 
皆様はどのようなゴールデンウィークをお過ごしでしたでしょうか
 
緊急事態宣言が発出されている地域にお住まいの方々にとっては

昨年同様に巣ごもり休暇となっていたという方も少なくないでしょう。
 
とりわけ 小さなお子さんがいる家庭にとっては

こどもの日」の過ごし方に 工夫されたり 苦戦されたという話題を耳にしました。
 
5月5日は その「こどもの日」ですが

実は「薬の日」でもあるのをご存知でしたでしょうか
 
全国医薬品小売商業組合連合会(医薬全商連)が1987年(昭和62年)に

「薬の日」と制定したのですが、実はもともと日本古来からあった記念日でした。
 

●薬の日●

 

さかのぼること611年5月5日、奈良県の兎田野(うだの=現在の宇陀市)という地で

推古天皇は 百官(役人)を率い「薬狩り」を催しました。
 
これは 日本最初の薬草採取の記録として「日本書紀」にも記され

「薬狩り」はその後、恒例行事となったことから、

この日を「薬日(くすりび)」とされたそうです。
 
当時の「薬狩り」では

男性は鹿を狩り、女性は薬草を採取しました。

鹿狩りは、鹿肉を目的としたものではなく、

鹿の角が 鹿茸(ろくじょう)と呼ばれる生薬の一種になるためでした。

採取された薬草は 菖蒲や蓬などだったそうです。
 
現在でも「端午の節句」は「菖蒲の節句」とも言うそうです。

「こどもの日」には

邪気を祓い、子供の健やかな成長を願い、菖蒲のお風呂に入る風習がありますよね。
 

 
「こどもの日」と「薬の日」の関わり合いは 興味深いですが

なるべくなら 子供たちが 薬に関わることなく 健康に元気で成長してくれることが一番ですね!
 

●ワクチン輸送●

 

ゴールデンウィーク明けの日本各地では

依然として新型コロナの感染拡大が再び猛威をふるっており

ワクチン接種による沈静化が急がれています。
 
2021年2月12日 待望の新型コロナワクチン第1便、約37万回分が

ベルギー・ブリュッセルから、

全日本空輸の貨物便で成田空港に到着しました。
 
この時 届いたワクチンは ファイザー社のもので

輸送温度は-70度というこれまでのワクチン輸送温度とはかけ離れた低温設定で

輸送を担当することになった全日本空輸は その準備段階から大変苦労されたそうです。
 
私たちがケーキやアイスクリームをお店で買うと

保冷剤やドライアイスが同封されているように

このワクチン輸送にも ドライアイスによる保冷方法がとられました。
 
しかし、二酸化炭素を固めたドライアイスは、溶けると体積が750倍に膨らみ、

密閉すると破裂する危険もあるほか、二酸化炭素中毒を引き起こす恐れもあるため

機内に搭載できる容量は厳しい規定で制限されています。
 
既存の規定のままの容量では

大勢が待っているパーティーに 小さな小さなアイスクリームを1つ届けるようなものになってしまいます。
 

 
時間とコストを最大限考慮し、大量のドライアイスを必要とするワクチン輸送のために

安全性を重視した度重なる協議やシュミレーション等を経て

異例の容量の規定緩和を実現させました。
 
そして ワクチンのテスト輸送を行い、

そこから導き出された様々なデータを検証し

2020年12月に超低温のワクチン輸送の安全確認が完了しました。
 
こうして この2か月後に 第1便が無事到着でき、

今もこうしたワクチン輸送が粛々と行われています。
 
 

岩瀬運輸機工なら大型精密機器も安心の運搬です。詳しくは《こちら》から

新砂倉庫の出荷風景


つい先日、弊社が運営する新砂倉庫にて大切にお預かりしていた、お客様のお品物を出荷致しました。

 

弊社では、安心安全な運搬はもちろん、お客様のお荷物をお預かりする場合も、細心の注意を払って丁重に保管、包装しております。

 

精密機器や大型荷物など高いレベルのスキルを要求される輸送業務において、お客様からお預かりした様々な貨物を安全、確実に輸送、搬入、据付などの設置作業まで承っております。その長年培ったノウハウをもとに、倉庫での保管から輸送に関しても最適なソリューションをご提供させていただいております。

 

 

今回ご紹介した出荷作業も弊社にとっては大切な経験の一つです。安心しておまかせいただけるスキルとは、こういった作業の積み重ねから育まれていきます。
今後も私たちは、さらにお客様に安心してご利用いただけるよう、一つ一つのお仕事を丁寧に、真摯に取り組んでまいります。

 

京都支店 現場社員による名刺交換の練習


4月27日、京都支店の月例ミーティング時に現場社員による名刺交換の練習を行いました。京都支店では、営業社員のみならず、現場作業に従事する社員もお客様と積極的なコミュニケーションを交わすことで、次回のお仕事に繋げて行く取り組みを進めています。

 

 

今回は、実際にお客様と名刺交換をさせて頂く際に、失礼の無いよう、マナーなどの再確認の意味も含めての練習となりました。京都支店の現場社員は全員が自分の名刺を所持していますので、こうした研修を定期的に行っております。

 

お客様に対する思いやりと感謝の気持ちを忘れず、より一層業務に励んでまいります。